きぬ
Re_3390
DOODLEろくな絵も描けず自家発電もできぬ身でフィルタリングを掻い潜ってなんとか閲覧可能な僅かな個人サイトの中からこれまた限られた条件の短文を漁って飢えを凌いだ中学の頃のわたしという亡霊を供養するために描いた 清→リク 信仰といっても過言ではない清→若(夜)はもちろん好きだし、そうと知らずに昼若と雑に絡むのも好きじゃ 夜と昼がイコールでつながった後の関係もすきじゃ そうだったんじゃ ロングロング顎 2ぬのさと
DONE「なつはきぬ」(完了)と読みます。「なつはこぬ」(否定)ではありません。暑いので、ふんわり怪談風味で現代AUの忘羨です。
夏は来ぬ 夏の青空に浮かぶ真っ白な雲のように、白い日傘はまぶしかった。白いワンピースからのぞく、すんなりとした白い手足。長い黒髪をゆるく束ねる白いリボンが、黒髪とともに揺れた。
日傘がくるくると回る。
断崖になっている岬の端に立つ白い少女は、海からの突風に日傘を吹き飛ばされた。
「どうぞ。壊れていないよ」
魏無羨は風にあおられて足もとまで転がってきた日傘を、少女に手渡した。絹糸の黒髪が乱れ、白く長いリボンとからまっている。華奢な指がもつれた髪を押さえた。
「大丈夫? 手伝おうか?」
少女は顔を上げた。のばした魏無羨の手が止まった。
古びた硝子のような虹色を帯びた薄黄色の瞳に、つきりと魏無羨の胸が痛んだ。
「あの丘の上のお屋敷に静養に来ているんだってよ、もう何年も前から――」
2464日傘がくるくると回る。
断崖になっている岬の端に立つ白い少女は、海からの突風に日傘を吹き飛ばされた。
「どうぞ。壊れていないよ」
魏無羨は風にあおられて足もとまで転がってきた日傘を、少女に手渡した。絹糸の黒髪が乱れ、白く長いリボンとからまっている。華奢な指がもつれた髪を押さえた。
「大丈夫? 手伝おうか?」
少女は顔を上げた。のばした魏無羨の手が止まった。
古びた硝子のような虹色を帯びた薄黄色の瞳に、つきりと魏無羨の胸が痛んだ。
「あの丘の上のお屋敷に静養に来ているんだってよ、もう何年も前から――」
kuramamarutengu
DONEPixivに載せていたふぁぼりつでキャラのあんな顔こんな顔(途中まで)をこちらにもアップ!Twitterで30までふぁぼりつを頂いてましたのでまた少しずつ再開出来たらと思っております。取り敢えず描けたところまで‼️😊天外(第四)の夕能で 1.きほん、2.起きぬけ、3.はみがき、4.フロあがり まで。
前半はアナログで描いたのをアイビスで塗った物、後半はアナログのままの物です。 8