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    ラブ

    うすけ

    MEMO獅子噛んで欲しい欲の消化。19歳、人目無い時のラブコメはあるだろ?ないの???スキンシップ軽いのが好きな子と深いのが好きな子…アスカガ…謎の相性の良さ…
    あいのあいさつキスというより挨拶のようなそれが彼女は好きだ。額に、耳に、髪に唇を軽くあてがう。

    「フ、ははっ、くすぐったい」

    口付けて笑うカガリがいる。色気よりも溌溂さを感じる反応だが、彼女というだけでどうしてこんなにも嬉しくなるのだろう。アスランは毎回不思議に思いながらカガリに触れる。彼女のことを優先しようと思って振る舞う。けれど、

    「…カガリ」

    名前を呼べば意を肯定されるように緩んだ唇に優越感が刺激される。入り込めば控えめな小さな舌先が可愛くて絡ませれば溶けるような錯覚をした。目を閉じて集中して、感覚を味わう。とんとんと肩を叩かれふと顔が見たくなった。目を開ける。

    「ン、う…、…っ」

    ぴくりと震えるがけして否定をしない。ああ、求めていいんだと気付くより先に脳が破壊されている気がする。探ることに夢中で捕まえている幸福を隅々まで味わっていたい。もっと深いところまで繋がりたい。こんなものキリがある筈ない。アスランの沈むような欲望はカガリに名前を呼ばれるとそちらに沿う。
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    ゆゆゆう

    MOURNINGいつも月鯉♀でツイートしてる基さあと音之ちゃんシリーズの出会いと付き合うまでのお話。読みたい人いる?と思いながらも、話の流れは出来ていたので載せておきます…。ラブコメ(なはず)
    ⚠️音之ちゃんが女性社員から嫌がらせされる描写がありますので苦手な方はご注意下さい
    好きと嫌いは紙一重その瞬間、左頬に強い衝撃が走った。暫し、放心し、すぐに目の前の女性に左頬を平手打ちされたのだと気がついた。月島は改めて、目の前の女性――鯉登音之を見つめると、彼女は形の良い唇を怒りで震わせ、不愉快そうに特徴的な生え癖のある眉を顰めている。

    「初対面の人にそんなことを言われるなんて不愉快ですっ!」

    彼女はそう言うと、くるりと背を向け、もう何も言うことはないと言わんばかりにズンズンと歩いて行ってしまった。月島は今になって、ぶたれた左頬がジリジリと焼かれるような痛みを訴え始め、そこに手を当てる。僅かに熱を持っており、彼女の怒りの炎がチリチリとそこに宿っているかのようだった。月島は溜息を吐いた。確かに悪かったのは不躾な物言いをした自分かもしれない。だからといって、仮にも上司にいきなり平手打ちをかますのは如何なものか。
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