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    バーン

    ミヤシロ

    DONEバーンと石山のお話。
    また香水のお話です。先月クロムの匂いがどうのと騒いでいましたので、つい書いてしまいます。実は現在も香水ネタでお話を考えていたり。
    彼の香りは 石山タクミが不死原バーンと会う約束をしたその日、バーンは珍しく遅刻してきた。
    「すまない。待たせてしまったね」
     いつもは早い時間に二人とも待ち合わせ場所に到着しているか、あるいはバーンの方が早いくらいだ。石山は“珍しいな”と意外に思うものの、相手に怒りや苛立ちを覚えはしなかった。バーンはベイバトルの時間には度々遅れていたが、石山との約束の時間を破ったことは今日以外に一度もない。そもそもほんの数分の遅れであってバーンが謝るほどでもないのだ。石山は謝罪をさらりと受け入れ相手が向かいに座るのを見つめる。優美な男性の所作は美しかった。
     二人はバーンがマウンテンラーメンを買収して以来定期的に顔を合わせ、互いの近況を報告し合う間柄となっている。彼等の関係は実に良好で、石山のまとう空気も彼が出せるものの中では穏やかである。彼は引退の窮地を救われたがゆえバーンに少なくない恩義を感じている。たかが数分の遅刻で文句を言う気は毛頭なかった。
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    hyoukaaisu

    DOODLE『浴衣バーン』
    ブレイサ
    フォロワーさんの浴衣姿のイサ三さんが素敵すぎて思わず書いてしまった話。
    円、輪をテーマに盛り込んだお話。
    イサ三さんを遠くで見たらブバカラーの赤い帯
    近くで見たら夫婦円満の柄がこちらを威嚇する仕様になっております。
    なんでも入れられて、戦に必要な"もの"としてさりげなくブバを持たせたら完成。
    浴衣バーンATF主催の復興イベントとして、夏祭りをすることになった。
    俺はそのままパイロットスーツかいつもの隊服を着て参加するつもりだったのだが、ブレイバーンに『イサミ、その時に、その場所に合った服に身を包むべきだ』などと当たり前の常識を言われ
    もちろん、俺は着物なんて着たことなどないのでブレイバーンの大きな手で器用に着付けられていた。

    灰色の生地に黒の線が鉄線柄を描いた浴衣。
    唯一派手なのはブレイバーンを思わせる赤色の帯くらいだろう。

    ブレイバーンに持たされた浴衣生地と同じく灰色の信玄袋に描かれた黒の刺繍でほどこされたブレイバーンの模様がさりげなくあるのも意外なところかもしれない。

    あいつのことだからもっと赤や白やら青の派手な浴衣を用意するかと思いきや出されのは全体的に落ち着いた雰囲気のものだったので、少し物足りなく感じてしまうのは、相当あいつに染められてしまっているなと、顔が熱くなる。
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