七海
acusu1979
DONEあげ忘れてました…お腐れ作品です。ご注意ください
CPビト七
酒 初めは学長の頼みで出席しただけだった。都内でも老舗の料亭で高専関係者の飲み会に連れ出された七海。置物宜しく目の前のお膳を黙って口にし、時間いっぱい居座る。あえて酒は口にせず酒に溺れた者たちを見て見ぬふりをしていた。そんな時である。
「七海一級呪術師」
徳利とお猪口を持って禪院直毘人が前を挟んで目の前に座った。
「禪院特別一級呪術師」
「やめやめ、禪院には一級呪術師はいくらでもおるわ。直毘人でよい」
「では、直毘人さん。どうされました」
「ん」
差し出されたお猪口を受け取ると断る暇もなく酒が注がれていく。
「お前も連れてこられたクチだろう?俺もだ。さっきからつまらん会話しかせん。呑まずにやってられるか…なぁ?」
4959「七海一級呪術師」
徳利とお猪口を持って禪院直毘人が前を挟んで目の前に座った。
「禪院特別一級呪術師」
「やめやめ、禪院には一級呪術師はいくらでもおるわ。直毘人でよい」
「では、直毘人さん。どうされました」
「ん」
差し出されたお猪口を受け取ると断る暇もなく酒が注がれていく。
「お前も連れてこられたクチだろう?俺もだ。さっきからつまらん会話しかせん。呑まずにやってられるか…なぁ?」
魚ノ心
TRAINING七虎 全年齢……なのか?エロナイけど…お疲れ七海サンのお願いで、7️⃣🐯チャンがただただ、裸で寝んねする話。
私がみたくて書いた話……何卒あしからず🙏
肌 七虎はーーーーーーー
肺が空っぽになるようなため息が出た七海が、
目の端に映る長い針を呆然と見つめる。
そんな七海が倒れ付しているのは、地獄の連勤を終えて、久々に帰って来た自宅のソファーの上だった。
べとべとの身体はもう諦める、諦めるとしてせめて顔くらい洗おうと、まんじりともせずしだして早、1時間程。
あー。あと長針が5の位置を指したら動こう、いや10、12、5……と思っていたところにリビングのドアが開いた。
「うわわっ、ナナミンが居るっ」
そう言って視界に舞い降りたのは天使。いや恋人の虎杖くんだった。
くたびれた私にかけより『おーい!お疲れーっ』なんて手を振りながら言っている。
「いたどりふん……」
「だめだこりゃっ」
2028肺が空っぽになるようなため息が出た七海が、
目の端に映る長い針を呆然と見つめる。
そんな七海が倒れ付しているのは、地獄の連勤を終えて、久々に帰って来た自宅のソファーの上だった。
べとべとの身体はもう諦める、諦めるとしてせめて顔くらい洗おうと、まんじりともせずしだして早、1時間程。
あー。あと長針が5の位置を指したら動こう、いや10、12、5……と思っていたところにリビングのドアが開いた。
「うわわっ、ナナミンが居るっ」
そう言って視界に舞い降りたのは天使。いや恋人の虎杖くんだった。
くたびれた私にかけより『おーい!お疲れーっ』なんて手を振りながら言っている。
「いたどりふん……」
「だめだこりゃっ」
ぐ@pn5xc
DONEおバカさん七五です☺️エイプリルフール、さとるは七海にどんな嘘をつくのでしょうか 2024.4.6
エイプリルフールにつく嘘は「僕、やんないからね」
ソファに座って静かにしていた五条がおもむろにそう言うので、朝食を食べ終わって皿を片付けて午後からの買い出しのためにパントリーを検分していた七海は「は?」と振り向いた。
「僕、やらない。絶対しないから」
心待ち唇を突き出し、悲しそうな面持ちで、もう一度五条は言う。七海は首を傾げ、恋人に近づいた。
「五条さん?」
