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    アルバ

    たこのまくら

    PAST本日キノコの日ということで、去年ヘッダー小説として書いたキノコ採りに行く一年生な六年生のお話。

    出演は伊作と文次郎。ほのぼのの皮を被ったちょっぴりブラックなコメディ。キノコといえばやはりアルバイトのキノコ採り回でアホの子全開だった文次郎と、生物毒には詳しかろう伊作…ということで出来たお話。
    そして受け継がれてゆく毒キノコ特化の同定眼…
    文次郎がその後暫くキノコを食べられなかったのは言うまでもない秋の実りに舌鼓を打つのはいいが、毒のあるものに気をつけるように。
    特にキノコの毒は洒落にならない上、相当に目の肥えた者でなけれは同定は難しい。キノコを採っても決してすぐに食べたりせず、必ず詳しい者に判断を委ねるように。

    はーい、先生!


    そんな先生からの忠告を胸に、忍術学園で初めての秋を迎える一年生は早速、親しい学友と共に裏々山でのキノコ狩りに勤しむ。
    幸い、今年の一年生の中にはキノコ同定に詳しい者が幾人もいた。
    図書委員会所属で食用キノコの知識も豊富なろ組の長次、同じくろ組で知識は無いのに神がかり的な感が冴え、毒か否かを瞬時に判断し違えたことのない小平太。
    そして…もう一人。

    「伊作ー!そっちはどうだ?また穴に落ちたりしてないかー!」
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    pagupagu14

    DONE泣かせない約束/ビラルル(ワンド)
    2ビラールエンドから少し経ってからの未来に戻ってきてくっついたビラルル+エストのお話。エストはルルに対する感情は友情のみです。それでもこういうお節介焼いてくれるのはエストかアルバロしか思いつかなかったよ。ビラールエンドエピローグor2fdに行くまでの過程の話書きてぇ〜〜〜〜
    泣かせない約束 「エスト!」
    突然、エストの姿を見つけたルルはそのまま駆けていき…エストの手を握った。
    「ルル!?」
    「エストのおかげで本当に助かっちゃった!ありがとう!」
    「…ああ、この間の。ということはあるべきところに収まったようですね、ルル。ビラール。」
    「ええ」
    「…まあな。」
    「では、これは僕からの選別です。レーナ・アンブラー……ーー」
    「っ!?」
    エストが唱えた瞬間、私の体に重力がのしかかり私は立っていられなくなってしまう。
    「ビラール!?」
    「お灸ですよ、ルル。止めないでください」
    「で、でも…っ」
    「大丈夫だ、ルル…止めなくていい」
    それでもルルの不安そうな顔は変わらず私は苦笑いを浮かべた。
    「ラギに聞きました。まあ、ラギに聞かなくても分かることですか…ルルを泣かせ、悲しませたのだと。その理由がビラールなのだと」
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