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    カイタノ

    yui_o2giri

    DOODLE何の脈絡もない猫化ネタの松晋。ギャグ。
    突発的にかいたので読みづらいかも
    リラックスしきっていることから、舌をしまい忘れてしまいますその日もカルデアでは非日常な日常を迎えていた。今回起こった霊基異常は人が猫に変化するというフィクションじみたものだった。カルデアに猫が居る、という和やかな状況に反して人体を猫にするという無茶が起きているのだ。早急な事態解決が望ましい……とされていたのも昔の話である。度重なるトラブルや事件、サーヴァント同士の諍い…むしろ何も無い日の方が珍しいまである為、もはやマスターどころか一般職員すら驚かない。はしゃいでいたりテンパっている者は最近来たサーヴァントのみで、彼らも月日が経つごとに慣れると思われる…それ程までに事件に事欠かない所なのである。
    幕末の名だたる英雄を導いた吉田松陰もまた、表にこそ出さないものの、興初めて見るタイプの霊基異常に味津々な1人である。そして彼の前には1匹の猫がちょこんと座っていた。光の当たり具合によっては紅にも見える焦げ茶の毛並みをもつその猫は、松陰が晋作の部屋へ本の返却に訪れると、まるで出迎えるかのように扉の前で「にゃん」と鳴いたのだった。
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