トム
ほなや
MOURNINGFCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トムの5作目という名の短文供養物。内容としては一応冒険の途中での休憩的な感じ。
※キャラ捏造。
タイトルは診断メーカーから。
『大切にもさせてくれないの?』薄暗い廊下を歩き、ドアの隙間から一筋の光が漏れているのを見てディックは短い溜息を付く。足音を立てずドアに近付きノブを掴みガチャリと音を立てて回した。
ドアを開けると、ベッドに腰掛け傍らの木材テーブルに置かれたランタンの光を頼りに慣れた手つきで二の腕に包帯を巻くトムの姿があった。
トムはぴたりと手を止め、顔を上げて此方に視線を向けた。その目はまるで悪戯がばれて怯えながら叱られるのを待つ子供のようだった。
そんなトムにお構い無しに大股で近付き、拳1つ分の距離にまで来て無言で見下ろす。
頭から爪先まですっぽりとディックの影に覆われトムは恐る恐る顔を上げた。
見下ろしたまま1つも表情を変えないディックに不安を抱えながら顔色を伺うように覗き込む。だがそれでも表情を読み取れず益々不安を加速させるだけだった。
1343ドアを開けると、ベッドに腰掛け傍らの木材テーブルに置かれたランタンの光を頼りに慣れた手つきで二の腕に包帯を巻くトムの姿があった。
トムはぴたりと手を止め、顔を上げて此方に視線を向けた。その目はまるで悪戯がばれて怯えながら叱られるのを待つ子供のようだった。
そんなトムにお構い無しに大股で近付き、拳1つ分の距離にまで来て無言で見下ろす。
頭から爪先まですっぽりとディックの影に覆われトムは恐る恐る顔を上げた。
見下ろしたまま1つも表情を変えないディックに不安を抱えながら顔色を伺うように覗き込む。だがそれでも表情を読み取れず益々不安を加速させるだけだった。
ほなや
DONE小説4作目。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。※キャラ捏造、年齢操作、現代パロ
お題は診断メーカーから。
看病(怠い…)
意識が朦朧とする中、ディックはベッドに仰向けになっていた。
ピピッ、と布団の中で電子音が鳴る。ディックはごそごそと布団とパジャマを擦らせ脇に挟んでいた体温計を取り、腕を布団から出し表示されている数値を見た。
「38度4分…」
小さく呟いた一言は、今のディックの状態を明らかにするのに十分過ぎるほどだった。
身体は熱く、思うように動かすことすらままならない。当然こんな状態で仕事に行くことなど出来るはずもなく、少し前に職場に休む旨を電話で伝えておいた。繁忙期でなかったことは一応幸いと言っておこうか。
体温計を傍らに置いて軽く息を吐くと、ドアを開く音が聞こえてきた。
「ディックー」
小さくディックの名を呼ぶ声がする。顔を向けたかったが、その気力すらなく息を吐くことで精一杯だった。極力足音を控えてベッドに近付いてくる気配を感じ、ディックは此方を心配そうに見下ろす青年-トムを見た。
2282意識が朦朧とする中、ディックはベッドに仰向けになっていた。
ピピッ、と布団の中で電子音が鳴る。ディックはごそごそと布団とパジャマを擦らせ脇に挟んでいた体温計を取り、腕を布団から出し表示されている数値を見た。
「38度4分…」
小さく呟いた一言は、今のディックの状態を明らかにするのに十分過ぎるほどだった。
身体は熱く、思うように動かすことすらままならない。当然こんな状態で仕事に行くことなど出来るはずもなく、少し前に職場に休む旨を電話で伝えておいた。繁忙期でなかったことは一応幸いと言っておこうか。
体温計を傍らに置いて軽く息を吐くと、ドアを開く音が聞こえてきた。
「ディックー」
小さくディックの名を呼ぶ声がする。顔を向けたかったが、その気力すらなく息を吐くことで精一杯だった。極力足音を控えてベッドに近付いてくる気配を感じ、ディックは此方を心配そうに見下ろす青年-トムを見た。
ほなや
DONE投稿3作目。1・2コ目同様「スクトム」(以降略)のディック×トム。
※現パロ+年齢操作。簡単な設定↓
ディック:大学生
トム:社会人
同い年。訳あって同居生活
(米の大学カリキュラムがどんなものか全く分からず書いたのでご了承ください汗)
『君だけがいい、君しかいらない』鍋の中の煮込まれた野菜や肉をレードルでかき混ぜながら、トムは鼻歌を歌っていた。レードルを掬い上げてずずっと味見し、満足のいく味付けに更に上機嫌になった。
