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    ラス

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    DOODLE地雷みかしゅう(別項目イラスト参照)が心中する話
    心中なので死にますよろしくお願いします
    一畳の墓場「なぁ、宗くん、おれと一緒におるのと、自分のお家に帰ってやりたいことやんの、どっちがええ?」
    冷たい冷たい冬の日の夜、僕の胸部に顔を埋め僕に包まれていた彼が突然そんなことを言い始めた。その言葉は優しく口から吐き出されたけど内側はきっと氷のように冷たい。少し突き放すような言い方。
    「君ねえ、そうやって僕を」
    「ねえ、どっちがええの。」
    僕の言葉を遮るように冷たい言葉が放たれる。でも彼の目を見てこの言葉は突き放したくて冷たくなったのでは無いとわかった。悲壮感がある、彼の決意の言葉だった。
    彼の決意への敬意を示すように僕は真剣に彼の質問に答えた。
    「…みかと一緒にいる。」
    この選択肢が意味することはもう、わかっている。暖房の全くない部屋で、2人で体を寄せ合いあたたまる。ごはんを,最後にきちんと揃えて食べたのは僕の誕生日。出会った日からの出来事を振り返る日々。そんな状況で放たれた"一緒にいる"の意味。きっと僕は家に帰れば今まで通りの普通の生活にもどって、普通の大人になるのだろう。でも、そんなこと、僕のやりたいことではない。僕のなかはもう、彼でいっぱい。離れるなんて、考えもつかなかった。
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    natumikan666

    DONE蘭嶺の蘭丸と音トキの音也の小話。

    ポイピクを使ってみたくて、しょうもない話を書いてみました。ちょっと長くなっちゃったので読みにくかったらすみません。設定甘いところもありますが、見逃してくたさい🙏

    pixivとの使い分けに悩みますが、今後こちらには形にならなかったネタを置いとこうかなぁ。
    This is not my underpants「おーっす、わりぃ、待たせたか?」
    「蘭丸先輩、おつかれさまー! 大丈夫だよ、前の現場がはやく終わったから先にアップしてたんだ」

     事務所に設けられている練習室のドアを開けるとすでに音也が練習着に着替えてストレッチしているところだった。
     かねてから音也にダンス練習と動画撮影につきあってほしいと頼み込まれていたもののなかなか時間が取れなかったのだが、全国ツアーも終わりようやくまとまった時間ができたのでその約束を果たすことにしたのが今日、というわけだ。
     一つ現場を終わらせてから直接来たので、着替えるためにリュックからジャージとTシャツを取り出す。

    「着替えるからちょっと待ってろ」
    「ゆっくりでいいよー」

     勝手知ったる後輩だから着替えを見られても問題はないと判断して、その場で上を脱いだ。たまに他人に見られたらやべぇ跡が付いていることもあるが、まぁ今日は大丈夫だろう。
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