華を思いて「興味深いね。この学校に鏡に関する七不思議があったとは。それとも『お前は誰だ？』と問い掛けて発狂してしまうか試して都市伝説の正体を暴くのかい？それなら結論は出ているよ。ゲシュタルト崩壊。自身の顔でそうなってしまうからおかしくなるんだってね。種明かしされたマジックは面白味に欠けるよ」
「色々と言いたい事はありますが…。音もなく背後に立たないでください。怖いんですけど」
「人様を怪異か何かだとでも？中々言う様になったね、君」
「…からかわないでくださいよ。恭華先輩」
「ふふふっ」
意味もなく踊り場の鏡を呆然と眺めていた俺も悪いがこの人も大概だ。その大概さんは恭華先輩。オカルト部の部長。俺はその部の後輩だ。本人は普遍的な少女と謳っているが普遍的な少女はオカルトに傾倒などしない。

顔によく出る奴、をずっとろくろ回せるよな…っていうどういう流れか分からないですけど、二人が会話するタイミングがあったなら話の流れであったんじゃないかと。
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「俺はさ、お前が思うより分かりやすいやつだと思ってる」

「…そんなこと、言われたことなかったな」

「そうか？…まあ…確かに他のやつより表情は堅いけど…。ちゃんと顔に出てるっしょ」

「そうか。…やはり、お前は優しいやつだな」

「いや、それは違うっしょ……。ただの事実だろ。それに何をどうすると優しいだなんて思うんだよ」

「…多分、お前は相手をちゃんと見ていると思うから」


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こーんな感じの。
お話としての落とし所(オチ)がちょっと思いつかず…断念。

マヤとエリナも巻き込んで、ハルマはああ言ってるけど優しいって言ってくれて嬉しかったよ、とか言って欲しかったかな…。自分の友人(大事な人)をわかってくれる人がいると嬉しくなる気持ちってあると思うのです。