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    タキ

    なんこつ

    DONE昭アニのつばめ×サクラ(×つばめ?)設定。
    昭アニ12話から34話の間くらいの話です。
    ディスコでのサクラ先生はあまり婚約に乗り気ではなさそうだったのに、34話の海回ではやけに仲がいいし、後に惚れ薬を使用した疑惑も出てくるのはなんなんだ?と思い、むしろ惚れ薬を使いかけたのがつばめだったらどうだろう?というのが書いてみたきっかけでした。
    つばめがだいぶ情緒不安定です。捏造設定も多々あるので注意。
    愛に気づいてください彼女を愛していた。心の底から愛していた。
    この先、一生を共にする覚悟だってできていた。
    それは彼女も同じだと思っていた。
    あの時、二人は正式に結ばれるはずだったのだ。


    『おぬしと婚約すると完全に決めたわけではないぞ』
    『つばめよ、修行しなおしてこい』



    どうしてこうなってしまったのだろう―


    友引にひっそりと佇む洋館。その寝室に男が一人。尾津乃つばめは、まるで生気を失ったかのように無気力に横たわっていた。

    とある日のディスコでの出来事。彼は愛する彼女であるサクラとの婚約を認めてもらうため、その伯父である錯乱坊に霊能力の腕を披露する予定であった。彼女のために西洋へ留学し修行も積んできた。ここで華麗に術を披露し、婚約を成立させる。はずだった。
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    ホロケゥ

    MEMOネタバレ全開。ED後や親密度会話、指輪イベントを終えて特に印象に残ったキャラを語っていく…つもりだったけど、推し一人だでとんでもない長文になってしまったので一旦上げ。
    ユニコーンオーバーロードキャラ雑感・ロルフ編・ロルフ
    最推し。乙女の指輪は迷わず彼に渡した。お前が乙女になるんだよ!!!
    コンキアージの町外れで会った第一印象は「森から人里に降りてきた獣」だった。それも痩せた狼のような、浅黒い肌に癖毛がかった毛量の多い獣。長い前髪から覗く紅い目は常に獲物を睨んでるようで、愛想も無く本編中全くといっていいほど笑わない。人に懐かない獣…と思いきや、盗賊に襲われた女子供を助けたり、アレインが身分を明かすと「まさか王子だったとは…。ご無礼をお許しください」とメチャクチャ礼儀正しくイイ人だった。もうこの見た目と性格のギャップで性癖ブッ刺さりだった。

    弓兵なのに鎧で結構重装してる(なお紙装甲なのでアシスト射撃や魔法食らうとすぐ死ぬ)けど、鎧でも隠しきれないほど体が細い。腕も腰も女のように細くて、ちゃんと食べてるのか心配になる。その割に食に対する執着がすごい。多分ロルフとオーシュはめっちゃ食べるのになぜか身につかない華奢コンビ。
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    hico2号

    MOURNING轟出/去年のクリスマス話としてpixiv掲載中の『追ったきらきら、のみこんだ』の直後の時間軸、緑谷君視点ver.です。あちらの話からでないとイミフです💦
    12/17のそばそばで発行した個人誌に書き下ろしとして掲載しています。通販ご利用頂いた方には、お手元に届くより早いweb公開となり、すみません…。奥付ページに入れた、更にその後のオチ?については本のみの掲載なので、併せて見て頂けたら嬉しいです。
    見上げたきらきら、とりこんだ■side: lovers ver. I

     轟くんがかっこいい。
     誰にともなく胸中でそんな惚気を叫んで、出久は両手で顔を覆うとずるずると自室の床に座り込んだ。
     母が夕飯を作ってくれているのは分かっているが、余韻がすごくてまだ顔を出せそうにない。
     目を閉じれば容易に瞼の裏に描ける街のライティング、隣を歩く好きな人の優しい表情。人の視線を気にする出久を慮ってか身体の間で隠すように握られた手のひらの温度。それから、はじめての———
    「—――ッ‼」
     ぼぼっと耳まで赤くして、顔を覆っていた手のひらを口元にずらした。心臓がとび出そうだ。かさついた自分の手が、まだあの感触をありありと思い出せる唇を辿る。
     考え込む時のいつもの癖のように、むに、とそこを指先でつまんで少し落ち込んだ。
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