この度、こちらに展示しているサスナル作品を全てピクシブへ移行しようと思います。
理由としてはSNS管理を簡略化したい、作品を読んでくださる方が読みやすい形態にしたいという点が大きいです。勝手ではありますが、どうかご理解いただけると幸いです。


移行先のピクシブアカウントはキャプションにリンクを貼ってありますので、そちらからとんでいただけると繋がります。
また、移行するにあたってこちらに展示してある作品は全て非公開になりますが、お知らせはしばらく置いておきます。これまでこちらで作品に対して絵文字で反応をくださり、とても嬉しく励みになっておりました。急な告知で申し訳ありませんが、どうぞこれからもよろしくお願いします。

最優先は尻と腹、それから足と肚　締切の修羅場から解放され、一先ず寝たのち俺の机に戻ると、彼はそこで突っ伏していた。何時ものソファーにすれば良かったのに、と目を伏せたところで気取られたようで、ゆるりと上体を起こし「おはよう。良く寝たか」と、こちらへ両手を広げて言った。
「いやお前……」そこはそもそも俺の場所だとか、担当のお前はまだ確認作業があるだろとか、この椅子壊れるんじゃないのかとか、ツッコミたいのを全部飲み込んで、おずおずと彼に跨った。見つめ合う二人の間から、悲鳴のような短いきしみ音と共に、
　ぐうぅーー
「……何か食うか」
「だなぁ。ストック開けようかぁ」
　それから、もっと頑丈な椅子があるのか、ネットで探してみようと思った。