まと
白川もひゃろく
完毕ウェブイベの作品まとめです。企画メインビジュアル、提出作品、ミニアイコン。パズコレドクマリスタート画面イメージのメインビジュアル、イースター没絵の提出分、企画2日前に滑り込みで制作したアイコン…。どれも思い出深いなあ。
楽しい企画ができてとても嬉しかったです! 4
nabezoko
训练落書きとか練習とか没コマとか1枚目 いい感じに実力を盛ってくれるペン探し
2枚目 淫魔漫画お買い上げ感謝お絵描き
3枚目 没コマ供養 後頭部気に入ってたので そんなこともある
4枚目 龍を扱う国営事業で職場恋愛的なイメージの落書き 4
zeppei27
完毕なんとなく続いている主福のお話で、単品でも読めます。七夕を楽しむ二人と、夏の風物詩たちを詰め込んだお話です。神頼みができない人にも人事を超えた願いがあるのは良いですね。>前作:昔の話
https://poipiku.com/271957/11735878.html
まとめ
https://formicam.ciao.jp/novel/ror.html
星渡 折からの長雨は梅雨を経て、尚も止まぬようであった。蒸し暑さが冷えて一安心、と思ったが、いよいよ寒いと慌てて質屋に冬布団を取り戻そうと人が押しかけたほどである。さては今年は凶作になりはすまいか、と一部が心配したのも無理からぬことだろう。てるてる坊主をいくつも吊るして、さながら大獄後のようだと背筋が凍るような狂歌が高札に掲げられたのは人心の荒廃を憂えずにはいられない。
しかし夏至を越え、流石に日が伸びた後はいくらか空も笑顔を見せるようになった。夜が必ず明けるように、悩み苦しみというのはいつしか晴れるものだ。人の心はうつろいやすく、お役御免となったてるてる坊主を片付け、軒先に笹飾りを並べるなどする。揺らめく色とりどりの短冊に目を引かれ、福沢諭吉はついこの前までは同じ場所に菖蒲を飾っていたことを思い出した。つくづく時間が経つ早さは増水時の川の流れとは比べるまでもなく早い。寧ろ、歳を重ねるごとに勢いを増しているかのように感じられる。
3654しかし夏至を越え、流石に日が伸びた後はいくらか空も笑顔を見せるようになった。夜が必ず明けるように、悩み苦しみというのはいつしか晴れるものだ。人の心はうつろいやすく、お役御免となったてるてる坊主を片付け、軒先に笹飾りを並べるなどする。揺らめく色とりどりの短冊に目を引かれ、福沢諭吉はついこの前までは同じ場所に菖蒲を飾っていたことを思い出した。つくづく時間が経つ早さは増水時の川の流れとは比べるまでもなく早い。寧ろ、歳を重ねるごとに勢いを増しているかのように感じられる。