ラハ
miutam614
DONE💙ジュンひよの日カウントダウン5日目💚ジュンひよ 全年齢 3800文字
2025.6.5
『あの日のぼくらは』
付き合ってるジュンひよ
ジュンくん卒業後に玲明でEveでのお仕事したあとの話 7
yu_plus_sun
INFOこちらは六角NNさま こへ滝小説「いつから/難攻不落」の三次創作、漫画4ページです。(掲載許可済)漫画のセリフは全て小説内の文章を引用しておりますので、全てネタバレになります。先に小説をお読みになる事を強くお勧めいたします。
何卒よろしくお願い申し上げます。 5
さそりまる
MOURNING無理やった脱線したのでこっからはお好きに妄想してください
正夢?「なぁ...恵美」
「なに?誠一。」
ひたいをつたる汗。左腕にのしかかる恵美の体重、
温もり。
「なに?じゃないやろ!!ひっつきすぎやぞ今日のお前っ!」
ぎゅうぎゅう、と左腕を抱き、猫のように擦り寄ってくる。
「べつにいつも通りでしょ?」
何かがおかしい。いつももこんな感じやったか?いやそんなわけない...馬鹿みたいに考えているうちも、恵美はすりすりと俺の腕で身じろぐ。まじでこいつ、猫にでもなったんとちゃうか?!と、おかしな結論に至りそうになったところで、恵美がまたひとつ。
「普段通りじゃないっていうのはさ、こういうのを言うんじゃない?」
そう言うと、恵美は俺にぐいっと近寄り、膝に乗った。
「誠一。キスしてよ」
へ?
1506「なに?誠一。」
ひたいをつたる汗。左腕にのしかかる恵美の体重、
温もり。
「なに?じゃないやろ!!ひっつきすぎやぞ今日のお前っ!」
ぎゅうぎゅう、と左腕を抱き、猫のように擦り寄ってくる。
「べつにいつも通りでしょ?」
何かがおかしい。いつももこんな感じやったか?いやそんなわけない...馬鹿みたいに考えているうちも、恵美はすりすりと俺の腕で身じろぐ。まじでこいつ、猫にでもなったんとちゃうか?!と、おかしな結論に至りそうになったところで、恵美がまたひとつ。
「普段通りじゃないっていうのはさ、こういうのを言うんじゃない?」
そう言うと、恵美は俺にぐいっと近寄り、膝に乗った。
「誠一。キスしてよ」
へ?
みずたま
PROGRESS今年のジュンブラの色ラフです🏝️南の国からラジエルとカイラ。
﹏﹏﹏﹏
アラビアンナイト風味なんですが、南の国の世界観も伝えたくて……風景描いていたら抑え気味になったかな? ラフ段階では小物抑え気味なので進めばもりもりになる予定です(いつもそう)
大きな花束持ってるから、ラジエルの肉体美も隠れちゃった😅
カイラは一枚絵として描くと、類まれなペルシャ白美女に見える…やっと描ける(隠れ設定) 2
14ko_trpg
INFOCoC【THESEUS】KP:がくたさん
PC/PL:
HO1:Zadoc・Brandon/虎狼さきりさん
HO2:八剱 ソフィア/一路ひよこ
HO3:七海 御影/彼方きいろさん
HO4:橿原 レイ/りくさん
END1にてクリア!
最高のチームだぜ!🤝ぐっと物語に引き込まれて、ハラハラドキドキずっと楽しかったです!これからも色んなところに行こうね〜☺️
遊んでくださりありがとうございました!
とぅぅ
DOODLE買ったアルバムをやっと聴けたけど、聴いたらムビ行きたくなるし、やっぱ、りお〜さんを越すキャラは他にいないなとしみじみしながら。心撃ち抜かれています(?)
※だいすは同じくらい推
描くのが趣味なんだけど、アップする意味って…?ふと思ったりしたけど、みてくださるかたが1人でもいらっしゃるならばと…!大変ありがたいことです。この場でなんですが、いつもありがとうございます!
