シャオ
香月あまね
MEMOほのぼのロイエさんとエテ様のおはなし。 シャオくんとミゼ様の話題もちらっと出てきます。向日葵「今日は、少々陽射しが強いようだね」
「…まあ、はい」
余りにものほほんとした口調で声を掛けられたものだから、朦朧としかけていた頭では回答が少々遅れてしまった。
所用が有るから急いで来い、と言った張本人の金髪の執務官様は、直前に別件で席を外したらしく。
ロイエが辿り着いた時には、エーテルネーアのみが呼び出した用件はミゼリコルドしか知らぬのだと困った様子で肩を竦めて見せた。
――…そこまでは良かった。
問題はその後である。何故、教主様のお散歩タイムのお供を仰せつかってしまったのか。
庭園の中を、例の高いヒールで少々危なげに歩く後ろ姿に付き従いつつ、ロイエは現状への疑問で頭がいっぱいである。
しかも、空からは燦々と陽射しが降り注ぐこの季節。幾ら人工の緑に囲まれた庭園とは言え、気温は高い。
2498「…まあ、はい」
余りにものほほんとした口調で声を掛けられたものだから、朦朧としかけていた頭では回答が少々遅れてしまった。
所用が有るから急いで来い、と言った張本人の金髪の執務官様は、直前に別件で席を外したらしく。
ロイエが辿り着いた時には、エーテルネーアのみが呼び出した用件はミゼリコルドしか知らぬのだと困った様子で肩を竦めて見せた。
――…そこまでは良かった。
問題はその後である。何故、教主様のお散歩タイムのお供を仰せつかってしまったのか。
庭園の中を、例の高いヒールで少々危なげに歩く後ろ姿に付き従いつつ、ロイエは現状への疑問で頭がいっぱいである。
しかも、空からは燦々と陽射しが降り注ぐこの季節。幾ら人工の緑に囲まれた庭園とは言え、気温は高い。
香月あまね
MEMOロイエテ要素を含みつつ、エテ様が即位前にシャオくんをロイエパパと一緒に育ててた時期があった、という超捏造ファンタジー。色褪せない微笑み「大きく、なったね」
出会い頭に紅玉色の瞳を丸くして見せた相手は、直ぐに双眸を細めるとゆるりと優しく微笑ってみせた。
言われた方にしてみれば、心当たりがないのだから何の事やら、と言う顔をするしかない。
執務官様に呼ばれた上司に、緊急の伝言があるからと仕方なく伝書鳩役を引き受けた行き先は教会の執務室。
ノックをしてから入ってみれば、肝心な執務官様と上司の姿は見えず。1人、のんびりとティータイムのテーブルに座している人物が居た。
この教会の中で最も高位に位置する人物。うっかりした態度は取れない、と即座に最敬礼で頭を下げる。
「お寛ぎのところ失礼致します。我が隊の隊長が此方に来ているはず、とお邪魔したのですが」
1930出会い頭に紅玉色の瞳を丸くして見せた相手は、直ぐに双眸を細めるとゆるりと優しく微笑ってみせた。
言われた方にしてみれば、心当たりがないのだから何の事やら、と言う顔をするしかない。
執務官様に呼ばれた上司に、緊急の伝言があるからと仕方なく伝書鳩役を引き受けた行き先は教会の執務室。
ノックをしてから入ってみれば、肝心な執務官様と上司の姿は見えず。1人、のんびりとティータイムのテーブルに座している人物が居た。
この教会の中で最も高位に位置する人物。うっかりした態度は取れない、と即座に最敬礼で頭を下げる。
「お寛ぎのところ失礼致します。我が隊の隊長が此方に来ているはず、とお邪魔したのですが」
maru
DONE母の日に描いたやつ。童磨絵師さんの漫画凄い面白い!裏ドロ思いつかんくて描けんから今回は見てよ楽しみ🤡スパイF漫画読んだ!ハマるなら成長ダミアニャかな〜でも私完結してないと二次深くハマれんと気付いたから二次は完結したらかな!流行ってるものは一回なんでも見てようと思うんだけどツイステとロシャオ何とか記はずっと未履修。いつか出来るかなゲーム‥nyatoufu
DOODLE※ヒカトキ※トキが女装してるので注意
※高校の文化祭、同級生設定の幻覚。メイドと執事喫茶やることになるんだけどなんか1人は女装しようぜ!ってなってしゃおしが女装することになった二次創作特有の「いやそうはならんやろ」設定。
PS→CP名漢字二文字 2
ifyou_ifuyu
DOODLE程光/トキヒカお絵描き勉強中です。
「陆光は、俺を置いてかないよね?」
しゃおしと一緒に住む決断って、かなり重たいのわかって同居してるのかしら?
嘘でもあの家出れないでしょ
mhyk_hymn
DONE2022年1月23日 ムシャオンリー『傷の痛みと甘い疼きR』ムシャコレR 参加用の小説です。
テーマ:裏
2周年イベスト関連の捏造をほんのり含みます。ブラッドリーやミチルも出てきます。
メイン1.5部のムルとシャイロックの声なんだあれ・・・2人きりだとあんなトーンでしゃべるの?!??という気持ちで書きました(合掌)
The Contradictory Devil「『悪魔の証明』……ですか?」
ミチルはグラスを片手に小首をかしげた。隣ではブラッドリーが琥珀色の液体が入ったグラスを傾け、機嫌が良さそうにニヤリと笑う。
シャイロックに届け物をしてほしいとフィガロに頼まれて、少しドキドキしながら訪れた夜の魔法舎内のバーでは、ちょうどブラッドリーがカードゲームでムルに大負けしたところだった。何でもいいから気分転換がしたかったのか、ミチルの姿を見止めたブラッドリーはカウンター席に彼を座らせ、北の国の話や盗賊時代の話を聞かせてきたのだ。
北の魔法使いだと思うと少し怖かったが、ブラッドリーから次々と繰り出される話は面白く、シャイロックが出してくれたピンク色とオレンジ色が綺麗なグラデーションになったジュースも美味しく、ミチルはついつい腰を落ち着けてしまっていた。
3926ミチルはグラスを片手に小首をかしげた。隣ではブラッドリーが琥珀色の液体が入ったグラスを傾け、機嫌が良さそうにニヤリと笑う。
シャイロックに届け物をしてほしいとフィガロに頼まれて、少しドキドキしながら訪れた夜の魔法舎内のバーでは、ちょうどブラッドリーがカードゲームでムルに大負けしたところだった。何でもいいから気分転換がしたかったのか、ミチルの姿を見止めたブラッドリーはカウンター席に彼を座らせ、北の国の話や盗賊時代の話を聞かせてきたのだ。
北の魔法使いだと思うと少し怖かったが、ブラッドリーから次々と繰り出される話は面白く、シャイロックが出してくれたピンク色とオレンジ色が綺麗なグラデーションになったジュースも美味しく、ミチルはついつい腰を落ち着けてしまっていた。