フィナ
mainitidance3
SPOILER𝗖𝗼𝗖 「アルフ・ライラ・ワ・ライラは語らない」𝗞𝗣 …たかささん
𝗛𝗢𝟭:サフィー=アルラシード/かれーさん
𝗛𝗢𝟮:アルサフィナ/いとむらさん
𝗛𝗢𝟯:サディク/ムスカさん
𝗛𝗢𝟰:ダルシット/イカモノ
結末4 或いは顛末:星の再転
探索者全員生還(?)
アツい描写、アツいRP、愉快なKPPLたち……全てが俺たちの物語をつくった!!楽しかった‼️
Suzuran_I_TRPG
INFOCoC6版【オランジェート】(作:つなまる水産)🦊KP 鈴蘭イナリ
🦊PL/PC
HO1 オレンジ 大友 鳴 / ツヨキチ
HO2 チョコレート 奄田 優羽 / フィナンシュ
(敬称略)
END-4にて__。
#鈴蘭回廊
serei_roreru
INFO[オランジェート]作者/つなまる水産。紅丸様とつなまりん様
KP/鈴蘭イナリさん
PC/PL
HOオレンジ/大友 鳴/ツヨキチ
HOチョコレート/奄田優羽/フィナンシュさん
エンディング4
「約束したでしょう?貴女のそばを離れない...…と」
あすたー
PROGRESS『フィナーレに薔薇の花束を』から続投の2人の立ち絵案。ちなみに完全に光輪を忘れてますがどちらも“天使”という突然変異した元人間です。特撮元ネタが多すぎるんだよな。
1枚目がネモフィラ。フィナ薔薇の頃(左上)は両腕を失っており、自身の『身体を包帯状に解く』能力を応用して腕代わりにしていた。
2枚目がライム。フィナ薔薇の頃(左上)はランタンを武器にしている。VBでは巨大な鎌が武器。 2
ちよど
DONE第22回アシュヨダワンドロライに参加させていただきました。お題「フィナーレ」「花束」「幸福」座にいるアシュくんの話。短いです。
素敵な企画を本当にありがとうございました。
アシュくんに花が降る話 フィナーレは高らかに。
人理修復を終えたカルデアの記録を英霊の座で受け取ったアシュヴァッターマンは微笑んだ。
喚ばれる度に応えるのは、人理を守るという意思の他にあの人に会えるかもしれないというかすかな希望があったから。その願いが果たされたカルデアでの記録をアシュヴァッターマンは広げる。
──カルデアに召喚されたドゥリーヨダナに出会った時の驚きを。
──生前のように受け入れられた歓喜を。
──共に戦い、笑い、人のように過ごした輝かしい日々を。
食い入るように記録を読むアシュヴァッターマンの眼の前をひらりと何かが落ちていった。
花だ。
薄紅色の蓮の花びらがぽとり、ぽとりと雨だれのように降っている。
872人理修復を終えたカルデアの記録を英霊の座で受け取ったアシュヴァッターマンは微笑んだ。
喚ばれる度に応えるのは、人理を守るという意思の他にあの人に会えるかもしれないというかすかな希望があったから。その願いが果たされたカルデアでの記録をアシュヴァッターマンは広げる。
──カルデアに召喚されたドゥリーヨダナに出会った時の驚きを。
──生前のように受け入れられた歓喜を。
──共に戦い、笑い、人のように過ごした輝かしい日々を。
食い入るように記録を読むアシュヴァッターマンの眼の前をひらりと何かが落ちていった。
花だ。
薄紅色の蓮の花びらがぽとり、ぽとりと雨だれのように降っている。
noi_no0
SPOILER古代人トリオのイラストと漫画です〜⚠️FF14暁月のフィナーレパッチ6.0ネタバレ
⚠️自機を参考にしたアゼム(褐色片目隠れ)
⚠️NOT恋愛だけど軽度の接触がある(手を繋ぐ)
アゼムの性別は解釈の余地が残っていた方が嬉しいので今のところは決めていません♪ 4
Namako_Sitera
DOODLE完全に趣味のヨル×フィナ 無自覚な好意があるヨルと、それを分かってるが放っておいてるフィナのいつかの話。枯れ花の栞。「それ、どうしたの?」
