ちあき
yuinakdmt
DONE我が家の吸血鬼紅千のまとめ。短編のつめあわせです。
短編1話と2話
(2話目のおまけが長くて若干えっち匂わせあります。注意してね。)
※
『前世軸』吸血鬼紅郎×人間千秋
○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間千秋で同棲してる。
〇若干強気なチアキがいます。
吸血鬼紅千の短編2編詰め。『現代軸』吸血鬼紅郎×人間チアキ
○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間チアキで同棲してる。
〇前世で恋人だった吸血鬼紅郎と人間チアキ
○千秋に前世の記憶は無い。
①
紫煙と戯れ
(紅の喫煙描写があります。)
薄闇の中で、橙が灯った。
微かに紙の燃える音を添えてそれは光を増す。それから弱まり光はゆっくり物陰に隠れてしまった。燻した木屑の匂いが濃ゆくなりその発生源である彼の唇に触れる。
自分の寝起きの温い指先と彼の冷たい唇の温度差に眠気が霧散していく。ふにと感触を堪能すれば笑ったのか吐息が指先から感じられた。
「これじゃあ続きは吸えないな」
そう笑ってパクリと指を咥えられてしまった。
冷たい唇の咥内は温かく、その中でも一際熱くて柔いそれを興味本位で奥に押し込めばグェと噦いた声がして今度は俺が笑ってしまった。
2591○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間チアキで同棲してる。
〇前世で恋人だった吸血鬼紅郎と人間チアキ
○千秋に前世の記憶は無い。
①
紫煙と戯れ
(紅の喫煙描写があります。)
薄闇の中で、橙が灯った。
微かに紙の燃える音を添えてそれは光を増す。それから弱まり光はゆっくり物陰に隠れてしまった。燻した木屑の匂いが濃ゆくなりその発生源である彼の唇に触れる。
自分の寝起きの温い指先と彼の冷たい唇の温度差に眠気が霧散していく。ふにと感触を堪能すれば笑ったのか吐息が指先から感じられた。
「これじゃあ続きは吸えないな」
そう笑ってパクリと指を咥えられてしまった。
冷たい唇の咥内は温かく、その中でも一際熱くて柔いそれを興味本位で奥に押し込めばグェと噦いた声がして今度は俺が笑ってしまった。
kanatta0806
DOODLEちょっと怖いと思っていた検査、もうお兄ちゃんだもんね、ってはじめてひとりで検査室にいくんだけど、検査始まる直前、ヒーローのソフビを看護師さんが預かったとたんに涙があふれてきちゃったちあきくん(7さい)yuinakdmt
DONE『現代軸』吸血鬼紅郎×人間千秋○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間千秋で同棲してる。
〇前世で恋人だった吸血鬼紅郎と人間チアキ
○千秋に前世の記憶は無い。
(前回の書きかけ完成するより先にこっちがかけてしまったので。)
ヴァンパイアパロの紅千の千秋誕。『現代軸』吸血鬼紅郎×人間千秋
○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間千秋で同棲してる。
〇前世で恋人だった吸血鬼紅郎と人間チアキ
○千秋に前世の記憶は無い。
『なぁ、…毎年お前が俺の誕生日を祝ってくれ!約束だ』
暖炉の前に並べたケーキを眺めながら言う彼。こちらを見ている彼は嬉しいはずなのに泣いていた。そんなに泣くなよ。いい記念日なんだろう?何千回だって祝ってやるさ。といえば『そんなに、長生きできないぞ』と笑ってケーキを一口食べた。
なんで、あの時一緒に生きてくれって言えなかったんだろう。でもそれをお前が望んでなかったから俺はそれを飲み込むしか出来なかった。でも、俺はお前の傍で隣で何千回だって祝ってやりたかったよ。
975○ほぼ不死の吸血鬼紅郎と人間千秋で同棲してる。
〇前世で恋人だった吸血鬼紅郎と人間チアキ
○千秋に前世の記憶は無い。
『なぁ、…毎年お前が俺の誕生日を祝ってくれ!約束だ』
暖炉の前に並べたケーキを眺めながら言う彼。こちらを見ている彼は嬉しいはずなのに泣いていた。そんなに泣くなよ。いい記念日なんだろう?何千回だって祝ってやるさ。といえば『そんなに、長生きできないぞ』と笑ってケーキを一口食べた。
なんで、あの時一緒に生きてくれって言えなかったんだろう。でもそれをお前が望んでなかったから俺はそれを飲み込むしか出来なかった。でも、俺はお前の傍で隣で何千回だって祝ってやりたかったよ。