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    ベッド

    kesyo_tukiyama

    DOODLEアニバ有灯 同じ部屋でおやすみする話。途中。

    一緒のベッドで寝たいとお願いしてくる灯世くんの話。明日も晴れると良いなと柔らかい祈りを口にする彼に、死んでもあなたを守りたいと誓う有くんの話。
     カーテンの隙間から月明かりが静かに差し込んでいる。新名はベッドに寝転がり、窓に目を向けた。見える夜空には大きな満月と無数の星が瞬いている。池袋のマンションから見える空よりもはっきり見える気がするのは、海上だからだろう。客室の明かりは落とされているか、カーテンを閉め切って漏れないようにしているため、あたりはどこも暗い。夜中でも街灯や店の明かりで照らされている東京とは全く違っていた。
    「有」
     名前を呼ばれ、振り返る。暗闇に慣れた目が、隣のベッドで動く影を捉える。恩田がベッドに座っていた。
    「どうした、眠れないか」
     枕が変わると眠れない人間がいるという話はよく耳にする。今回の代行が決まった際にも誰かから雑談混じりに投げかけられたその話が頭の片隅に過ぎった。しかし、新名は小さく頭を振った。恩田は新名がいないところでは寝ないが、裏返すと新名がいさえすればどこでも寝られる。車の中でも、カフェの店内でも。だから枕が変わったとて、新名と同部屋なら構わないはずだ。
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    CrazyCursedCkt

    DONEED見て、地球か? ならば強襲揚陸艦は追うよな、強襲揚陸艦が地球行くなら水着回だよな、水着回を今どきそうそうやるかな?じゃぁリゾート回くらいか???ってことはコテージ、ベッド、白いシーツ、シーツをベールに結婚式か?????という連想ゲームをしました。
    ゆうれいがみせたまぼろし このまま地球へ、というのは、無謀な話だと思っていた。でも、今、自分はその地球にいる。
     ただ、独立戦争の真っ最中から使い続けている戦闘艦である。負担も大きく、ガンダムを追って地球に到達した後、急にガタが来た。
     ジオン公国の拠点で集中的にメンテナンスを受けることとなり、拠点に収容しきれない艦員は、強制的に数日の休みとなった。
     たまたま、その拠点というのがリゾート地付近で、提携のコテージなら安く手配する、というので、クルーたちは飛びついた。

    「そんな都合のいい話、あるかよ……」

     その都合のいい話に飛びついた自分のことは忘れておくことにする。
     いわゆるスペースノイドである僕らには、地球の重力さえ、違和感のあるものだ。太陽がのぼり月がのぼり、そんなふうに日にちは変わっていくし、天候もあらかじめ決められたものでなく、暑さ寒ささえ自然任せ。
    1991