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    デート

    さかみや(鉢植え)

    DOODLE断面魚ちゃんとダンテのイチャイチャ夢デート(謎空間)
    ㅤこぽこぽと。青と赤の泡沫が私を呼んでいる。


    ㅤ最近不思議な夢を見る。頭が時計の私のいったいどの部分で夢を見ているのだろうという疑問はあったが。

    ㅤ夢見るそこは淡く煌めく海の底。温度を感じない海水に全身を浸しながら、私は大きな影に包まれている。鏡ダンジョンや鏡鉄道で邂逅する首の無い魚(いやあれは魚なんだろうか、手指とか、腹部の袋の中の何かとか。幻想体に普通の道理を期待するのは無駄なんだろうけど)、断首魚と呼ばれている生き物が、私を大きな手でそうっと掬い上げ、頬擦りでもするように生々しい断面を寄せてくる。人間に愛玩される小動物はこんな気持ちなんだろうか。
    ㅤ夢に見る魚の大きさは一定しない。私より少し大きいくらいの体長なこともあれば、私を掌で包んでしまえるくらい巨大なこともある。しかし大きさがどうであれ、それは何故か私に対し敵意を向けることはない。比較的小さい時には全身でうりうりと懐かれ、今見ている夢のように巨大な時には大事そうに抱えられる。今までまみえてきた経験からすると、囚人たちをそうしてきたように私なんてぺちゃんこにされそうなものなんだけど。
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    hareduma_831

    MAIKINGニートチョロ→カラの三男と、へそ妖怪松の大天狗三男←青行燈次男の青あんが、叶わぬ恋ゆえに互いを好きな人の「代わり」として冬の夜に擬似デートする話です。ビターエンド。虚しいだけで報われない。
    書きかけというか下書きみたいな感じです。
    ニート三男と青あん次男の間に恋愛感情はありません。
    もしも完成したらここから削除する予定です。
    冬至散歩(未完)「なあ、デートしないか」

     目の前に現れた逆さまの次兄を、チョロ松はぽかっと口を開けて、寝転んだまま見上げることしかできなかった。

    「デートしよう、チョロ松」

     チョロ松の枕元に座り、カラ松は身を乗り出すようにしてチョロ松を覗き込んでいた。
     もしも今がこんな夜更けではなく昼間で、場所が布団の中ではなく居間とか普通の部屋で、相手が死ぬまで思いは告げるまいと決めた兄ではなく他の誰かだったら。きっといくらでもやりようがあったのに。

    「なんで、こんなよるに」

     他の兄弟が寝入る布団の一角で、口と目を見開いたまま、チョロ松はそう絞り出すのが精一杯だった。

    「夜だからいいんじゃないか」

     そこではたと気がついた。逆さまのカラ松の頭から、ゆるく曲線を描く角が生えている。さらによくよく見れば、彼の肩の周りで、透き通るような青い羽衣がふわふわと揺れていた。
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