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    ありがとう

    さくらの

    TRAINING新刊の感想マロいただけたのがあまりにも嬉しくてテンションぶち上がって生まれたSS。支部に収めるには短いかも?と思ったのでとりあえずこちらに格納。本当にありがとうございました感想もらえるってうれしすぎるな!!!!
    【こへ滝】恋は閃きのように「聞いてください七松先輩!」
     目の前で、整った形の唇が、ぐだぐだと中身のない話をこぼし続けている。
     珍しいことに最初は弱気な愚痴だったので、そうかお前でもそういう事があるかと頷き聞いていたのだが、いつの間にか立ち直ったようで、いまは先日の四年生内での得意武器勝負でいかに華麗に勝利を収めたかという話になっていた。
     兄弟が多いせいか煩いのには慣れているが、これをただ聞き続けるのも退屈である。
     ふと喋り続ける滝夜叉丸の右目の下、頬骨あたりの皮膚が、一筋白くなっているような気がした。なんとなく気になって、むに、とその頬を掴む。よくよく目を近づけてみれば、古い傷跡のようだ。おそらく戦輪の練習中にでもつけたのだろうが、せっかくこれだけ手触りの良い肌なのだから、長次のように大きな傷がつかねば良いがと思った。ついでに、その頬を両手で挟んでむにむにと揉む。
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    なごみうた

    TRAININGコミカライズ公開の日程&アーティストのお顔お披露目されたので嬉しくて書いちゃった(おやつとは関係ない話だけど)デート回(間違いではないよな…?)の時に和哉がめちゃくちゃ悩んでわりと可愛いパーカー着てたのが好きで…お気に入りなのかな?🤔付き合ってからもデートの時にたまに着てほしいな〜っていうオタクの願望(※デート前のシーンのみ)三人称難しいな。多岐瀬いつも視点貸してくれてありがとう…🙏
    (同棲軸)和哉が響とのデートの服装で悩む話久しぶりに休みが被り、明日は二人揃って出かけられるな、などと昨日一緒にベッドに入った時に会話を交わし和哉より早く目覚めた響は、朝食の準備をし淹れたてのコーヒーを注いだカップを傾けながら、今日のデートプランについて改めて思いを馳せていた。

    和哉が気になっていると言っていた近所に最近できたオシャレなカフェでお茶をして、図書館や美術館に赴き今後の創作活動に必要な資料集めや創作の参考になりそうな作品を鑑賞したり…——そう物思いに耽る響の意識を突如として破ったのは和哉の「決まんね〜!!」という叫び声だった。



    「起きたのか?朝食、できてるから起きたのなら早く準備しろ」
    「あ、おはよう響…うん、もうちょい待ってくんねぇ…?今日着てく服が決まんなくてさ…」
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