Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    FallngStar_V

    PROGRESS #るくのおやつ
    犬見るく3周年を機に小説の執筆を本格的に行ってきましたが、本人多忙につき完成が間に合いませんでしたので、ここに予告編として掲載します。
    本編が完成しましたらポイピクにて掲載する予定です。(目標は8月の誕生日までには…)
    また、この小説に名前を出していいよというご主人がいましたら、XのDMまたはDiscordにてご連絡をお願いいたします。配役希望などあれば一緒に連絡くださいませ。
    犬見家の一日(予告版)(ご主人’sについては敬称略)

     犬見家の一日は早い。当主であるるく様の起きる前から各々動き出す。
     るく様の身の回りのお世話をする、通称「ご主人's」は自らの生活の傍らで、交代でるく様の身の回りのお世話をし、当主であるるく様の配信活動をサポートしているのである。

     まだ陽が昇るか昇らないかの時間から、朝当番に当たっているご主人'sは朝の準備に取り掛かる。
     朝食担当班の○○は早速ご主人'sのを含めた朝食作りに取り掛かる。ご主人'sのを含めると約10人分となるため作るだけでも大変だが、更にるく様の好き嫌いを把握した上で食べられるように調理を工夫する必要があるために時間がかかる。レシピは事前に調理長のKen-Gがマニュアル化しており、他のご主人'sが取り掛かっても質が落ち無いようになってきた。
    1225

    S24243114_0102

    MOURNING今日の分の闇鍋(未完)
    昼にボヤいてたやつを活字化しようと努力した。無理。
    無題 死闘を辛うじて制し、膝をついたブレーザーは光の粒となって霧散した。空中に投げ出され、既に痛む全身を地上に叩きつけられた衝撃と激痛が包む。確実に、どこかの骨が折れる音がした。
     捌ききれなかった攻撃、腕で受け止めた光線…顔に飛んできた斬撃…今まさに痛みを感じている全てが、鮮明に記憶にある。この傷はブレーザーの傷、そして俺自信に刻まれてしまった傷だ。
     瓦礫の真っ只中に仰向けに転がり、濁った空を見上げた。視界の端が赤黒く霞んでいく。身体が動かない。これは助けを、呼ばなくては。

    《ゲント隊長!聞こえますか!ゲント隊長!》
     無線から部下たちの声が流れている。頭の中の妙に冷静な部分が、これはまたテルアキに怒られるな…などと呑気なことを考えはじめた。震える手でなんとか身体を起こし、座り込む形になる。が、それ以上はもう動けそうにない。既に感覚の無くなった左腕と、視界の端を赤黒いものが流れ落ちていく。不味い…かもしれない。グラグラと揺れる意識を必死に繋ぎ止めようと目を瞬いた時だった。身体の奥底、自分の中の自分じゃないところに激しい熱を感じたのは。
    939