五条はハッとした様子で七海を見上げ、はは、と笑おうとしたが上手くいかず
「うわ~ん、ななみぃ…」
情けない声を出すので七海は横に座り、白い頭を抱えてやった。
「…今日、エイプリルフールじゃん」
少し落ち着いた後、五条は俯いて話し出した。
「どんな嘘つこうかなって思って」
はぁ。言いたいことは喉元まで出てきたが、七海は頷くに留め先を促した。
1849ソファに座って静かにしていた五条がおもむろにそう言うので、朝食を食べ終わって皿を片付けて午後からの買い出しのためにパントリーを検分していた七海は「は?」と振り向いた。
「僕、やらない。絶対しないから」
心待ち唇を突き出し、悲しそうな面持ちで、もう一度五条は言う。七海は首を傾げ、恋人に近づいた。
「五条さん?」
五条はハッとした様子で七海を見上げ、はは、と笑おうとしたが上手くいかず
「うわ~ん、ななみぃ…」
情けない声を出すので七海は横に座り、白い頭を抱えてやった。
「…今日、エイプリルフールじゃん」
少し落ち着いた後、五条は俯いて話し出した。
「どんな嘘つこうかなって思って」
はぁ。言いたいことは喉元まで出てきたが、七海は頷くに留め先を促した。
uto_aa_saiga
CAN’T MAKEお祭りありがとうございます!!未完品でお目汚し失礼します。灰七と言い張る系の灰七です。
後半部の繋がりおかしいとかフラグ管理失敗とかほぼト書きとかそいういう低鱈苦です。
平行世界交差IF
灰七感低め、無糖、ブロマンス感強し
以下注意点
・夏油離反なし、五条離反(not呪詛師)
・七海死亡シーンあり
・灰原に対してのみ七海が丁寧語じゃない
きっと一生忘れない「灰原、誰か…いや、五条さんへ連絡を!」
山の傾斜の中、道の無い木々の間を逃げながら、一瞬思案した七海が灰原に向かって指示を出す。
「わかった!」
夏油さんは今日は任務が入っていると言っていたが、五条さんは久しぶりに休みだと言っていた気がする。確かに七海の言うとおり、助けを求めるならすぐに動ける可能性のある五条さんへ連絡してみる方がいいだろう。
灰原はそう七海の言葉から察して携帯を操作する。
アンテナはかろうじて圏外にはなっていないが一本しか立っていない。さもありなん。近くの集落だった場所は人は居らず、その隣の集落とて人は減る一方だという話だった。
山自体は季節によっては山の幸を穫りに人が入る事はあるという。そうやって入山した人間が無惨な姿で見つかる事件が起こり、窓が残穢を観測して呪霊の仕業と発覚した。
33139山の傾斜の中、道の無い木々の間を逃げながら、一瞬思案した七海が灰原に向かって指示を出す。
「わかった!」
夏油さんは今日は任務が入っていると言っていたが、五条さんは久しぶりに休みだと言っていた気がする。確かに七海の言うとおり、助けを求めるならすぐに動ける可能性のある五条さんへ連絡してみる方がいいだろう。
灰原はそう七海の言葉から察して携帯を操作する。
アンテナはかろうじて圏外にはなっていないが一本しか立っていない。さもありなん。近くの集落だった場所は人は居らず、その隣の集落とて人は減る一方だという話だった。
山自体は季節によっては山の幸を穫りに人が入る事はあるという。そうやって入山した人間が無惨な姿で見つかる事件が起こり、窓が残穢を観測して呪霊の仕業と発覚した。
nononoko1996666
MOURNING某魔法の国(海)に行く七海と灰原。現パロ。七海、海は初めて行く設定。
ただタワテラに乗ろうとするだけの話。
付き合ってません。(気持ち的に 七→灰)
貴方とならどこだって楽しい「ねえ、七海。明日って空いてる?」
