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    ミロ

    torua_e

    DOODLE最初から最後までモブ男の独白です。
    よくある「お前の好きなやつ寝とったから!ざまあみろ!え?!どうしてもっていい人捕まえてんだよ!くっそー!」系の展開をアルカヴェで出来ないかと思って書いた文です

    ・設定
    教令院時代設定。アルハイゼンがモブ女に気があると思ったモブ男が、アルハイゼンからモブ女を奪おうとして、アルカヴェを見せつけられる。
    馬鹿にして笑えよ僕は教令院に通う男子学生のモブ太郎。顔と身長は中の上、成績は中の中、家柄は由緒正しき学術家庭だ。普通と思ったか?天才の集う教令院で成績の中間を収めることは、それだけで非常に大変なことなんだぞ!
    そんなことよりも大変なことが起こった。
    僕と同じクラスにいる学年のマドンナ的存在のモブ美に、最近お気に入りの男が出来たんだ。
    そいつの名前はアルハイゼン。僕と比べて、少し身長が高く、少し成績がよく、顔は……まぁ人それぞれ好みがあるだろう。しかし性格は僕の何倍も悪いやつだから、総合的には僕の方が優れている。
    アルハイゼンは基本的に昼休憩になると、ふらっと姿をくらませる奴なのだが、最近は何故か休憩時間になってもどこにも行かずに、ただ黙々と本を読んでいるんだ。そしてそんなアルハイゼンに優しく慈愛の心で声をかけたのがマドンナのモブ美だ。
    1997

    tsukino_fuki913

    DONE診断メーカー:「RTされたら指定された攻めのセリフでCPの作品を書く」
    いただいたお題:「6RTで『お前の望むようにしてやろう。さあ何をしてほしいか言ってみろ』」
    登場人物:
    不死川実弥:地上で暮らす男。ただの人間だと思っていたが、実は……。
    冨岡義勇:天空で暮らす天空の池をつかさどる神様の跡継ぎ。
    冨岡蔦子:天空で暮らす天女。義勇の姉。
    鱗滝老:天空の池をつかさどる神の前任。義勇と蔦子の後見人。
    羽衣だけが知っている「……痛ったたた……」
    姉に借りた羽衣を使って空を飛ぶ練習をしているうちに、風に煽られて地上へと墜ちてしまった。墜ちた場所には誰もおらず、人間を傷つけることがなかったのは幸いだった。

    俺は冨岡義勇。天空の池をつかさどる神様だった両親を早くに亡くし、両親の前任をしていた鱗滝老に姉とともに引き取られ、神様になるための修業をしている。神様になる修業、と言っても、姉の方は羽衣を使って空を舞う練習を、俺の方は結界を破って中に入ろうとしてくる荒くれ者を討伐するための剣技を磨くことが中心だった。今日は、鱗滝さんから休息の日にする、と言われ、前から姉の羽衣を使って空を飛んでみたかった俺は、こっそりと姉の羽衣を借りたのだった。しかし、実は、羽衣を使って空を飛ぶには、それなりの体幹がいるらしい。つまり、どんなに練習をしても今まで一度も落ちたことのない姉は、失敗した俺よりも体幹の筋肉があるということだ。ほっそりした柔らかい体つきの姉であっても、男の俺よりもそれなりの筋力があるのか、と、地上に落ちて初めてその事実を知った。
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