akipon228
MOURNING前髪アップ城主の加工有りバージョンです。これはこれで雰囲気あってイイ感じなんですけど色味がはっきりしていた方が城主の格好良さが際立つ気がしてこちらはボツになりました😌
Kinmed25253486
DOODLEわかりずらいので雑に持ってきたキャップとユフィを…。ちなみにどちらもヴァーグナーの師匠産です。
人工生物の方は生物的に知能が低いのが基本なんですが、キャップだけ飛び抜けてます。本来なら廃棄されるはずだった仲間達をヴァーグナーの師から、ニコラスの元へ逃したという割と英雄な奴。
テルからはキャップさんって呼ばれてる。
ねくすと
SPOILER※獣人ガストロノミーのネタバレが開始からド直球に含まれています。そして半生モノのCPとなっております。可能な限り寛大な心で見ていただけるとありがたいです。最後に、こちらは二次or三次創作になります。実際のシナリオ、PCとは関係がありません、フィクションです。パスワードは、シェリフくんの苗字です。 3745
iorishin
DOODLEダンモリ落書き漫画、1枚追加しました。りりすちゃん会話シリアス漫画の続き。3臨漫画更新の前に1枚挟んだヨ…あまりに半端なとこで終わってたから〜〜
私の描く漫画キャラは違う話でもほぼ思考が同じなので3臨漫画のセリフと合わせて考えると面白いかも〜
悪属性よき。
※原稿の合間でちょっとずつ描いてるのでゆるく続きます (またそこで続くん??) 7
はとの巣箱(卓報告置き場)
INFO【卓報告】ドロップアウトディスパイア【CoC】作:茶鰯様
KP:ちかさん
HO1届人:羽使 / はと
HO2殺人:婁已/ 佐久らいろさん
両生還
「やっと分かったよ。」
両生還にて終幕です~~~!!!
ハラハラドキドキでめっちゃ楽しかったです!!!
barrow892764
TRAINING同人誌表紙メーカー様で作成した、小説本の表紙。2冊目。ここからは完全にネタのみで書く予定のないものになります。
自由後。アホエロコメディ。
内容はだいたいこのポスト(https://x.com/barrow892764/status/1933520931953213681)の通りです。
R18マークと、表紙の「!!」をあとからクリスタで入れています。
R18マークはフリー素材をおかりしました
go5_tea
INFO𝗖𝗮𝗹𝗹 𝗼𝗳 𝗖𝘁𝗵𝘂𝗹𝗵𝘂 𝟲𝘁𝗵『yarazunoame』
𝗞𝗣:よさり
𝗛𝗢𝟭 - 暑雨:漆葉 十和 - ごご茶
𝗛𝗢𝟮 - 驟雨:小椋 侑穂 - 才谷
(敬称略)
【END - C 両生還】
2025.6.12
※クリファン差分・SDキャラは才谷さんに描いてもらいまし!た!ありがと〜🐦 4
JoeTKN
DONEこちらは昨年末のアオカブwebオンリー展示物として公開し、本にも収録した漫画です。正おじ一周年祝いとして再公開致します!アオカブがガラルで一緒に過ごした次の日の朝…
いーとーしーさとー せーつーなーさとー こーこーろづーよーさとーー♪ 的な話?
⚠️キスマ注意 7
usagininjin_5
PROGRESSこちらはWebオンリー「メロウな闇に恋の陰」の展示作品です。以前(2024/10/11)にXに投稿した常闇くんの敵if設定を利用したコン常(未満)です。このオンリーの新刊用でプロットまで考えていたのですが結局ネームにすら到達できず…取り急ぎあらすじを描けたところまでを投稿します🙇♂️
※passはお品書き参照
※6/14 続きを3ページ追加しました 14
しじみ
MEMO2025.6.12CoC7「treasure of CTHULHU〜地底の母と黄金の秘宝〜」
KP:シイカさん
PL:さかなぴさん、文月さん、まるごさん、ごましじ身
全員生還でシナリオ終了!3日間ありがとうございましたッ
ハラハラ!ドキドキ!力のかぎり!走りぬいた!
7版のチェイスって良くって……2週目のトレクトゥもキャラが濃いメンバーが集まり、最高に楽しかったです♪
次はリデラで会おう!!
siika_game
SPOILER新クトゥルフ神話TRPG[ 𝕋𝕣𝕖𝕒𝕤𝕦𝕣𝕖 𝕠𝕗 ℂ𝕋ℍ𝕌𝕃ℍ𝕌 地底の母と黄金の秘宝]
全生還にて終了!
KP:シイカ
PL:ごましじ身さん、さかなぴさん、文月さん、まるごさん
はらはらドキドキトレジャーハント!
無事に全員で生きて帰ることができてKPも安心…
これからの皆の人生に幸多かれ~!