灰原の誘いはいつも突然だった。部活に所属していない七海は、試験前でなければ特に断る理由もなく、灰原の食べ歩きに付き合ったり、流行りの映画を観に行ったりと、自分でも驚く程、高校生活を満喫していた。
金曜日の放課後、いつものように学生寮へ帰ろうと支度をしていた七海に、灰原が前の席から勢いよく振り向き、机から身を乗りだしながら、満面の笑みで話しかけてくる。
「空いてますよ、明日はどこ行くんですか?」
「やった!あのね、ディズニーのチケット夏油さんから貰ってさ。なんか五条さんの家の株主チケットの期限もうすぐだから七海と行ってきなって言われて。」
「え、良いんですかそんな高価なもの。ちゃんと五条さんに確認しました?」
1980灰原の誘いはいつも突然だった。部活に所属していない七海は、試験前でなければ特に断る理由もなく、灰原の食べ歩きに付き合ったり、流行りの映画を観に行ったりと、自分でも驚く程、高校生活を満喫していた。
金曜日の放課後、いつものように学生寮へ帰ろうと支度をしていた七海に、灰原が前の席から勢いよく振り向き、机から身を乗りだしながら、満面の笑みで話しかけてくる。
「空いてますよ、明日はどこ行くんですか?」
「やった!あのね、ディズニーのチケット夏油さんから貰ってさ。なんか五条さんの家の株主チケットの期限もうすぐだから七海と行ってきなって言われて。」
「え、良いんですかそんな高価なもの。ちゃんと五条さんに確認しました?」
InabaShiki
DONE「【リク絵032】リクエスト「七海悠(恋する小惑星)」240312」を公開▼FANBOX https://colorleaf.fanbox.cc/posts/7635003
▼Fantia https://fantia.jp/posts/2629674
▼Ci-en https://ci-en.dlsite.com/creator/21968/article/1099555 4
ke2iz7
MEMOコテキャ鳳 倫太郎(おおとり りんたろう)
呪術高専2年。五条や夏油、家入と同級生。一つ下の後輩である七海と灰原を溺愛している。
見た目
紺の髪色でウルフカット、やる気のなさそうな目。ピアスは左右に各5、6個ついているし増えるかもしれない。
身長は180cm以上で細身体型。cv阿座上洋平だと嬉しい。
ぐ@pn5xc
DONE🌸はまだ咲いていません。七海が負傷します。2024.3.4もうすぐ桜が ななみ
声が聞こえて、私は目を開けようとした。ここはどこだ。物事の前後がよくわからない。
ななみ、もうすぐ春になるよ
春になったらさ、桜を見に行こうよ
そうだ、もうすぐ春だ。桜が咲いたら今年もこの人と桜を見に行こう。
お弁当持って、飲み物も持って、
お前、パンの方がいい?
僕がサンドイッチを作ろうか
ワインを持っていく? 日本酒の方がいい?
あなたとなら何でも。でもそうですね、あなたが作ってくれるなら、あの京風のだし巻き玉子が食べたいです。
ななみ、最初のさ、桜の季節に、
高専の、お前が入学してきたときに
いちめんの桜の中にお前の金髪が
きらきらして眩しくてさ
僕、そのときからもうお前のこと好きだったのかもしれない
1339声が聞こえて、私は目を開けようとした。ここはどこだ。物事の前後がよくわからない。
ななみ、もうすぐ春になるよ
春になったらさ、桜を見に行こうよ
そうだ、もうすぐ春だ。桜が咲いたら今年もこの人と桜を見に行こう。
お弁当持って、飲み物も持って、
お前、パンの方がいい?
僕がサンドイッチを作ろうか
ワインを持っていく? 日本酒の方がいい?
