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    ベース

    karrruko

    DONE①7/24無配をベースに、11000文字追加したものです。
    ②フィガロがモブの男娼を買い、彼に抱かれて満足している描写があります。
    ③フィガロがオズの前で酒の印象を伝えようとし、遠回しな性行為の隠喩を行う描写があります。
    ④スノホワ様のキスシーンがあります。
    ふいうち

     燃えるような朝焼けに目を細め、フィガロは森を飛翔した。こんな時間に野外をうろつくなど人間に傅かれて暮らしていた幼い頃以来だったが、ある意味で状況は当時より悪化していた。何せ師匠二人から〈オズの成人祝いを渡す〉という無茶な仕事を命じられているのだ。一度は石にするべきだとも思った弟弟子が、今どこでどうやって暮らしているのか、己は全く知らないと言うのに。

     この厄介な話は、昨晩唐突に降ってわいたものだった。

     高弟としての自覚というか二人から躾られた義理というかで、スノウとホワイトの館から出でて暮らして五年が過ぎても、フィガロは月に一度は彼らの前に顔を出すようにしている。昨晩もその習慣に従ったのだが、食堂に足を踏み入れた途端に嫌な予感に襲われた。テーブルには極上のマナ石と黒みがかったケーキが給仕されている。石はともかく、素朴な見た目のケーキが大いに問題だった。
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    アロマきかく

    DOODLEこのままじゃどうも収まりが悪い。
    向こうが俺たちの戦いはこれからだエンド、じゃぁこっちは?
    せめて一区切り付けてやりたい。そんな気持ちから生まれた盛大な蛇足。の序章。
    ベースはラ・ルナのアブノーマリティとしての解釈。

    綺麗に終わると思ったろ?ここからgdgdになっていくんだよ。
    最初は親友Xとダフネを会わせてやりたかっただけだったんですぅ…。
    そしたら勝手にいちゃつきだして…。
    月明かりの下、ふたり 西の空が朱に染まる。

     朝よりもずっと長い影。空の色を仄かに乗せた木々は大きくその印象を変える。
     吹く風はやや勢いを強め、暖かさを退けて肌寒さを齎す。

     後悔が無いと言えば嘘になる。
     自身の役目も目的も、もう果たした。
     でも自分は欲張りだから。
     ずっと側で守りたかった。
     自分には”今後”なんてないことくらい、とうにわかっていたのに。

     朱から藤へと移ろう空。

     ずっと空は灰色だと思っていた。
     灰色なのは自身の心だった。
     心が視界から色を奪っていた。
     こんなに空が多様な顔を持っていたのか。
     知ることが出来たのは、全てあの約束のおかげ。

     藤の空に紺が混ざる。

     後悔がもうひとつ。
     もう少し陽当たりの良い場所にしておけばよかった。
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    大上満

    DONEリンレト版ワンドロワンライのお題『秘密』で参加しました。
    ルート不定。風化雪月無双をベースに書きましたが、作者はまだ一度もプレイしていませんのでイメージで書いています。時々twitterに流れてくる情報を元に作成したのでもしかしたらネタバレが含まれているかもしれません。
    状況的にいろいろおかしいかもしれませんがご了承ください。
    秘密「へへお嬢ちゃんこっちこいよ」

     酔っ払った兵士の数人グループが偶々通りがかったリンハルトにちょっかいをかけてくる。無視してさっさと通り過ぎようとしたところにずいっと立ちはだかる。

    「おい待てよ」
    「僕急いでるんですけど」
    「あんた最近こっちの軍に入ったばかりだろう。まあまあ俺らと親睦を深めようぜ」

     馴れ馴れしく肩に手をまわそうとしてくるのを鬱陶しそうに避けて、逃げだそうとする。だがやはり面白がってにやにや笑いながら男達はリンハルトの前に壁を作り、逃げ道を塞いでくる。
     リンハルトは眼前の男をきつく睨みながら、攻撃しようかどうか迷う。この程度の雑兵なら何人集まろうと魔法で蹴散らすのは容易い……が先刻男の一人が言ったとおり、帝国から此方の陣営に入隊して間もない将であるリンハルトがもめ事を起こせばやっかいなことになる。まだ配属先の仲間と信頼が築けていない状態で余計なトラブルは避けたい。下手をすれば事と次第によっては処罰が下るのは彼のほうかもしれない。そこまで考えて目をつけてきたならかなり卑劣な輩である。     
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    海月 しょう

    MEMO多分、最初の設定がえぐいだけです。
    毎度アカン性癖全開でスミマセン。
    死ネタ、欠損、ある種のNTRと数え役満なネタメモ😋

    わし的にはそれなりにハピエンなんですが、如何せんメリバも大好きなので……どの辺りから線引きしていいか分からなくてですね🙃
    爆くん死亡の時点でもう駄目だよね、たぶん🤤
    プロヒ、同棲設定の爆尾ちゃんベース。心→尾の心くん一方通行。オチとしては心尾。
    【爆尾←心】メリバなのか?メモ大きな事件に巻き込まれ、多くのヒーローが負傷。命を落とした者も多く、その中に爆豪も含まれていた。尾白は一命は取り留めたものの、特徴的な尻尾と右足が消失。
    尾白の意識が戻らないうちに、爆豪の葬儀は執り行われ。尾白に一方的な想いを寄せていた心操は、毎日のように尾白の見舞いに来ていた。爆豪のことをどう話したものかと思いながらも、一日でも早く目覚めて欲しいと願う。
    漸く目覚めた尾白だったが、余りに弱々しく、更には視力までも失ってしまっており。心操は尾白に爆豪が死んだとは伝えられなかった。
    何も見えない真っ暗な世界で、心操の手を取り、爆豪の安否を確認する尾白。思わず嘘が溢れる。
    「酷い怪我だったけど、無事だよ」
    その言葉を聞いて、尾白がとても嬉そうに笑う。
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