つまみを回しガスコンロの火を止め、鍋に蓋をする。材料を切る時に使ったまな板と包丁を洗い、蛇口の水を止めて台所の時計を見やり呟いた。
「帰ってくるの今日だったよな…」
着けていたエプロンを外し椅子に掛け、腕を上に伸ばし身体を軽く解す。少しリビングで休憩しようと台所を出ようとした時、玄関からドアが開く音が聞こえてきた。
トムは足を玄関の方に方向転換させ、駆け寄った。目の前には左肩にリュックを背負っているディックの姿があった。
数日ぶりに帰宅したディックに労いの言葉を掛けようとした時、身体を前に傾けてきた。そして、トムの右肩に額を置き、長い溜息を吐いた。
3456つまみを回しガスコンロの火を止め、鍋に蓋をする。材料を切る時に使ったまな板と包丁を洗い、蛇口の水を止めて台所の時計を見やり呟いた。
「帰ってくるの今日だったよな…」
着けていたエプロンを外し椅子に掛け、腕を上に伸ばし身体を軽く解す。少しリビングで休憩しようと台所を出ようとした時、玄関からドアが開く音が聞こえてきた。
トムは足を玄関の方に方向転換させ、駆け寄った。目の前には左肩にリュックを背負っているディックの姿があった。
数日ぶりに帰宅したディックに労いの言葉を掛けようとした時、身体を前に傾けてきた。そして、トムの右肩に額を置き、長い溜息を吐いた。
櫂(かい)
DOODLE影からこっそり毎日ストーカーってる、とあるお方のエレベーターネタを読んでからずっとムラムラしていて、やっとアウトプットしたもの。はぁ・・・いろいろ雑だけど満足っす。いたしている感じは出ているのでご注意。パスワードは、どこでしている?(場所) 2ほなや
DONE2コ目小説投稿。FCゲーム『スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ』ディック×トム。キャラ捏造。年齢操作有。
※事後表現有
無題[Side T]
目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。
4245目を開けて最初に視界に写ったのは、傍らで眠っているディックだった。少しの間その姿を見つめた後、目を擦りながら辺りを見渡してみると部屋の中は暗く、窓から覗く月明かりにまだ夜中だということに気付いた。
ふと、頭の下に何かが敷かれているのに気付く。いつも使っている枕とは違う、硬い感触。それを手でそっと触れ、視線を辿ってみるとディックの腕であることが分かった。だが本人は、頭の重みなど気にならないとでも言うかのようにすやすやと眠っていた。
ふと、寒気を感じ身体を震わせる。シーツからはみ出している肩に目をやると、何も身に付けていないことに気付いた。
視線を元に戻すと、ディックも何も着ていなかった。互いの今の状態を把握し、数時間の出来事が徐々に思い出されていく。段々とその出来事が脳内で明確になるにつれ、剥き出しの肩も含め再び身体が熱くなっていくのを感じた。
ほなや
MOURNING初ポイピク投稿。何故かどハマりしてしまったゲーム「スiクiウiェiアiのiトiムi・ソiーiヤ」の登場人物のディック×トムのCP小説。
タイトルは診断メーカーから。
※キャラの性格は完全に捏造です。
『可愛い以上の言葉ってないの』僕は最近何だかおかしい。
彼のことを、可愛いと思うなんて-
彼との出会いは迷いの森だった。
森から抜け出すために海賊が隠したという宝を見つけることに協力し彼らに付いてきた。
第一印象は、とにかく積極的で押しが強い。猪突猛進、かと思いきや意外と思慮深いところもあったりと見ていて飽きない少年であったことは今でも鮮明に覚えている。
宝の正体に僕達は愕然とし、今までの苦労は何だったのだろうと溜息が止まらなかった。だが、1人だけ喜びに満ちた人物がいた。彼である。
『目的は何だっていいんだ。大切なのは冒険しようとする自分なのかもしれない』
『本当の宝じゃなくても、後悔しないさ!』
彼のあの時の言葉と、夕日に照らされた満面の笑みが今でも脳裏に焼き付いている。
1001彼のことを、可愛いと思うなんて-
彼との出会いは迷いの森だった。
森から抜け出すために海賊が隠したという宝を見つけることに協力し彼らに付いてきた。
第一印象は、とにかく積極的で押しが強い。猪突猛進、かと思いきや意外と思慮深いところもあったりと見ていて飽きない少年であったことは今でも鮮明に覚えている。
宝の正体に僕達は愕然とし、今までの苦労は何だったのだろうと溜息が止まらなかった。だが、1人だけ喜びに満ちた人物がいた。彼である。
