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    オキ

    たつき

    DOODLE今後出す予定のリンぐだ全年齢小説本から書き下ろしを書けてるお見せします。
    本当に短いです。
    こちらだけはイベント終了後非公開にします。

    追記
    ちょっと書き直しになったから供養がてら公開しておきます。
    本が出るときには消すかも。
    君は悪夢になり得ない 彷徨海カルデアベース。深夜1時を回った頃、眠る藤丸立香のマイルームに蠢く影があった。その大きな影はゆるゆると立香に近づき、黒ずんだ手を伸ばす。眉根を寄せて脂汗を浮かべる立香を拭うと、うっすらと笑みを浮かべて影は……蘆屋道満は何かを唱え立香の夢の中に潜っていった。
     立香は毎晩悪夢を見ていた。そのきっかけは妖精国で見せられた失意の庭だが、その不安自体はそれ以前から立香自身が抱えていたものに他ならなかった。今日も立香は夢を見る。
    「これでキミも『予備』に戻れる!」
    「もう無理に頑張らなくていいんだって」
    「事件解決後、キミの目の前に広がっているのは何もかも壊れた後の、絶望的な地球の姿だ」
     仲間達から立ち止まるよう言われる優しい悪夢。今までがむしゃらに走り続けてきた人類最後のマスターにとっては何よりも苦しい要求だった。それでも、と彼女が立ち上がれる人間であったとしても、毎夜夢に見る度に少しずつ心はすり減っていく。一度傷のついた心は決して元には戻らない。眠ること自体を敬遠するようになるも、マスターとして万全を期すためには眠らなくてはならないと言うジレンマ。ここ最近の立香がノイローゼ気味だったことに気付かない者は少なかった。
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    DOODLETwitterと支部には上げてたけど、こっちにも保管庫として置いておきます。
    ブレーザー世界の防衛隊、とあるモブ隊員の会話
    ウルトラマンの正体を薄々感づいてしまうモブたちのお話

    そりゃ重要な作戦行動中なんだし、通信記録はどこかに残されてると思う。しっかり見たら、気付くはず。
    ウルトラマン現出時に限って通信に居ない隊員が一人いることに。

    ウルトラマンブレーザー本編及び劇場版後のお話です。
    ある日の防衛隊、休憩時間の仮眠室「最近さ、俺思うんだ。ブレーザーって普段どこで何してるんだろうって。」
    「いきなり何?」
    「だって、怪獣現出時だけだろあいつが観測されてるのって。」
    「そりゃぁ宇宙人だし?宇宙にでもいるんだろうよ」
    「俺はレーダー観測員だ。探してたよしょっちゅう。でも地球付近の宇宙域をどれだけ探しても居ないんだ。」
    「あー、確かに。いつも飛び去る時に大気圏出るかでないかの辺でレーダーロストするなぁ」
    「だろ?普通はあの巨体を見失うなんてあり得ないんだよ。」
    「飛び去るフリをして実は地上に潜伏してる…とか?」
    「50mの巨人が?いやそれは無いだろ、絶対誰か気付くって。」
    「…小さく…なれるとか」
    「お前さぁ、質量保存の法則って知ってる?」
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