Recent Search
    Sign in to register your favorite tags
    Sign Up, Sign In

    ハリ

    sheep_lumei

    DOODLE星がサンポと端末越しに仲良しになっていく話

    本国のすた~れいる公式がビデオ通話してるサン星を供給してくれたから私も煎じておくよ ありがとう公式 やはり公式を信じて幻覚を煎じながら生きていくしかない あとお揃いだったんですかブレスレット? なに?
    星間交信記録・Record 1

    朝、とはいっても星にとっての朝は彼女が起きたその瞬間をさす。特に用も無かったため昨夜はゲームで夜更かしをしてしまい、当然ながら時刻は昼下がりだ。寝ようと思えば無限に寝ることができそうだと思いながら開いたばかりの目を閉じようとして――ふと、じゃあ何故自分はいま目を覚ましたのかと顔を起こす。

    震えている端末。今日は当然アラームなどかけていないため、着信に他ならない。眠気を振り切るように手を伸ばしてどうにか掴んだ瞬間にバイブレーションはぴたりと止んでしまったが、微睡みながら顔認証で表示した通知にはなのかの名前がある。

    「なの……」

    そういえば昨日、「明日はベロブルグの行政区でうんたらかんたら……」駄目だ思い出せない。なのかが何かを買いに行くと言っていた記憶はあるが、十中八九電話はこの件だろう。それもビデオ通話の通知だ。服か、それとも食べ物か。何にせよ折り返しの電話を入れようと画面をタップした拍子に誤って通知欄をクリアしてしまった。
    7835

    しおの(名前付けておきました)

    MAIKING今書いてる特殊設定リンリバのちょっと長めの話のワンシーン。リンクはリーバルにゲーム内の愚の骨頂のムービーで惚れたという設定で、その惚れたシーン。心情描写って難しいですね。いや、全て難しい。
    下書きのようなものなので、誤字脱字誤用等確認してないです。
     公用で姫様とともにリトの村にやってきた。俺は初めてリトの村を訪れた。ここはへブラ山脈から吹き下ろしてくる風が絶えず流れていて、ハイラル平原よりも気温が低い。ククジャ谷を越えてさらに北へ行った僻地といえばそうなのだが、とても自然豊かな土地だ。ここに住むリト族は鳥のような見た目をした種族で、俺は城下町でたまにリト族をみかけた。行商人やハイラルで一番栄えている美しい城下町を観光に来たリトの人々だった。
     リトの村は湖の真ん中に浮かぶ高い石柱をぐるりと螺旋状に囲む形で作られている。住居の作りは俺が住むハイリア人の街とは違い、まるで鳥籠のようだと村に来て思った。リト族はハイリア人と鳥の特性を持ち合わせているが、彼らの腕は大きな翼でハイリア人とは違って自在に飛ぶことが出来る。子供の頃、母がハイラルに住む種族の話をしてくれたときに、俺は自由に空を飛べるリト族がうらやましいと思った。もし飛べたら、何者にも邪魔されずに好きなところに行けそうだ――そう思った。地図上では直線にある目的地も建物があったら迂回しなければならない、山を越えるか回り道をしなければならないがリト族のように翼で飛べたらすぐに目当ての場所に行ける。うらやましいと思った。
    5062