忘却願望（後編）２　僕のスマホは襲撃時の衝撃か、画面がバキバキに割れていた。半月ほど放置されていたのもあってもう電源も入らない。契約しているキャリア会社に連絡してみたところ補償の対象内らしく、交換修理で対応してもらえることになった。壊れた本体を郵送して三日後には新しいスマホが届いたし、中身のデータは知らない間に行われていたバックアップのおかげで無事だった。
　電源を入れた途端に続々と届くメール通知や不在着信を見て、改めて自分の行いがどれだけの人間に迷惑をかけているのかを目の当たりにしたが、特に何をすることも出来ないので返事は出さず、ただ安否確認のメールを開いては閉じ、開いては閉じを繰り返した。七海や灰原からのメールも確認したが、今の状態で何と返せばいいかも分からなくて結局返事をせず仕舞いだ。

交織的平行線【序幕】

　　夏末的夜晚，原是炎熱的天氣開始吹來陣陣微風。
男孩握著背帶的手稍加握緊。
（明天開始帶件薄外套吧！）
邊想著邊望向逐漸昏暗的天色，順手舉起手機，屏幕顯示［8月29日，星期四，20:44］。

「前輩，今天也辛苦了～！」
「你也是，做得還習慣嗎？」
「今天收銀機操作還有些問題，等等店長說會教我…」

「是嗎？辛苦了～！」眼神餘光瞄到對方似乎面有難色，「怎麼了嗎？」
「聽說最近晚上21:00的時候，會碰到一個戴著口罩的女生站在路燈下…」

男孩回想著從店裡新進來的晚輩口中提到的都市傳說，不由自主打了個冷顫，眼神望向空無一人的遠方，明明是再熟悉不過的路，為什麼腳步會開始遲疑呢？
再度看向手機，不偏不倚正好［21:00］，男孩內心咯噔一跳，埋著頭腳步加快。

「おーい！ キラ！」
ザフト軍基地内を歩いていると背後からディアッカに声を掛けられる。
「ディアッカ？ どうしたの？」
「悪い悪い、引き止めちまって⋯⋯今空いてるか？」
「うん？ 特に今からは用事は無いけど⋯⋯」
「マジ？ やったぜ！ ならちょっと付き合ってくれ！」
そう言いながらディアッカに手を引かれ連れて行かれる。
「ディアッカ、何処に行って何するの？」
「まぁまぁ。お前は着いて来てくれたらそれだけでいいからさ」
全く説明をしてらくれないディアッカに困りつつ、まぁ悪い様にはならないかと諦めて着いて行った。

到着した先はイザークの執務室前で、ディアッカがちょっとここで待っててくれ。と入口前にキラを留めた。

《归林》十七事情总是不能如他所愿，他期盼不停下的冬雨停了，但三年前的那场夏雨，显然还下个不停。
但他还是露出了笑容。愿望不成真是平常的事，但只要有她的爱，已经是最好的了。
他其实也知道，她今夜的种种逼迫，是想要听到他所说的那句话，不是充满顾虑的“我也是”，而是“我爱你”。
说出来之后，陆沉发现这其实也没有什么难的。
而后又一如既往地添砖加瓦，为将来做着准备。
当然，他的确在她身边感受到了自由。
但也不是全部。
他将所处的世界比作森林。无论是陆氏的森林还是她的森林，都还是森林。
他所期望的还有山峰、海洋，而这需要离开森林。
简而言之，他所感受到的自由依然是有束缚的。要自由地飞上山顶、掠过水面才算没有束缚的。他不想永远囿于一方天地。

【彰冬】Old Days and New World “……哈啊……这该如何是好……”
这已经是东云彰人这个月第五次为房租的问题而感到烦恼了。
在上大学前努力学习没有白费，他考上了东京的大学，也如愿以偿地自己搬出去住。
但他自从上了大学后就与家里的联系越来越少，美名其曰是适应独立生活，但实际上就是放养。
他刚搬来东京不久，也自然没有置办多少用品，预算也并不充足。
“啧……一直烦这个问题也没什么用，”他烦躁地抓了抓头，“还是先去看看有哪些日常用品没买好吧。”至少现在日常生活这方面比房租重要些。
大不了去做兼职好了，他随手抹了一把脸，抓起钥匙出了门。
晾衣杆……扫把拖把……垃圾袋…………怎么会还有这么多东西没买……
他变得更加烦恼但面上不显，外表看上去就是一个普通的男大学生罢了。