あくる日の大聖堂。数か月ぶりに顔を合わせたフィナとなんてことのない話をしていたその傍ら、ふとそんなことを聞かれてヨルンは首を傾げる。少し遅れて視線をやると、彼女がそれと表し指さした先……荷物の上で一輪の萎れた花が今にも息絶えるかのようにくたびれていた。
白い綿のような花、この近辺でよく見かける名もない雑草だ。薬師が見ればなにかしらの名はあるのかもしれないが、さほど気にするものでもない。それはヨルンがエンバーグロウに戻るまでの道中で見つけたものだ。
なんとなく、フィナに似ていると思ったのだ。見比べてみればその理由がわかるかもしれない。そんな程度の思い付きだったのだが、摘んだその時には鮮やかな白銀色をしていた花弁も今はすっかり萎れて灰色になっている。これでは比較しようがない。
951あくる日の大聖堂。数か月ぶりに顔を合わせたフィナとなんてことのない話をしていたその傍ら、ふとそんなことを聞かれてヨルンは首を傾げる。少し遅れて視線をやると、彼女がそれと表し指さした先……荷物の上で一輪の萎れた花が今にも息絶えるかのようにくたびれていた。
白い綿のような花、この近辺でよく見かける名もない雑草だ。薬師が見ればなにかしらの名はあるのかもしれないが、さほど気にするものでもない。それはヨルンがエンバーグロウに戻るまでの道中で見つけたものだ。
なんとなく、フィナに似ていると思ったのだ。見比べてみればその理由がわかるかもしれない。そんな程度の思い付きだったのだが、摘んだその時には鮮やかな白銀色をしていた花弁も今はすっかり萎れて灰色になっている。これでは比較しようがない。
gura_cube
DOODLECall of Cthulhu「REGlCiDE」
from犬点書店
KP:さくてぃん
HO1:トマス=シールズ=マッキャン/ぐら
HO2:エドワード・ ウィリアム・ドリュー /もこ
HO3:セオ=ルクス/ふぃな
HO4:ゾイロス・ルクス/iroha
(敬称略)
ENDA
「ソイツが手伝ってくれるさ」 3
Namako_Sitera
DOODLEもしもフィナとヨルンが知り合いだったらifやっと完結。あの台詞を深掘りしたいなって思ってたらこんなことに……。
いつかの話【3】 己の身を焼き続けている女だった。
煌々と瞬いて彼女の心臓を焼き続けるその火は、命を燃やして瞬く光はとても綺麗で。もしこの世界に神や天使がいるのならば、彼女のような存在だろうとヨルンは考えていた。優しく、激しく、冷淡で、感情的で、太陽のように白く煌々とした──己のためならばその全てを焼く、この世に最も誠実で無慈悲な存在なのだと。
死ぬことは嫌だが、彼女の炎に当てられて裁かれるぐらいならば納得できるとさえ。
「私は、人間を憎んだ」
暴走体が解け人間の姿に戻されたセラフィナは、命の残り火を吐息で撫でるように語る。
人間が憎い、彼女はそう言っていた。全ての死を望む人間が憎い、それを裁くことのない神が憎い、そんな神が抱く世界が憎いと。その憎悪は長い年月を生きたことで膨らみ、そして腐ることなく灼熱を抱き続けていた。
3657煌々と瞬いて彼女の心臓を焼き続けるその火は、命を燃やして瞬く光はとても綺麗で。もしこの世界に神や天使がいるのならば、彼女のような存在だろうとヨルンは考えていた。優しく、激しく、冷淡で、感情的で、太陽のように白く煌々とした──己のためならばその全てを焼く、この世に最も誠実で無慈悲な存在なのだと。
死ぬことは嫌だが、彼女の炎に当てられて裁かれるぐらいならば納得できるとさえ。
「私は、人間を憎んだ」
暴走体が解け人間の姿に戻されたセラフィナは、命の残り火を吐息で撫でるように語る。
人間が憎い、彼女はそう言っていた。全ての死を望む人間が憎い、それを裁くことのない神が憎い、そんな神が抱く世界が憎いと。その憎悪は長い年月を生きたことで膨らみ、そして腐ることなく灼熱を抱き続けていた。
Namako_Sitera