あなたとなら何でも。でもそうですね、あなたが作ってくれるなら、あの京風のだし巻き玉子が食べたいです。
ななみ、最初のさ、桜の季節に、
高専の、お前が入学してきたときに
いちめんの桜の中にお前の金髪が
きらきらして眩しくてさ
僕、そのときからもうお前のこと好きだったのかもしれない
hisha_Q
DOODLE七猪高専ななみさんといのくん(21)
全然関係ないけど、未成年と両想いになってしまった場合、そういうことをしても良いのラインは
七海さん→20歳(成人)
猪野くん→18歳
になる気がする
猪「だってえっちなの解禁されるじゃん 5
tokkyumanji
MEMO今度描こうと思っている夢本の夢女キャラ設定を決めておこうと思ったので五条・夏油・七海・伊地知さんの相手設定メモです
変わる可能性しかない。オリキャラしか出ないので特に面白みもない絵です
+のばらの相手も追記した 5
しんした
PROGRESS3月インテの七灰原稿進捗です。生存if30代後半の七灰が古民家で暮らすお話。
暮らし始めて1年目を七海視点で回想しているところです。
書きながら七海が楽しそうでなによりだなぁと思いました。
※推敲まだなのでいろいろとご了承ください。
3月七灰原稿進捗③.
とはいえ、ゴールデンウィークが明け日差しに夏の気配が混ざりはじめると、呪術師にとって一番忙しい時期が訪れる。つまり、繫忙期である。
引っ越してから然程日にちが経たないうちに、七海へ舞い込む任務の量は急激に増えていった。
「今回は少し長くなりそうだ。上手くいけば十日くらいで帰れると思うから、終わったら連絡するよ」
本格的に夏が訪れると単発の任務ではなく、出張の回数も多くなった。
「わかった。でも、無理はしないでね」
灰原に頷き返し、出張用に新しく買った小さめのスーツケースとガーメントバッグを車に積み込んだ。今までは任務が連続しても合間に自宅に寄って洗濯物を出すことができていたからスーツケースまで必要はなかったが、引っ越してからは簡単に帰れる距離ではなくなってしまったのだ。働き方を変えたのは自分自身であるから仕方がない。
5419とはいえ、ゴールデンウィークが明け日差しに夏の気配が混ざりはじめると、呪術師にとって一番忙しい時期が訪れる。つまり、繫忙期である。
引っ越してから然程日にちが経たないうちに、七海へ舞い込む任務の量は急激に増えていった。
「今回は少し長くなりそうだ。上手くいけば十日くらいで帰れると思うから、終わったら連絡するよ」
本格的に夏が訪れると単発の任務ではなく、出張の回数も多くなった。
「わかった。でも、無理はしないでね」
灰原に頷き返し、出張用に新しく買った小さめのスーツケースとガーメントバッグを車に積み込んだ。今までは任務が連続しても合間に自宅に寄って洗濯物を出すことができていたからスーツケースまで必要はなかったが、引っ越してからは簡単に帰れる距離ではなくなってしまったのだ。働き方を変えたのは自分自身であるから仕方がない。
uto_aa_saiga
PROGRESS過呪灰七今回ちょっとダーク寄りになります。
下衆でクズなモブが出てきます。
灰七糖分控えめだけど濃度は高いみたいな。
過呪怨霊全開灰原と呪詛師寄りっぽい七海をお届けします。
推敲して、もうちょい足すか引くか、消すか考えます。 9799
Arasawa
DOODLE「口移ししないと出られない部屋」に五条と七海と夢主の3人が入っちゃった話。五夢かつ七夢です。なんでも許せる方向け。
青と辛酸、イベント開催ありがとうございました!🥰
口移ししないと出られない部屋さっきまで確かに高専の待機室でソファに座ってのんびりくつろいでいたはずなのに、まばたきをした瞬間なぜか真っ白な部屋に五条と七海と私の三人で集合していた。明らかにおかしい。袖のボタンを外してクルクルと捲り臨戦態勢を取った。五条は真っ黒な帯のような目隠しをつけていて、七海はいつものスーツ姿だから各々仕事中だったんだと思う。意味がわからなくて動揺する私を余所に、同期である五条と一歳下の七海は「あーはいはい、そういうことね」とか「何故五条さんまで……」とか各々状況を理解しているらしい。
