時短と愛は反比例時短と愛は反比例

　母が死んで間もない頃、母の作る肉じゃがを食べたいと思い、家政婦に作らせたことがある。父が雇った完璧な家政婦は、一流の材料を使って完璧な肉じゃがを作ったのに、それは大寿が想像していた母の味ではなかった。それからも家政婦が代わるたびに肉じゃがを作らせたが、どれも記憶のなかにある母の肉じゃがの味とは程遠かった。
(何か隠し味が入っていたのかもな。)
歳を重ねるにつれて、もう一度肉じゃがを食べたいと言う気持ちも母の肉じゃがの味も、大寿の記憶の奥底に仕舞い込まれていった。
--
　ひっそりこっそり三ツ谷と仲良くなった大寿は、ときどき三ツ谷の買い出しに付き合うようになり、そのまま三ツ谷の家で夕飯をご馳走になることが増えていった。頼まれるたびに

リベルタ・マグニフィカ

明るく元気いっぱいで、元気すぎて年齢よりも幼く見られることがある。
10年程前までの記憶がごっそりと抜けているらしいが、記憶が無いことに関しては特に気にしていない。
しかし何故か『自分は異常』という認識だけは有り、
時々自分を悪く言うことがある。

○プロフィール
ウエストセクター所属/ランクAA
2月6日生まれ/21歳/166cm/55kg/O型
家族構成:姉/趣味:落ち物パズル
好きな食べ物:メロンパン/嫌いなもの:新宗教団体
イメージCV:山谷祥生

○名前由来
・リベルタ→自由
・マグニフィカ→素晴らしい
両方イタリア語

○サブスタンス

メラン・ファンタズマ
・メラン→黒
・ファンタズマ→化け物
両方ギリシャ語