アイリス
そまふみ
DONEリディアくんことファジー・ホープくんのプロローグ。やおちゃんちのアイリスちゃんとのルートを想定しています。匂わせ程度に。
玉兎の前口上 月からやってきたかぐや姫は、老夫婦に拾われて幸せに育った。
でも、月から落ちた、お姫様でもなんでもない、ただの兎は──どうなるのだろう。
ぼくの目が異常だと気づいたのは、随分と小さな頃だった。夜のお仕事をしている時、ぼくが見つめた人が倒れてしまったのだ。
原因はわからなくて、解決法も不明。でもぼくはなんとなく、「ぼくの目のせいだ」とわかってしまった。
それから、人と目を合わせないようにして生活していた。どこから話を聞きつけたのか、ヴィクトルさんがぼくを拾うまでは。
ぼくは、かぐや姫の呪いつき。目を合わせた人の精神を、月の狂気に接続するもの。そういう目で、そういう体。
直接的な戦闘能力はないけれど、足止めには十分で……ただ、生かしておく必要がある時にはぼくの力は重すぎるから、お留守番になることも多かった。
609でも、月から落ちた、お姫様でもなんでもない、ただの兎は──どうなるのだろう。
ぼくの目が異常だと気づいたのは、随分と小さな頃だった。夜のお仕事をしている時、ぼくが見つめた人が倒れてしまったのだ。
原因はわからなくて、解決法も不明。でもぼくはなんとなく、「ぼくの目のせいだ」とわかってしまった。
それから、人と目を合わせないようにして生活していた。どこから話を聞きつけたのか、ヴィクトルさんがぼくを拾うまでは。
ぼくは、かぐや姫の呪いつき。目を合わせた人の精神を、月の狂気に接続するもの。そういう目で、そういう体。
直接的な戦闘能力はないけれど、足止めには十分で……ただ、生かしておく必要がある時にはぼくの力は重すぎるから、お留守番になることも多かった。
yotsuyu
DONE2024 卓用キャラ ディスプレイまとめ▼海も枯れるまで
▼サイバーレンジ・コネクション
▼アイリスからの恋文
▼凍湖で窮む呪草
▼ぬくいあんよの100g
▽deEpy*(6/19追加)
▽星へ至る棺(6/19追加) 13
そまふみ
DONEやおちゃんちのアイリスちゃんへ、自宅のリディアちゃんからプレゼントです。ちなみにアイリスちゃんの誕生日は5/14。遅刻だねえ。運び屋の誕生日「アイリスさん、お誕生日なんですよね。わたし、いっぱい考えて……これがいいかな、って思ったのです。受け取ってくれますか?」
その言葉と共に差し出されたんは、少し大きめのうさぎのぬいぐるみやった。黒い毛並みに青い瞳の、ふわふわの子。
「え、えへ……一目見た時に『似てるかも!』と思いまして……。もしよかったら、わたしだと思って可愛がってほしいのです」
「へえ、ほんまにええん? そんなん言うて」
「?」
ぱやぱやとした顔からは、警戒心もなんも感じられへん。それに苦笑しつつ、ぬいぐるみを抱きしめた。
「ありがとうなあ。大事にするわ」
267その言葉と共に差し出されたんは、少し大きめのうさぎのぬいぐるみやった。黒い毛並みに青い瞳の、ふわふわの子。
「え、えへ……一目見た時に『似てるかも!』と思いまして……。もしよかったら、わたしだと思って可愛がってほしいのです」
「へえ、ほんまにええん? そんなん言うて」
「?」
ぱやぱやとした顔からは、警戒心もなんも感じられへん。それに苦笑しつつ、ぬいぐるみを抱きしめた。
「ありがとうなあ。大事にするわ」
Rahen_0323
DONEカキツバタとアイリスとバトルの話。もとい卒業。ネタバレ、捏造、妄想、自己解釈注意。特に捏造妄想が激しいです。
kktbtの日参加作品12作目です!1〜11作目と繋がりは無いので単体で読めます!
kktbtの日最終日が来てしまいましたね……本当に毎日投稿してうるさかったかと思いますがとても楽しかったです。ありがとうございました。今後も勝手に暴れ狂いますのでよろしくお願いします。
祝辞あの長いようで短い冒険から、二年近くの時間が経った。
僕ハルトはブルーベリー学園での交換留学を終え、進級して未来を見据えて、友人達の卒業も見送って。
二年。当たり前だが、その時間によりまた新たな生徒の卒業が学園とオレンジアカデミー共に決まった。
ゼイユとネリネさんは先んじて。次にペパーや、オルティガくん達一部スター団。タロちゃんやカキツバタ先輩達ブルーベリー学園現三年生。知ってる人から知らない人まで、沢山の生徒が門出を祝われる。
……そう、カキツバタ先輩。僕が『ツバっさん』と呼び慕う、あの三回留年生。
どういう風の吹き回しか、彼もまた卒業することが決まったのだ。
それが報された時の友人達の驚きようといったら。混乱のあまり何度も何度も事実確認をする人も居た。微妙に失礼だけど、まあ気持ちは分かる。
12328僕ハルトはブルーベリー学園での交換留学を終え、進級して未来を見据えて、友人達の卒業も見送って。
二年。当たり前だが、その時間によりまた新たな生徒の卒業が学園とオレンジアカデミー共に決まった。
ゼイユとネリネさんは先んじて。次にペパーや、オルティガくん達一部スター団。タロちゃんやカキツバタ先輩達ブルーベリー学園現三年生。知ってる人から知らない人まで、沢山の生徒が門出を祝われる。
……そう、カキツバタ先輩。僕が『ツバっさん』と呼び慕う、あの三回留年生。
どういう風の吹き回しか、彼もまた卒業することが決まったのだ。
それが報された時の友人達の驚きようといったら。混乱のあまり何度も何度も事実確認をする人も居た。微妙に失礼だけど、まあ気持ちは分かる。