はなこ☕💞🥞
DONE【彰人総受け】R18/冬彰、司彰、類彰で、四人でスポーツをする話(会話文)こちらは全体公開ですが、今後はフォロワー限定公開で投稿させていただきます。
❏設定❏
・四人で沢山のスポーツができる施設に遊びにきている
・なぜそうなったのかは考えていない
・↑前提で、2対2のチームに分かれてバスケをしている場面から
❏本文❏
彰人:スリーポイントラインの外側からボールを投げて、見事にシュートを決める
彰人「よし、これでまた同点だな」
冬弥「凄いな、彰人……俺が離された点差を一気に埋めてしまった……」
司「くっ……体育祭の時は心強い味方だったが、その分、敵に回るとこうも手ごわいとは……」
類「今日は様々なスポーツをやってきたけれど、どのスポーツでも東雲くんの一人勝ちの状態だね」
司「あ、ああ、そうだな……とくに、サッカーの時は凄かった……彰人がオフェンスで俺達三人がディフェンスという、かなり俺達に有利な条件で戦っても負けてしまったからな……まさに、異常としか思えないほどの運動神経だ……」
6533・四人で沢山のスポーツができる施設に遊びにきている
・なぜそうなったのかは考えていない
・↑前提で、2対2のチームに分かれてバスケをしている場面から
❏本文❏
彰人:スリーポイントラインの外側からボールを投げて、見事にシュートを決める
彰人「よし、これでまた同点だな」
冬弥「凄いな、彰人……俺が離された点差を一気に埋めてしまった……」
司「くっ……体育祭の時は心強い味方だったが、その分、敵に回るとこうも手ごわいとは……」
類「今日は様々なスポーツをやってきたけれど、どのスポーツでも東雲くんの一人勝ちの状態だね」
司「あ、ああ、そうだな……とくに、サッカーの時は凄かった……彰人がオフェンスで俺達三人がディフェンスという、かなり俺達に有利な条件で戦っても負けてしまったからな……まさに、異常としか思えないほどの運動神経だ……」
gtgt_jng
DONE【bluesky創作企画】三獣義我【@ 30giga.bsky.social】透院 華澄(トウイン カスミ) ハクロウ学院高等部3年 男 身長155cm
~メモ~
・表向き誰にでも礼儀正しく誠実な態度で接する
・母親がヒステリック気味で厳しくストレスで白髪が目立つようになった
・信号無視や喫煙など違反行為をした学生を見つけては仲間と一緒に痛めつけに行く(憂さ晴らし)
※基本透院からは手を出さず、掴まれたりしたら合気道で転ばせて、あとは仲間がボコるスタイル。(イメージP2)
・背が低いことは気にしてない
・顔の識別ができないくらいの近視(シルエットでおおまかには分かる) 3
😈道化魔王😈
DOODLE⚠️閲覧自己責任⚠️⚠️魔王の妄想だらけ⚠️
⚠️解釈違い注意⚠
⚠️魔王との絡み絵🈶⚠️
⚠️閲覧自己責任⚠️
魔界にいる2Pらんき達まとめ
(親友の2P達とは別世界軸)
うちの子らはみんな個性的( ˇωˇ )
(随時更新) 16
dropforyou
MEMO新CoC 「冒涜都市Z」HO1/アイラ(ふたばさん)
HO2/カーター(鈴さん)
HO3/ニコル(りゆう)
KP_tom.さん
ドキドキ・ハラハラしたシナリオだった!
みなさんありがとうございました☆
yakizakana_47
DOODLEドライブデート中に偶然高級車泥棒に出くわしてオープンカー同士でカーチェイスするホとヴァ〜さんを描きたいメモモブ敵がやばい!ヒーローに見つかった!!て焦るもよく考えりゃあいつらはいっそ車に乗ってる方が遅いだろ!車の馬力なら俺たちの方が上だ!振り切るぞ!て200キロだして公道を爆走し出したのでヴァ〜さんが助手席から飛び出そうとしてたら自分の方が早いと判断したホの方が飛び出しちゃう話
あとでヴァ〜さんにお前じゃなくて俺が行くのが適任だった 運転席から離れるのは危険だ!て怒られるけど「でも俺のほうが早いですし」て言われて事実なのでぐぬぬ…になるヴァ〜さんはかわいい 2
3c21_3a10
DONEバウムクーヘンエンドからハピエン(?)幸真です。バウムクーヘン 真田が今日結婚した。
幸村よりも過ごした時間や付き合いの短い女と。少し照れながら「婚約者だ」と真田から紹介された頃から比べると、ずいぶんと幸村の気持ちも落ち着いてきたものだ。
