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    オリジナル

    ひまつぶしエンジェル

    DONE2025/3月 大聖堂イベ オリジナル小説依頼枠
    まちちゃん(500pt)
    「悲しい大人っぽいラブストーリー」

    大人ってことは将来を見据えてるってことだと思うので、そうゆう感じで書きました!ラブかなぁ??
    まちちゃん「夢見」 「ねえそれまだあるってー。買わなくていいってば。」
     「お前ストックって考え方はない訳??あった方が安心だろー。」
     
     スーパーの調味料売り場で、ぶーっと不満気な顔をする私を無視して、彼は笑いながらマヨネーズをカゴの中に入れた。
     
      「私の家のストック増やしてどうすんのよ、もー。」

     カゴの中のマヨネーズを持って、棚に戻す。

     ――――
     
     パチリと目を開いた。
    自分の部屋の天井が見えて、あぁさっきのは夢だったんだ、と理解する。
     夢の中でまで、軽くとは言え喧嘩するなんて。でももう彼に合わせてマヨネーズをストックすることもないし、彼のいたずらっぽい笑顔を見られることもない。
     別れて半年、酒を飲む度に泣くから、最初は慰めてくれていた友人たちも、またはじまった、と呆れるようになっていた。元に戻れるよ、が、諦めも大事かもね、と言われ始めたのはいつからだろう。季節の移ろいと共に変わった慰めの言葉に、二度と恋人へ戻ることはないのだと思い知らされる。
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