ゾロ(21) 大学3年生 初めてできた恋人にそれなりに浮かれているので、飲み会（合コン）で「ねぇロロノアくんって彼女いるの〜？」と女子に聞かれた時、「彼女はいねぇけど、彼氏がいる」って答えた。
その後、「え、まじか～いいな〜え〜彼氏かっこいい？」「おう」「写真ある？みせてよ〜」「やだ」って女子に囲まれて散々惚気けたので、ロロノアくんはちょっと飲み会（合コン）が楽しくなった。
ウ「おれ、たまにあいつがめちゃくちゃ憎くなる時ある」
サ「おれわりといつも憎い」

ロー(27←NEW) まだまだ半人前の医者先生。去年、日々の衰えを感じてジムに体験入会したところ、バイトのとある大学生と出会い恋におちる。それが現在の恋人。

「ゾルタンはタバコ休憩行かないんだね」

最初は何気ない一言だったのだ。
吸っているところを見たことがないのだから元々嗜んでいないとこの時気づくべきだったのである。

見栄っ張りな彼が自爆するのは目に見えていたのだから。


「ヨナちゃん吸わないからタバコ嫌いだと思ってな、匂い染み付いてたら悪ィし」
「吸わないだけで嫌いではないよ。俺の事気遣って禁煙させてた？」

ゾルタンの目が少し泳いだ。
が、ヨナは「やっぱり我慢させてたんだな」という勘違いから申し訳なさそうな素振りを見せる。


「そうだ！これ同僚からあまり好みじゃなかったからって渡されたタバコがあるんだけど」
「...おう」

ごそごそとスーツの内ポケットを漁り出すヨナに顔が引き攣り出すゾルタン。