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    カイ

    -ねね-

    DOODLE「昔日の星を紡ぐ」 あとがき


    約1年半ちまちま進めていましたが、無事に完結させる事が出来ました…!
    描きながら嬉しいお言葉たくさんいただけて頑張る糧になりました…!

    長編漫画を描いたこともない癖に(そのうえ漫画ソフトですらない)なんとなく頭の中にある自宅の妄想を全部吐き出して形にしたいな、と思ったのがきっかけで筆を執りましたが、ろくなネームも起こさず、セリフのみスマホで打ち下書きしながら進めていったせいか約130ページという膨大なページ数となりました…。
    前に翡翠漫画を描いた時にコマ割へったくそだな…4コマのが楽かも?多分100ページ以内には収まるだろ、とスケ管ガバガバでスタートでした。
    読んでいてもスクロール大変だったと思います…すみません。

    絵を描くのとは違う表情や登場キャラの感情描写など慣れなく難しい事もたくさんありましたが、趣味の範囲ですのでとりあえず形にしたい一心でした。
    セリフがつく分、キャラ個々の性格設定に自分の思考も混ざる混ざる…。
    表現や捉え方はそれぞれなので解釈しづらい場面もあったかと…。
    ほぼ自己満足で描いてましたがどこかに刺さっていたら嬉しいです。


    長い間読んでいただきありがとうございました!

    2024.6 ねね













    (↓ここからはメモ的なもの)

    ●補足や設定など

    誰が主人公か、と言われたら3人なんですが、アルシャ・キテン・ナナシはそれぞれ生きづらさや偏見を向けられ、他人に作り上げられてしまった人物像に抗うって共通点を持たせたかった。不登校やタイムマシンなどの本編の要素も織り交ぜつつ、自宅要素も入れられたらなと…。

    ネタは星、四柱推命、卜占(ただし知識はないです)辺りから。

    役割も光を与える恒星(アルシャ)
    恒星の反射光で光ることができる惑星(四災)
    星に影を作る星喰(ナナシ)

    恒星の光で明るく照らされる惑星→正の感情を取り入れ縁起物としてあることができる
    星に影を落とす現象の星喰い→負の感情を落とし厄災化

    みたいな立場で当てはめてました。

    名前も星座や惑星+喜怒哀楽から取ってましたが、パラドックスは全員名前無しです。(ウルトくんはいただいた子なので例外)



    ●タイトルの「昔日の星を紡ぐ」

    昔日→過去の日々。これはナナシにとっては時間遡行は全て過去の出来事であり、星は名前や役割、それらを繋げるという意味でつけました。
    最初奮闘記だったんですよ、タイトル思い浮かばなくて……。




    ●登場人物

    アルシャ
    両親が他界、近所のお姉さん(スピカ)宅で面倒を見てもらっていたため
    迷惑かけないようにしなくては、が第一でヒトの顔色を伺うことに長けてしまった。
    ヒトを避け、自分の考えが揺らいでいたけど、自分の選んだ事に悩みながら進んでいく子にしたかった。


    キテン
    人伝手に知れ渡ったイメージと本質を知らずに作り上げられた悪を被ったお兄さん。
    蓋を開けてみたら人情味も本人も感情の葛藤をしている。
    当初は厄災化寄りの状態で進めていこうと思ったんですが、厄災達の考察や元ネタなどを調べていくうちにもしかしたら被害者側かも…?と考え、性格というよりは意識が二面性に分かれるようにしました。

    厄災はキテン・ラクカは元ヒトなのでアルシャ逹ヒトに対して理解も会話も成立しますが、カイド・トアイは元神霊(神様)のため態度デカいし偉そうです。


    ナナシ
    幼い子供の独占欲や感情の整理が追いつかない、愛情不足で孤独を表現したくて…たくさん辛い思いさせました。
    感情の題材は善し悪しの振り分け人それぞれだし、イコール悪い事に設定してしまう思考や解釈違いが難しいなと思った子です。


    ウルトくん
    いただいた子です。
    伏線だらけで不安要素しかない物語へ招いてしまって大丈夫だっただろうか…。
    ナナシの本質を見抜いている存在としてルート分岐させるキーパーソン。
    知り合ったからには友達としてナナシを救いたい、そのためには影からアルシャとキテンを誘導しなくてはならないとアルシャ逹からしたら謎を残した子。


    他の四災については特に出番なかったので割愛…。
    四災のボスはカイドです。




    何か設定でひらめいた事あれば描いていこうと思います。