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    なると

    bktous

    DOODLE九十九て薨星宮でおにいたんのことどう思ってたんかなぁ。苛立ちみたいなものもあったりしたのかなって。弟と向き合う事もなく死を選択する事に寛容になれないっていうか。そうあるべきとそうしたいは違うじゃんていうか。

    九十九の怒りの1つに停滞っていうんかな 変わろうとしなかった、向き合おうとしなかった事への怒りみたいなもんもあるんかなと思って。 天元や高専の上層部が1番だけど、甘んじて受け入れた過去の星漿体にも苛立つものがあったのかもと 声が聞こえるなら猶更(世界と自分を天秤にかけて苦しんだことを蔑ろにする気はないし、自分が正しいとも九十九は思ってないと思うんだけど、間違ってるとも思ってないから元星漿体として答えを見つけようとしてるのもあるのかなと思っており…)

    我慢するより夏油みたいに闇落ちを選択する方が九十九にはよっぽど健全なんじゃないか(肯定するわけではなく) だから弟や母の為とか言ってるおにいたんに納得いってないような顔してたのかと思って(ひとりっ子だし(?)) 自分の怒りをけんパにぶつけてけんパの皮1枚でも剥ぐおにいたん見たら最高だぜ!にそりゃなると思うし全部傾きすぎな私の考えな気もする。

    nami730730

    DONE冷静になると書けなくなる思い、勢いで書ききったので変な所あるかもしれません…
    強火幻覚の同時空のさらに同時空の世界で、一部のセリフをお借りしました🙇‍♀️
    黄昏時の泡沫の夢広い日本庭園、テレビや教科書でしか見たことのないような趣のあるお屋敷、薄暗い室内から見える空の色は黄昏時で、地平線の黄金色から徐々に宵闇の濃い青色へとグラデーションを織り成していた。
    夏の終わりの夕方のようなまだ熱気が残る風が吹いたかと思えば、今度は秋の夕暮れのように目が眩むような西日と共にどこか物寂しい風が吹き抜ける。
    どこか、何か、説明しようのない違和感が、ここが人間の居るべき世界ではない常世と現世の狭間の世界である事を直感的に感じさせていた。



    その日、鳥月は神野悪五郎の邸宅に招かれた。招かれたと言っても半ば強引に、人さらいと間違えられてもおかしくないような状況だった。
    いつもと変わりなく西東京妖怪公園での日勤を終え、帰宅の途につこうとしていたまさにその時、神野の配下である武者髑髏達が装飾の施された立派な駕籠を担いで現れたのだ。呆気にとられた鳥月をよそにあれよあれよと駕籠に押し込められ気がつけば空の上。ともに退勤し、すぐ間近に居たはずの同僚達の慌てふためく騒がしい声がはるか下の地上から聞こえてきたが、それもだんだんと聞こえなくなっていった。
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