鞄から友人代表スピーチの原稿を取り出して、破く。誇らしげな顔で目を潤ませて幸村のスピーチを聞く真田の様子を思い出しながら、小さくなった紙をゴミ箱に投げ入れていく。
卓上にあった「幸村 精市さま」と書かれた名札と裏に書かれたメッセージを取り出して、破く。新郎新婦からの手書きメッセージとのことだが、内容は読んでいない。きっと幸村にとってどうしようもないことが書かれているのだろうから。
披露宴のメニュー表を取り出して、破き捨てる。真田と彼女の好物が詰め合わせられた献立を思い出した。さっき食べたものがせりあがってくるのを感じてトイレに駆け込む。
2024幸村よりも過ごした時間や付き合いの短い女と。少し照れながら「婚約者だ」と真田から紹介された頃から比べると、ずいぶんと幸村の気持ちも落ち着いてきたものだ。
鞄から友人代表スピーチの原稿を取り出して、破く。誇らしげな顔で目を潤ませて幸村のスピーチを聞く真田の様子を思い出しながら、小さくなった紙をゴミ箱に投げ入れていく。
卓上にあった「幸村 精市さま」と書かれた名札と裏に書かれたメッセージを取り出して、破く。新郎新婦からの手書きメッセージとのことだが、内容は読んでいない。きっと幸村にとってどうしようもないことが書かれているのだろうから。
披露宴のメニュー表を取り出して、破き捨てる。真田と彼女の好物が詰め合わせられた献立を思い出した。さっき食べたものがせりあがってくるのを感じてトイレに駆け込む。
うつりぎ
DONEPASS : 数字英字🍄は5人で活動することが決定したあとに今の髪型にしたんじゃないか妄想。☕からは「似合わない前のほうがイケてた」ってねちねち言われててほしいし🦁からは「お前は簡単に体を張るな」って注意されてそう。
LastQed
DOODLEガラハイ🐺🦇【stand up!】お題「靴擦れ」で書きました。ハイドがストーカーに刺された過去を捏造しています(!?)のでご注意ください。
ガラさんとハイドには、互いの痛みを和らげてくれる、一歩を踏み出すきっかけになってくれる…そんな関係にあってほしいです。
【stand up】「ガラ、休憩だ」
背後から名を呼ばれ、狼男は足を止めた。気配が背中まで迫って来るや否や、声の主はウンザリだとばかり、息を吐く。
「休憩って……おれたち、さっきまでコーヒートークに居たんだよな?」
両名は確かに五分前まで馴染みの喫茶店で寛いでいた。ガラハッドとゾボを頼み、バリスタ、それから偶然居合わせたジョルジと街の噂や騒動について会話を交わし別れたばかりだ。にも関わらず再び休憩を所望するこの友人をガラは訝しんだ。傾き始めた陽のせいかハイドの表情は翳り、どこか居心地が悪そうに見えた。
「具合でも悪いのか?」
「……ああ、もう一歩も歩けそうにない。助けてくれ」
かつて、オークに集団で殴られようが、ストーカーに刺されようが、皮肉を吐いて飄々としていた男が今、明確に助けを求めている。数十年に及ぶ付き合いの中でも初めてのことで、ガラは咄嗟にスマートフォンに手を掛けた。「911」をコールしようとした時、その手を制止したのはあろうことかハイド自身だった。
1434背後から名を呼ばれ、狼男は足を止めた。気配が背中まで迫って来るや否や、声の主はウンザリだとばかり、息を吐く。
「休憩って……おれたち、さっきまでコーヒートークに居たんだよな?」
両名は確かに五分前まで馴染みの喫茶店で寛いでいた。ガラハッドとゾボを頼み、バリスタ、それから偶然居合わせたジョルジと街の噂や騒動について会話を交わし別れたばかりだ。にも関わらず再び休憩を所望するこの友人をガラは訝しんだ。傾き始めた陽のせいかハイドの表情は翳り、どこか居心地が悪そうに見えた。
「具合でも悪いのか?」
「……ああ、もう一歩も歩けそうにない。助けてくれ」
かつて、オークに集団で殴られようが、ストーカーに刺されようが、皮肉を吐いて飄々としていた男が今、明確に助けを求めている。数十年に及ぶ付き合いの中でも初めてのことで、ガラは咄嗟にスマートフォンに手を掛けた。「911」をコールしようとした時、その手を制止したのはあろうことかハイド自身だった。
LastQed
DOODLEガラハイ🐺🦇【眠らぬ街】雇用主時代、モデルを始めたばかりのハイドがLAでナンパに遭う話。気のいい奴ですがモブが出てきます(?)