DOODLEもしもフィナとヨルンが知り合いだったら名授ifの続き。えっ知り合いの状態で名授を!? の本編。ずっと分かってるフィナ、ずっと分かんないサザントス、全部知ってるので奇行をするヨルン。もしかして:最初から破滅が決まってる? そうかも……いつかの話。【2】 サザントスが原初の洞窟に追いついたころには、全てが終わっていた。物静かな祭壇からは炎は消え、選ばれし者の手にあったはずの採火燈はセラフィナの元にある。先行したはずの選ばれし者はセラフィナと対峙してはいるものの、彼女の計画を阻止することは叶わなかったようだ。
聖女の皮を被った邪悪は出遅れたサザントスをみやると、まるで憐れなものをみるかのような目でさざ波の様に嘲笑う。どういった意味を含んだものなのかサザントスには分からなかった。しかし、問いかけを叫ぶ暇もなくセラフィナは黒呪炎に包まれて消える。
サザントスは選ばれし者へ……ヨルンへ視線をやる、”何をしていたのか”と。”一体何があったのか”と。選ばれし者は普段通り気だるげに、今サザントスの姿に気が付いたかのように小さく首を傾げた。サザントスの問いの意味自体を理解していないように、わざとらしく。
4168聖女の皮を被った邪悪は出遅れたサザントスをみやると、まるで憐れなものをみるかのような目でさざ波の様に嘲笑う。どういった意味を含んだものなのかサザントスには分からなかった。しかし、問いかけを叫ぶ暇もなくセラフィナは黒呪炎に包まれて消える。
サザントスは選ばれし者へ……ヨルンへ視線をやる、”何をしていたのか”と。”一体何があったのか”と。選ばれし者は普段通り気だるげに、今サザントスの姿に気が付いたかのように小さく首を傾げた。サザントスの問いの意味自体を理解していないように、わざとらしく。
Namako_Sitera
DOODLEもしもフィナとヨルンが知り合いだったらという名授のif。えっ知り合いの状態で名授を!?みたいなセルフ地獄の幻覚。いつかの話。【1】 一年の何度か、師はエンバーグロウに赴き大聖堂に向かう。その間ヨルンは大聖堂の神官や聖火騎士に預けられ、広間で師匠を待ちながら神官さまの話を聞いたり見様見真似で祈ったりしたりと他の子どもたちと同じように過ごす遊びに勤しむ。そうして時間を潰していると師匠が迎えに来て、また盗餓人狩りの仕事へと戻っていく。
ヨルンが遊んでいる間に師匠が教会から金を受け取り、仕事の情報を仕入れていたことを知ったのは師匠に拾われて年が二回りほどしたあるく日のことだった。
具体的な仕事を教わり始めた頃のことだ。盗餓人狩りにも支援者がおり、その支援者は聖火教会であること。枢機卿団と呼ばれる教会の実務を担う者たちから仲介人を通し依頼を受け、仕事場に向かう。その報酬として金銭や物資を受け取り、また仕事を受ける。盗餓人狩りの罪を背負うのは、人々を導く聖火を守るためでもあるのだと師匠は語った。そして師匠が行う冥銭に扱う金銭は教会から受け取った金を使っているのだという。私たちは金のために盗餓人を狩るのではなく、盗餓人のためにそして人々のために金を稼ぐのだと。ヨルンの髪を撫でながらそう言っていたのを覚えている。
3871ヨルンが遊んでいる間に師匠が教会から金を受け取り、仕事の情報を仕入れていたことを知ったのは師匠に拾われて年が二回りほどしたあるく日のことだった。
具体的な仕事を教わり始めた頃のことだ。盗餓人狩りにも支援者がおり、その支援者は聖火教会であること。枢機卿団と呼ばれる教会の実務を担う者たちから仲介人を通し依頼を受け、仕事場に向かう。その報酬として金銭や物資を受け取り、また仕事を受ける。盗餓人狩りの罪を背負うのは、人々を導く聖火を守るためでもあるのだと師匠は語った。そして師匠が行う冥銭に扱う金銭は教会から受け取った金を使っているのだという。私たちは金のために盗餓人を狩るのではなく、盗餓人のためにそして人々のために金を稼ぐのだと。ヨルンの髪を撫でながらそう言っていたのを覚えている。