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    エロい

    mariko15kattun

    DONEいくつだったか(30?)RTがあったらエロを書くというあれ、当然自分の思うエロしか書けないので、人様には生ぬるくても、自分なりのエロを、とトライしていたつもりだったんですが、さすがにこれはエロじゃない😅そこを書けよ、書くんだよ!という仕上がりになってしまったので、改めて挑戦します。
    でも、これはこれで書けたので😅
    〇服って、エロいアイテムだと思うんですけど、前に書いたな、これ😅
    闇を打ち払って ホテルに戻ってきた勇利は、まるで世界の破滅を目撃してきたかのように、憔悴しきっていた。暗い表情に血の気はなく、いつもくるくると動いている、俺の大好きな瞳は光を失い、どこを見ているのか判らない。もしかしかすると、何も映してはいないのかもしれない。
     常に美しい姿勢で、きびきびと動く彼は消え失せ、肩を落とし、ぼんやりドアの向こうに佇んでいる。この様子で、よく戻ってこれたものだ。こんな風になるのなら、たとえ騒ぎが起きても、葬儀場までついて行けばよかった。己の失策に、ギリと歯ぎしりをひとつ。
     でも、どんな状態であろうとも、無事に帰り着いたことに安堵し、俺は彼の背に手を添え、入室を促した。
     そうだ。長谷津でヒロコに教えて貰った。葬儀から戻ったときは、部屋に入る前に塩で身を清めるのだと。
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    bocchi_takagi

    MOURNINGnotすけべでエロい趙さん書こうと思ったんだけど難しくて頓挫した。
    すけべじゃないエロチャレンジ 誰が言ったかはもう過去のことで、大事なことは目の前にある事実だけである。横浜流氓の元総帥、趙天佑は女から見ても、男から見ても大変色気のある男だ。異人町にある中華マフィアの総帥ともなれば、おいそれと近づくことはできず、一般市民であれば闇を煮詰めたような世界と関わることすらしない。ただ偶然が重なり、彼のそばに近づいた者は口々に言うのだ、彼からとても「良い匂い」がする、と。
     一口に匂いと言っても、鼻を掠めるような香水であったり、風呂上がりの優しい石鹸の香りであったり様々だが、人々が口にするのはそれらであって、そのいずれでもない。見えないはずの匂いが時に色となって現れる。
     それを助長させているのは恐らく、彼特有の話し方が一端を担っている。気だるそうに間延びした言い回し。それでいて放たれる言葉は刃の様に鋭く、音となり首元に突き刺してくる。懐に入り込まれそうな懐っこさを見せたかと思えば、地鳴りを起こしそうなほどの低いではないのにドスの聞いた圧のある響き。彼自身、総帥という立場に対して自信なんてものはないのだが、傍目に見れば収まるべくして収まったとも言うべき器量の高さ。艶めいているように見えるのは贔屓目だろうか。
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