Xにてupしたもの。記録用にこちらにも載せておきます✍️
【眠らぬ街】「こんばんは! 飲み会帰り?」
ロサンゼルス、ユニオンステーション。終電間際とあって構内は人でごった返している。ただでさえ煩わしく思える喧騒の中、無遠慮に顔を覗き込まれる不快感。視線だけ遣れば何者かが熱心に話し掛けてくる。ハイドの視界、その端に映ったのは一人の若い男だった。
「飲み足りないって顔してる。良かったらこの後一緒にどう?」
ナンパか、と吸血鬼は辟易する。と、同時に、この若造は人間で、だとすればせいぜい20代半ばだろうと静かに見定めた。永遠にも等しい寿命を持つヴァンパイア族からすれば、子か、下手をすれば孫の世代だ。男は器用に歩幅を合わせ、斜め後ろをついて来る。いつもであれば無視を決め込むところだが、若い彼の思考があまりに明け透けで、少しからかってやろうと吸血鬼は口角を上げた。
1551ロサンゼルス、ユニオンステーション。終電間際とあって構内は人でごった返している。ただでさえ煩わしく思える喧騒の中、無遠慮に顔を覗き込まれる不快感。視線だけ遣れば何者かが熱心に話し掛けてくる。ハイドの視界、その端に映ったのは一人の若い男だった。
「飲み足りないって顔してる。良かったらこの後一緒にどう?」
ナンパか、と吸血鬼は辟易する。と、同時に、この若造は人間で、だとすればせいぜい20代半ばだろうと静かに見定めた。永遠にも等しい寿命を持つヴァンパイア族からすれば、子か、下手をすれば孫の世代だ。男は器用に歩幅を合わせ、斜め後ろをついて来る。いつもであれば無視を決め込むところだが、若い彼の思考があまりに明け透けで、少しからかってやろうと吸血鬼は口角を上げた。
LastQed
DONEガラハイ🐺🦇【As you wish, Mr.Hyde.】バレンタインのお話🍫Xにてupしたもの。記録用にこちらにも載せておきます✍️
【As you wish, Mr.Hyde.】 今にも底の抜けそうな紙袋が二つ、どさりとフローリングに下ろされる。溢れんばかりの荷物、そして良く見知った来訪者を交互に見比べて人狼が尋ねた。
「なんだこれ」
「かわい子ちゃんたちからの贈り物だ。毎年この時期事務所に届く。……無碍にも出来ないからな、いくつかはこうして持ち帰るんだ」
「マジかよ……これ全部か……?」
愕然とする人狼を横目に、ハイドは手が痺れたと笑うだけだった。今日は二月十四日、いわゆるバレンタインデー。氏に言わせれば、これでも送られてきた段ボールの大半を事務所に置いてきたのだという。
「さすがは天下のハイド様だ……」
「まあ、悪い気はしない」
ソファに腰を下ろし、スリッパを蹴飛ばしてしまうと吸血鬼はくじ引きのように紙袋へと腕を突っ込んだ。無作為に取り出したファンレター。封を開き便箋を取り出すと、丁寧にしたためられた文字の列をなぞった。一通り目を通した後で再び腕が伸ばされる。次にハイドが掴み取ったのは厚みのある化粧箱だった。リボンを解けば、中には宝石にも見紛うチョコレートが敷き詰められていた。どれにしようかと迷う指先。気まぐれに選んだ一つを口の中に放り込んだ時、ガラがおもむろに通勤カバンを漁り始めた。
1853「なんだこれ」
「かわい子ちゃんたちからの贈り物だ。毎年この時期事務所に届く。……無碍にも出来ないからな、いくつかはこうして持ち帰るんだ」
「マジかよ……これ全部か……?」
愕然とする人狼を横目に、ハイドは手が痺れたと笑うだけだった。今日は二月十四日、いわゆるバレンタインデー。氏に言わせれば、これでも送られてきた段ボールの大半を事務所に置いてきたのだという。
「さすがは天下のハイド様だ……」
「まあ、悪い気はしない」
ソファに腰を下ろし、スリッパを蹴飛ばしてしまうと吸血鬼はくじ引きのように紙袋へと腕を突っ込んだ。無作為に取り出したファンレター。封を開き便箋を取り出すと、丁寧にしたためられた文字の列をなぞった。一通り目を通した後で再び腕が伸ばされる。次にハイドが掴み取ったのは厚みのある化粧箱だった。リボンを解けば、中には宝石にも見紛うチョコレートが敷き詰められていた。どれにしようかと迷う指先。気まぐれに選んだ一つを口の中に放り込んだ時、ガラがおもむろに通勤カバンを漁り始めた。