『目的は何だっていいんだ。大切なのは冒険しようとする自分なのかもしれない』
『本当の宝じゃなくても、後悔しないさ!』
彼のあの時の言葉と、夕日に照らされた満面の笑みが今でも脳裏に焼き付いている。
いさお
INFO明日はデオンリーですね!現地にいけないですが全力応援してます。またポイピク見てくださってる方ありがとうございます!お礼と応援かねて明日のデオンリーにあわせて、6日12時~23時59分の間、3年前のデオンリーで発行した2冊目のフェンヴァル同人誌(ファントムキラー・キス)をこっそり期間限定web再録する予定です。
半日限定ですが、もしよければ!(紙媒体限定のオマケ漫画は公開しません)
novia
DONEレ→アを前提とした、6.3の心域イベに沿ったお話です。※6.3までのネタバレ含む。後半に独自の解釈・脚色を含むため、ご了承の上でお読みください(描く前にイベントムービー見返したら記憶と違っていたけどそのまま描いた結果)。暗いです。カツカレーのツイッターアカウントが凍結されたため、メインアカウントの方に上げてます。https://twitter.com/502novia/status/16874 7
mitsui
DOODLE所長(💀父)が触手ファントムに襲われる漫画(6ページ)です。2023年7月21日〜22日開催のモブランド2展示用作品。
(年齢制限はありませんが触手の動きがちょっと卑猥かも)
イベント開催中のみパス付き公開していましたが、時間的に見られなかった方のためにしばらくこのまま全体公開にしておきます。よければお楽しみください! 7
ntntU
PROGRESS酔蝶華の文チャン!!!!!!!!書籍で人間の振りしてる文ちゃんは厚着が多かったから、羽をあの中に気合でかくしてると思っていたが、そうではなさそうな感じだった。
43話の服はなにげにボトムスが黒でないのがよい、ズボンかスカートどっちかな~ズボンがいいな~~~と思ってた。
neri
DOODLE冬西冬・推しカプ紹介シート?をしたときに描いた絵
・どっちが上か揉めているギャグ日パロ?の冬西冬(⚠️ボトムシェイミング的発言をしている。またさらっと出てくるけど元ネタの作中の罵倒語がエイブリズム的だと思うので注意)
・びっくり顔の冬芽
・ちび冬西
・夏服に衣替えしてる二人を見たかったので描いた西冬
追加→・下書き状態の漫画 7
フトモ
DONE23.7.27 時鴆顔描きて〜〜〜〜〜〜ってなって描き始めたけど一生目が合わなくて一生目線直してた 未だにこれが正解なのかわからないけどこのままだと一生目線直しそうなので終わる…正面のカメラ目線ほんとむずいから避けたいのに描いてしまうな〜
てか左耳のイヤーカフ?ピアス?と口の傷の大好きポイント2つ隠れてしまったのもったいなかった
覚醒衣装のグローブすき
金柑🍛
DOODLE本編読んでるとあんまり気にしてなさそうなので完全な私の希望なんですけど!好きな男の好きだった人がその姿形をじわじわ表していくのを横で見ていないといけないというのはまだ何も手に入れてない譲介くん的にしんどいものがあるのではないかという希望です。(そうでもなさそうに仲良くしてる本編マジ尊い永遠に仲良くしててくれ)
譲介くんはボトムになるという発想がなかったのでうっかり攻っぽい感じになってしまいます。譲也!(いれてねえ。触り合いっこしただけです)
あとKAZUYAさんは案外ぽやぽやぷーでしたね。 2
土✏️🗒
DOODLEジャージメイドという天啓を得た結果のらくがき。女装表現があるので、ワンクッションしておきます。
描き終わってから気づいたけど、ジャージメイドってライン入りジャージでやるから可愛いんですよね…これだと何か、文化祭の雑なコスプレ感…
ちなみにボトムは普通にジャージのズボンです多分。
色々間違ってる気がするけど、描いてて楽しかったから、まぁいっか〜。
(結局、何がしたかったんだ私は…)
jinlaw.
MOURNING厳密には恐らくR指定入れるほどではないのですがそこそこしっかり絡んでいる本番前みたいなシーンなのでR15ということにしておきます。「口内炎をなんやかんやしている♦♣」というあらすじで何となく雰囲気を察していただければ……トップ/ボトムの優位性が曖昧だったり流動的だったりするところに対等な関係性を見出すのが好きです。そんな感じの小話です。二人ともかっこ良く書きたいな~の気持ちで頑張りました。 11