庭園
CitrusCat0602
DONEこれは庭園に来た男の子と竜がなんかしてるだけ ざあざあと木の葉が擦れる音がする。鳥の鳴く声が聞こえた。東屋で微睡んでいた竜はゆっくり首を持ち上げる。
「ひ、」
少年が尻もちを着くのに気がついて、竜は不思議そうに首を少年に近づけた。桜色の鼻先がぐっと近づいてきたので、少年は食べられやしないかと気が気でない。
「あ、あ、あのっ」
「?」
「ぼ、僕、お花を一輪もらいたくてっ」
竜はふわりと尾を揺らす。反応らしい反応がないので、もしかして話が通じる訳では無いのだろうかと少年は焦った。
先程、優しげな金髪の女性に『ここには願いを叶える花がある』と言われてやってきたのだが、目の前の巨大な竜については一言も言っていない。甘い話には裏があるのだと少年は泣きそうになった。
1460「ひ、」
少年が尻もちを着くのに気がついて、竜は不思議そうに首を少年に近づけた。桜色の鼻先がぐっと近づいてきたので、少年は食べられやしないかと気が気でない。
「あ、あ、あのっ」
「?」
「ぼ、僕、お花を一輪もらいたくてっ」
竜はふわりと尾を揺らす。反応らしい反応がないので、もしかして話が通じる訳では無いのだろうかと少年は焦った。
先程、優しげな金髪の女性に『ここには願いを叶える花がある』と言われてやってきたのだが、目の前の巨大な竜については一言も言っていない。甘い話には裏があるのだと少年は泣きそうになった。
azu_2905
DONE主従の日に間に合わなかった…でもまぁ4月30日も実質4月10日なので…(?)花が咲き乱れる庭園で待ち合わせするジュディミニいいな…って思いながら描いてました。
この後ガゼボでお茶会するんだ…🌸☕✨
балала́йка
DONEアバン先生に監禁された夢主カール城庭園内の離宮なので泣こうが喚こうが助けは来ません。
わかりにくいけど手に持ってるのは乗馬用短鞭
たくさん調教されてください
2.3枚目は台詞違い差分 4
aji
MEMO竜の庭園の続きです。ほのぼの始めた筈がとんでもない展開になってきましたどうなるカルデア竜の庭園・おしまいそれは彼女が庭園の世話を引き受けて僅か半年後のことだった。
名乗り出、引き受けたは良いものの勝手がわからず難儀していた最初から比べるとすっかり花の世話にも慣れ、竜という野生に近しい種族らしくやわらかな白詰草の植え込みで昼寝をする日もあった頃だった。
星の巡りにより偶然指名された戦。今回はそう長くはかからないと聞いていたので油断しきっていた。
この戦においてメリュジーヌの働きは実に素晴らしく、マスターから簡易的な勲章を送るよとすら言われ意気揚々と帰還後、突然の警報音、彷徨海の破棄、緊急離脱。
とてもじゃないが最上階のささやかな花園を心配する暇は無かった。休む間もなく次の戦を見据える目をしているマスターに、花を数輪持っていきたいなどとは、口が裂けても言えなかったのだった。
495名乗り出、引き受けたは良いものの勝手がわからず難儀していた最初から比べるとすっかり花の世話にも慣れ、竜という野生に近しい種族らしくやわらかな白詰草の植え込みで昼寝をする日もあった頃だった。
星の巡りにより偶然指名された戦。今回はそう長くはかからないと聞いていたので油断しきっていた。
この戦においてメリュジーヌの働きは実に素晴らしく、マスターから簡易的な勲章を送るよとすら言われ意気揚々と帰還後、突然の警報音、彷徨海の破棄、緊急離脱。
とてもじゃないが最上階のささやかな花園を心配する暇は無かった。休む間もなく次の戦を見据える目をしているマスターに、花を数輪持っていきたいなどとは、口が裂けても言えなかったのだった。
老外( ´∀`)
