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    デモ

    いしえ

    PAST22.11.06発行『色物三撰』より玉道(玉鼎×道徳)である一作を再録。(しぶ掲載作でもある)
    全然毛色が違うのに互いに頼れる玉道の自然な空気が描けていたらうれしいです。
    原作でわぁわぁテンパる道徳をたしなめている冷静な玉鼎がすごく好きです。ゲーム『仙界伝弐』でもこの二人は何かと対で…弟子への愛情の系統が似てそうだなぁと。なんか、何かしらが通ずる二人、的な…
    色物三撰・相談 case2/玉道の場合「道徳よ。楊戩の、運動競技の相手をしてやってはくれないか」
    「やあ、玉鼎! スポーツとあらば、喜んで!」
    「助かるよ。私にも付き合える部分はあるのだが、あの子が今研鑽したいのは、どうも、天然道士レベルの身体能力の再現らしくてね」
     そんなやりとりをしながら、思い出すのは遠い日の出来事。今も続くその習慣は、記憶共々褪せることはない。
     その日も玉鼎は、道徳のもとを訪ねた。頼まれたのは、こんなこと。
    『…何か、幼い弟子と一緒に親しめる運動など、知ってはいないか』
     彼のもとに最近幼子が弟子として迎えられたらしい、ということだけは知っていた。どんな子でどんな名か、子細は聞かされていないけれど、道徳にとって必要な情報は三つだけ。一つ、玉鼎が自分を頼ってきた。二つ、彼には幼い弟子がいる。三つ、彼は、その幼弟子と親交を深めたいらしい。これだけで、じゅうぶんだ。
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    2kurokma

    PROGRESS養父に乙女の指輪を渡した後のアレジョセの途中
    古傷が痛む養父の腕をさすりながら隣で一緒に寝る(やましい意味合い0)殿下が見たくて書き始めた
    便宜上アレジョセと呼んでるけど、親子愛のつもりで書いているので殿下の養父に対する距離がもの凄く近い以外はカプ要素ないと思いながら書いてる
    でも書いてる人がアレジョセのオタクだからそう見えるだけかもしれない
    雨の降る夜 乙女の指輪をジョセフへ渡し無事に儀式を終えた日から、アレインは仕事を済ました夜に彼がいる天幕に向かう許可をもらった。別にこれといって何か特別なことをするわけではなく、解放軍とは関係ない日常の話をしたり、話題がなくとも二人で穏やかな時間を共に過ごしたりと些細な内容だ。最初はジョセフがアレインの天幕に行くと言ったが、夜に会いたいと自分が提案したのに来させるなんて申し訳ないだの、俺が行きたいだけだから気にしなくていいだの、恥も外聞もなく駄々をこねにこねてなんとか彼の天幕に入る権利をもぎ取ったのだった。
     とはいえ、解放軍の総督と参謀というどちらも忙しい立場であるため毎日とはいかず、自身の天幕に引き返して眠るまでの僅かな時間だけだ。それでも、ずっと心の奥底にしまいながらも夢に見ていた、父子として穏やかに語り合う時間ができたのが、なにより彼がそれを許してくれたのが嬉しかった。
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    amaama1205

    DONEゆき太さん(@watari_yu)から指定いただきました!
    本当はDT攻め×ビッチ受けが癖なんですが指定が無印軸だったのであんないたいけな少尉をビッチにするのが心苦しくなりビッチ成分は控えめにしてます(当社比)
    キラがアルテミスでモブレされたのは史実だってどこかで見た気がしたので一応裏設定として存在してます。攻めに捧げたくて大切にとっておいた純潔をモブに奪われ自棄になって性に奔放になる受け好き…
    性癖パネル④ DTの攻め(無印軸♀)キラは女性としての自覚が圧倒的に足りていない、とアスランは漏れそうになる溜息をどうにか飲み込んで、無機質な白い天井をぼんやりと眺めている。目指す世界の違いからザフトを離反し元は敵艦であったアークエンジェルに合流したアスランは、割り当てられた部屋のベッドに体を横たえたままそのあまりの居心地の悪さに身動ぎ一つ取れないでいた。おかしい、これは俺のベッドなのに、と壁側に追いやられ体の左半分を壁に押し付けるような体勢に嘆いてみても状況に変化がみられるわけではない。それもこれも然も当然といった顔で部屋に押しかけ、ただでさえ狭いベッドの半分を占拠している幼馴染のせいでしかないのだが、睨みつけようにもその当人があまりに無防備な状態で隣にいるのでアスランは一切の抵抗を封じられているのだ。うっかり視線でも向けようものなら半袖のティーシャツの襟ぐりから何が見えるだとか、ショートパンツからすらりと伸びる何が見えるだとか、視界に入れるのも憚られる生身があるのだから仕方ない。その刺激の強さに目を背けるしかないアスランは、いくら幼馴染といえど紛うことなき女性の体に対する耐性を全くと言っていい程持ち合わせていなかった。
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