ぴゅん
さいさい
PROGRESS途中のどっか ピュンパ復帰Distiller(仮)-5「……どこだ……ここは……?」
目を開くとどこか暗がりに安置されていることが解った。半身を起こし周囲を確認したが、見覚えのない場所だった。照明の落とされたサーバールームに冷たい風が循環している。暗闇の中で電源の入っている筐体は少ない。倉庫なのだろうか。
両隣を見ると同じようにレヴィアタンとファーブニルが横たえられ、何十本となくケーブルが繋がれている。そのケーブルは複雑に絡んだ状態でどこかの隙間に入り込んでいる。
「おい、起きろ、起きてくれ……」
揺すり動かしても両名ともまるで反応がない。壁の辺りから何か削れるような音が聞こえた気がして慌てて手を放す。読み取りか書き込みか、あるいはその両方なのか、差し込まれたケーブルを通して何らかの通信が行われているらしい。繋がっている機材が動くということは、少なくとも生きてはいる。
1496目を開くとどこか暗がりに安置されていることが解った。半身を起こし周囲を確認したが、見覚えのない場所だった。照明の落とされたサーバールームに冷たい風が循環している。暗闇の中で電源の入っている筐体は少ない。倉庫なのだろうか。
両隣を見ると同じようにレヴィアタンとファーブニルが横たえられ、何十本となくケーブルが繋がれている。そのケーブルは複雑に絡んだ状態でどこかの隙間に入り込んでいる。
「おい、起きろ、起きてくれ……」
揺すり動かしても両名ともまるで反応がない。壁の辺りから何か削れるような音が聞こえた気がして慌てて手を放す。読み取りか書き込みか、あるいはその両方なのか、差し込まれたケーブルを通して何らかの通信が行われているらしい。繋がっている機材が動くということは、少なくとも生きてはいる。