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    みかん

    Dochi_Kochi28

    DOODLEちょっと書いてみた、「FF11 竜騎士ジョブ取得クエスト」のお話です。
    なるべく原作寄りにしていますが、ちょっとだけ変えてあります。

    FF11のミカン好き…竜騎士様に捧ぐ。
    大きな大きなお山がいっぱいある中に、ひときわ大きな大きな竜の骨がありました。

    その骨のちょっとしたくぼみには、今、ふしぎなふしぎな卵がのせられていたのでした。

    「この卵は、ドラゴンの卵かもしれません」
    そう言われた一人の冒険者は、見つけた卵を孵すべくこの大きな竜の骨に来ていたのです。

    まだかな?まだかな…と冒険者は不思議に思いながら、待ち続けました。卵は持ってくる間不思議に暖かいままでした。


    ぱき!ぱきぱき…
    卵が割れる音と一緒に振り向くとそこには、お空みたいに青い色をした体の小さなドラゴンが殻を破っていました。
    不思議なことに、このドラゴンは生まれて間もないと言うのに、自分の翼で空に飛び上がっていたのです。

    でも、すぐにドラゴンは地面へと叩きつけられてしまいました。

    悪い騎士がドラゴンの血を欲しがって、生まれたばかりのドラゴンを剣で切りつけてしまったのです。


    冒険者はすぐにドラゴンの手当てをしました。幸いにも、ドラゴンの傷は深いものではありませんでした。

    そうして駆けつけてきた竜殺しの騎士と一緒に悪い騎士を追いかけました。

    冒険者の背中には怪我をしたドラゴンがい 1132

    tknk_bl

    MOURNING年末に書いたこたつでまったりする現パロ猗窩煉です。完結の予定がないけどみかん食う猗窩煉見て欲しいのでアップします。めちゃめちゃ中途半端に終わってます。年の暮れ、午後3時頃。ストーブで十分に温まった居間の中央に置かれたこたつに、2人は向かい合って座っていた。

    年末の特番をぼんやりと眺めながら、特に内容の無い会話を繰り返して時が過ぎて行く。時折微睡んでは意識を取り戻して、またテレビを眺める。

    そんな穏やかで何気ない日常が何よりの非日常だった。だからこそ、こうして時間を消費してしまうことがどこか惜しくも感じる。

    何か仕掛けてやりたくて、猗窩座は突然こたつから這い出て立ち上がった。
    杏寿郎は相変わらずテレビで流れているお笑い番組に時々ふふ、と笑い声を漏らしながら眠そうに目をこすっていた。

    動かないとわかると、この場で仕掛けてやるしかなくなる。杏寿郎が座って潜り込んでいる横にわざわざ並んで座った。

    「……何をしてるんだ」

    「何がだ」

    欠伸をひとつしながら、狭い、と身を寄せるが、それを好機とばかりに体をねじ込んで居座る。

    「……なんでこっちに来るんだ」

    「この方が温い」

    そう言いながら、ぴたりと身を寄せ合う形で同じ位置に納まる。足元だけでなく、密着したところから広がるお互いの温もりで全身が温かくなってくる。

    しばらくはそう 1817