きちんと計画立ててやるなら全部12月までに完成させられると言うならば1つずつコツコツやる気にもなるのだけど、己の手の遅さから考えたら間違いなく全部は無理、て言うか1つでギリギリ…との残酷な現実によって更に迷ってしまい、結果6月は再版用のデータ修正だけでうだうだしてしまったのですが、流石にそろそろ次に何をするかを決めねばならない…！
なので今悩んでいる選択肢を一旦書き出す事で、冷静に検討出来たら良いな…の気持ちでメモしておきます。

・和田鶴と言ったら多分怒られる、和田大尉殿とセガ中尉殿の良くわからないギャグペーパー
多分4Pか8P。
尾形氏を出すと自動的に尾鶴になってしまうので(？？)、尾形氏は一切出てきません。

前回植えた時に「どうしようかな～」と言っていた1冊目の余白めっちゃあるページは結局、コマ枠をなくした上で多少拡大する…みたいなしょうもない加工で完成と言う事にしてしまいました。
手抜きではない！描き直すとそれはそれで絵が変わりそうだから他とのバランスなんだ…！！(※全力の言い訳)
バランスと言うなら前に置いたフォ…中尉殿2024年版のページも、中尉殿だけでなくogt氏も描き直すべきでは？？と言う感じなのですが、あれは『可愛くない』(現実のフォ…ぬいが、と言う話ではなくて私の絵で描いたogt氏がと言う意味で)事がメイン要素な気もするのでまあ良いかな…と思ってます。
そう言ってまた2年後に見たら、未来の私が現在の私を「いや描き直せや！！？」と処刑するかも知れませんけど！その時はその時！！

語り継がれし伝説の花よ、鬼神じみたヤマユリよ／趙公明にまつわる話　伝説の花よ、ヤマユリよ。語り継がれし強大なる鬼神よ。バラの宿命さだめに生まれし気高き騎士ナイトのままに彼は生き、神話へとなお、生き続ける。これは、そんな彼、趙公明の生い立ちにまつわるこの地球ほしの比較的新しい記憶だ。
　それは初め、原初性を未だ残したムラより離れた山中に荘厳に咲き誇るヤマユリの、ごく一株に、過ぎなかった。その個体がほかと違っていたのは、寿命が少々、長かった点。幾ら多年草でも、長すぎたのだ。かと言え、山に住む動物たちも付近の植物も、あるいは、稀に足を踏み入れた人間も、それをそのように認識することは叶わなかった。それよりさきに、皆、天寿を全うするのだから。あるものは何となく、自らの生まれたときより同じ場所に咲き誇り続けるそれが、死を目前にしてなお咲いていることを、薄れゆく意識のなか思いながら、天に召された。けれど、それを語り継ぐものが在るでもなし。そのころまだ仙界というものはなかったものの、仮にあったとて、木々に隠れている一株の花を、あえて観測する者もいなかっただろう。そのころちょうど、人間のつくる集団単位は、規模を徐々に伸ばしつつあった、転換期と言えよう。そんななかで、時が、静かにたった。そのヤマユリは、それでも密かに山中に、誇らしげに、咲き続けていた。