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    MEMO慶応甲府期間ふせったー壁打ちより
    一文字則宗とちょぎにゃんサルベージ
    幻覚強めの特命調査慰労会。
    全ての特命調査が回ってお偉いさんへの報告会と政府組の労いを兼ねたパーティが行われる
    新旧さまざまな感覚を持った参加者が集まるためなんだがちょっとレトロな立食会。ダンスパーティみたいな要素もある。要は踊ってほしいだけ。
    関係者が大半で、お偉いさんは信用のおけるパートナーが同伴してたりするけど刀剣男士はそうもいかない。てんえど組が緊張したように辺りを伺っていたり、主に肥前くんもとい文土佐組が食事に張り付いたり、慶長熊本組がバルコニーからシャンデリアの光を眺めている中、某本丸からやってきた山姥切長義は一振り壁の花。
    これまた特に目立ちたがりの個体は一人でいる女性を立てて踊りに誘ったりしているけれど、その長義くんはどうにも興が乗らない。同じ本丸から来た他の面々もそれぞれ関心ごとを見つけてしまったようで、すっかり煌びやかな空間を持て余してしまっていた。
    そんな長義くんに声を掛けたのが、一文字則宗。初対面の個体。

    「どうした、坊主。退屈そうじゃないか」
    「生憎とね」
    これ美味いぞ、とローストビーフを頬張る氏を一瞥してシャンパングラスを傾ける長義くん。人前でものを食べるのもそんなに好 1745

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    MEMO慶応甲府期間ふせったー壁打ちより
    一文字則宗と沖田組(安清)サルベージ
    現パロ編。
    沖田組と氏はもともとうっすら知り合いで、加州くんが家庭の事情で困ったときに御前が全面協力でお世話してくれた縁でいつの間にやら一文字一家と家族ぐるみのお付き合いになっている。
    その後加州くんは独り立ちして安定くんと暮らし始めるけど、気に掛ける様子の氏はめちゃくちゃ首突っ込んできてほのぼのわちゃわちゃの日々を送る
    ……みたいな妄想の延長線。


    一文字邸の塀の周りをうろうろしている加州くんを発見したにゃくん。

    「どうしたんだよ」
    「げっ……ってなんだ、南泉か……」
    「うちになんか用かぁ?」
    「じーさんにちょっと」
    「御前をそんな風に言えるのお前くらいだ……にゃ」
    「あ……そっか。身内にごめん」
    「別に御前が気にしてねえならオレはいいけどさ。今うちにいたっけな……ひとまず呼んでくるか」
    「あー待って、ちょうどよかった、お前でいい。これ渡しといて」
    差し出されたのは紙袋。首を傾げれば加州くんが、
    「この間うちに押しかけて来たときに忘れてった扇子」
    「ああ、そういえばいつも持ってるのに今週は見てねえな……。わざわざありがとな。でも御前、こんな扇子入れ持ってたっけ」
    「… 1646

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    MEMO慶応甲府期間ふせったー壁打ちより
    一文字則宗と沖田組(安清)サルベージ
    人当たりはいいけど懐きにくい安定くんとツンケンしてるけどそれなりに懐緩めてくれる加州くん
    氏はただただ若い子が可愛い
    「ごめんね、加州清光が」
    「いやはや、振られてしまったなぁ。どうだ、坊主。お前さんが付き合ってくれないか」
    「悪いけど遠慮しておくよ。その代わり、あいつが潰れたら回収しに行くからさ」
    「ほう」
    「じゃあ、また後でね」



    「あ、いたいた、みーっけ」
    「なんだ、坊主。気が変わったか」
    「はあー? 気が変わったも何も、あんたが勝手に勘違いしたんだろ。耄碌にはまだ早いんじゃないの」
    「僕は付き合ってくれるならなんだっていいさ。一人酒ほどつまらんものはないからな。若いのと遊びながら飲む酒が一番うまい、坊主にはわからんだろう」
    「くそじじい……そっちがそういう態度だから俺もこーんな態度になるんだっつーの。俺、初期刀なの、わかる?」
    「ああ、らしいな」
    「主に選ばれて重用されてんの。……愛されてんの」
    「そうだな」
    「新入りの手助けするのも俺の仕事ってワケ、一文字則宗」
    「だから、晩酌に付き合ってくれるわけか」
    「わかればよし。長話は勘弁してよね」
    「年寄りの話が短いと思っているのなら、まだまだ経験が足りんな」
    「うげえ……」



    「こんばんは」
    「おお、 842