少し遅れてキョロキョロと部屋を見渡すと、でかでかと『口移ししないと出られない部屋』と書かれていた。確かに部屋の真ん中には見慣れたミネラルウォーターのペットボトルが数本置かれている。なにがどう「あーはいはいそういうこと」なのか教えてほしい。出来れば五条と七海で事を済ませてほしい。こちとら男性と唇をくっつけたことすらないのだ。口移しだとわかっていてもなるべくこんなことはしたくない。いつか現れる好きな人との本番のために。
8000少し遅れてキョロキョロと部屋を見渡すと、でかでかと『口移ししないと出られない部屋』と書かれていた。確かに部屋の真ん中には見慣れたミネラルウォーターのペットボトルが数本置かれている。なにがどう「あーはいはいそういうこと」なのか教えてほしい。出来れば五条と七海で事を済ませてほしい。こちとら男性と唇をくっつけたことすらないのだ。口移しだとわかっていてもなるべくこんなことはしたくない。いつか現れる好きな人との本番のために。
うすきみ
DONE重い同期夢主×重い七海激重感情の隠し合いとぶつけ合い
重い男と重い女私は同期の七海建人が好きだ。友愛とかそんなレベルではなく、どんな彼も受け入れられる程心底愛している。だけど「彼が幸せなら私も幸せ」みたいな純愛ではない。七海の隣は私の場所であって欲しいし、七海には私だけを見て欲しいし、私だけの七海がいい、という激重感情である。とは言うものの私達は付き合っている訳では無い。私と彼の関係はあくまで同期だ。同期としてもう十年は経つだろうか。そもそも彼に一目惚れをしたのは高専の入学式。その見た目から入った恋は、彼の優しい所、真面目な所、実は口が悪い所、素直じゃない所などなど、彼を知る度に重さを増していき、それは大人になっても変わることは無く、寧ろ歳を重ねる事に想いは拗れてしまっている。それを今更本人に伝えようなんてさらさら思っていないが、彼の色恋沙汰の噂を聞けば腹が立ってしまうのは毎度の事で。このどうしようも無い激重感情をどう消化したらいいのか、最近では自分でも分からなくなっていた。
2307うすきみ
DONE同期夢主×七海ある日の待機室での会話
五分あったら「七海ぃ」
「はい」
「五分あったら何ができるかな?」
「何です急に」
「いや、このカップ麺が五分だったから何となく」
「はぁ……」
昼時を過ぎた待機室。昼食を食べ損ねた○○が買い置きのカップ麺の出来上がりを待っている。彼女の座るソファの向かいで待機をしていた七海は、彼女のどうでも良い会話に付き合わされる事となった。
「五分あったら……低級呪霊なら結構倒せるかな?」
「そうですね」
「黒閃出せるかな?」
「それは無理かと」
「後は……七海、何かある?」
「そうですね……」
そう言った七海は、徐ろに立ち上がると彼女の隣に座る。彼女は急に移動してきた七海に首を傾げた。
「ん?」
「貴女を口説ける」
「は?」
七海の大きな両手が彼女の頬を包む。
896「はい」
「五分あったら何ができるかな?」
「何です急に」
「いや、このカップ麺が五分だったから何となく」
「はぁ……」
昼時を過ぎた待機室。昼食を食べ損ねた○○が買い置きのカップ麺の出来上がりを待っている。彼女の座るソファの向かいで待機をしていた七海は、彼女のどうでも良い会話に付き合わされる事となった。
「五分あったら……低級呪霊なら結構倒せるかな?」
「そうですね」
「黒閃出せるかな?」
「それは無理かと」
「後は……七海、何かある?」
「そうですね……」
そう言った七海は、徐ろに立ち上がると彼女の隣に座る。彼女は急に移動してきた七海に首を傾げた。
「ん?」
「貴女を口説ける」
「は?」
七海の大きな両手が彼女の頬を包む。