MOURNING上次400珠這回100多外加上老任送的券BUT沒抽到老師啊嗚嗚嗚要去打縛鎖啦庭園打不贏啦傳承老師打不贏啦。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。 (找攻略好嗎)一時悲憤把舊東西翻出來加個第四級長尤里斯你就不想跟老師們泡溫泉嗎現在買一送五喔剩聖誕蘇諦斯跟傳承貝雷絲,是說做像素ver加這個底色真是應景啊(゚∀。)Google的小遊戲還是吸很多好ㄎㄧㄤwww(褒義)對喔杜篤混沌帝彌都出現了整套都有就差你啊! 2CitrusCat0602
DONE拒む者の庭園1 木漏れ日に瞼を撫でられ、少女は目を覚ます。視線をずらせば、色とりどりの、名の知らぬ花が咲き乱れていた。風が運ぶ花々の香りが鼻先を擽る。
そこは庭園だった。そこは彼女の住まいだった。穏やかな青空と翡翠色の木々に守られた箱庭で、少女はただ横たわっている。さあさあと葉が擦れる音を聞きながら、少女は自分の頭の下にある何かに手で触れた。それは人の脚で、自分が今膝枕をされているのだということに少女は気が付く。寝起きだからだろうか、やけに思考が纏まらないので、少女はただただ誰かの膝を撫でるだけで何も行動を起こさない。
「……起きましたか」
微かな笑いを含んだ、柔らかで低い、男性の声が降ってくる。ぱち、と瞬きをして、声の方を見上げた。愛おしい物を見るような、そのような瞳がこちらを見下ろしている。それは庭を囲う葉の色とよく似ていて、それよりずっと美しい色をしていた。
1654そこは庭園だった。そこは彼女の住まいだった。穏やかな青空と翡翠色の木々に守られた箱庭で、少女はただ横たわっている。さあさあと葉が擦れる音を聞きながら、少女は自分の頭の下にある何かに手で触れた。それは人の脚で、自分が今膝枕をされているのだということに少女は気が付く。寝起きだからだろうか、やけに思考が纏まらないので、少女はただただ誰かの膝を撫でるだけで何も行動を起こさない。
「……起きましたか」
微かな笑いを含んだ、柔らかで低い、男性の声が降ってくる。ぱち、と瞬きをして、声の方を見上げた。愛おしい物を見るような、そのような瞳がこちらを見下ろしている。それは庭を囲う葉の色とよく似ていて、それよりずっと美しい色をしていた。
ゆうゆ
MEMO>>突然の写真<<先日薔薇園の方に行って来ました🌹生誕祭の空中庭園もこんな雰囲気だったのかな…と想像したらとても楽しくて…白とピンクの薔薇ばかり撮ってしまった📷(最後のだけ薔薇では無かったみたいなんですがとても可愛かった)(お名前がわからなかった……) 8
渡チキ
PAST去年の年末に開催された兼歌WEBオンリー『恋の和歌さわぎ~電脳庭園にて~』で投稿させていただいた漫画の再放送その③喜怒哀楽「哀」😢悲しい題材なのに個人的に一番好きな仕上がりのお話になってしまいました😂負の感情に呑まれた付喪神は魔性にとっては至高の食物。どうにかして食べようと、魔性達が日々折れた恋刀を模しておびき出そうとしている感じです。最後のあれについては読み手様のご想像にお任せします^^ 8渡チキ
PAST去年の年末に開催された兼歌WEBオンリー『恋の和歌さわぎ~電脳庭園にて~』で投稿させていただいた漫画の再放送その②喜怒哀楽「怒」😠普段の投稿や同人誌でなかなか出せてない設定なんですが、弊脳内では刀剣男士は気持ち次第で刀の形になれる感じだと思ってます。手入れの時は必ず刀形態です。おこおこからのいちゃらぶ兼歌のお話にそれを入れられてよかったなぁって気持ちもある漫画です✌w 9渡チキ
PAST去年の年末に開催された兼歌WEBオンリー『恋の和歌さわぎ~電脳庭園にて~』で投稿させていただいた漫画の再放送その①喜怒哀楽「喜」😄このコンセプトでお話考えるのとっても楽しかったですね…歌仙さんが和泉守君の顕現を無邪気に喜んでいたらいいなぁっていうアレだったと思います😉 7盤面遊戯組
DONE行幸 (マクネアリー家)・紅花 帝国歴1189年
・ブリギット マクネアリー王家所有庭園
・エーデルガルトとブリギット前王(ペトラ祖父)
シリアス エデ&ペトラ支援、エデ&フェルの支援Aの教育話が好きな人が書きました。 4
盤面遊戯組
DONE魔道工兵の日常 (ベストラ家Ⅱ)・紅花 帝国歴1196年
・アンヴァル宮殿内庭 空中庭園
・休憩中のベストラ親子を警護する古参魔道工兵と新参魔道工兵
コミカル 旅支度の後日談。幼少期ヒューベルトの思い出話を魔道工兵達に問い詰めたい人が書きました。 8
時雨子
DOODLE水伝承先生ありがとう四天の庭園が捗りました。「付き合ってないガチャ」様からお題お題「ディミトリがフェリクスに耳打ちして笑わせて、フェリクスがディミトリに耳打ちして笑わせて……っていうのを、まあ軽く3ターンは見たかな。」(先生)
修道院の中庭の長椅子で。風に揺れる濃紺の髪を掻き分け、その奥の耳朶を隠すようにそっと両手を添えて、唇を寄せて。
「――、――。――?」
「……く、お前、それは……くくっ」
珍しくフェリクスが笑っている。皮肉げなものでも、好戦的なものでも、挑発というわけでもなく。ただ可笑しくてたまらないというように。
否。自分にとっては珍しくはないのだ。
何でもない軽口を大袈裟に嘆いて見せたり。
「聞いてくれフェリクス。先生が俺にダークナイトになれだと無茶を言う。身なりからダークナイトらしいのにと」
2564修道院の中庭の長椅子で。風に揺れる濃紺の髪を掻き分け、その奥の耳朶を隠すようにそっと両手を添えて、唇を寄せて。
「――、――。――?」
「……く、お前、それは……くくっ」
珍しくフェリクスが笑っている。皮肉げなものでも、好戦的なものでも、挑発というわけでもなく。ただ可笑しくてたまらないというように。
否。自分にとっては珍しくはないのだ。
何でもない軽口を大袈裟に嘆いて見せたり。
「聞いてくれフェリクス。先生が俺にダークナイトになれだと無茶を言う。身なりからダークナイトらしいのにと」
誠志郎
DOODLE少女庭園HO3で通過させて頂きました!キャラシ共にネタバレ注意、落書きも入れていきます
https://charasheet.vampire-blood.net/3898074
【最終更新20210824】 10
こもやま
DONE雨上がり、庭園にて雨上がりの庭園の隅。柔らかそうな土に植わった低木が花をつけている。その前で足を止めたソロモンは首を傾げた。(これ何だっけ、名前。)
以前キマリスから聞いたことがある。葉は丸く、青や紫の細かないくつもの弁からなる大輪の花。ちょうど今のように、雨を受けるときらきら輝いて、目を細めれば宝石に見えるのだと。
「たしか…ア…?」
必死で思い出そうとしていると、すぐ後ろでベチャッ、と、ぬかるみを踏んだ音がした。
「テメェ、靴が汚れたじゃねえか」
この後ベリトが何を言うかは大体予想がついている。勝手にフラフラすんな、こんなところを歩かせやがって、そんなところだ。だから先に足を止めた理由を話す。
「ベリト、この花なんだっけ」
「アジサイがどうかしたか」
「そうだ!アジサイだ」
スッキリした様子でソロモンはコクコクと頷いた。
「そんなに珍しいもんでもねえだろ」
「ベリトの髪の色と似てたから」
「そうかよ。つかテメェ、勝手にフラフラすんなつったろ。俺様にこんなところ歩かせてんじゃねえ」
結局想像通りの言葉で叱られてしまい、背中を軽く突付かれた。
「気に入ったんなら切り花にでもしたら 703