戦国
しみ紙(油紙)
DOODLE戦国BASARAの三成と刑部のほんのり三刑風小話2011年頃
尾長ここ最近日がのぼると庭にオナガが二羽やってきて、仲睦まじく餌のやりとりをしているらしい。
「……そうか」
開け放たれた障子戸から、真昼のひざしが短くおちて畳を四角く焼いている。
「あぁ、いつもいつも先に忙しいのが一匹来て、我を見つけては“ぎゃぁぎゃぁ”それはもう、うるさく鳴きやる」
湯呑みが二つ、包みが広げられた桐の菓子箱が一つ。
「……ならば明日にでも小姓に追わせよう。三日も続ければ、いくら鳥頭だろうと思い知る」
先日京へ向かった際に買った手土産なのだが、なんでも店の弟子が作る菓子の方が味もいいらしく、「ぬしが店の名で買わずに味で買って来れるようになってくれればな…」と言われ今にいたる。
今回のこれは、おそらく食の細い自分のために、こう言えば菓子を食うだろうと考えての事だ。
1376「……そうか」
開け放たれた障子戸から、真昼のひざしが短くおちて畳を四角く焼いている。
「あぁ、いつもいつも先に忙しいのが一匹来て、我を見つけては“ぎゃぁぎゃぁ”それはもう、うるさく鳴きやる」
湯呑みが二つ、包みが広げられた桐の菓子箱が一つ。
「……ならば明日にでも小姓に追わせよう。三日も続ければ、いくら鳥頭だろうと思い知る」
先日京へ向かった際に買った手土産なのだが、なんでも店の弟子が作る菓子の方が味もいいらしく、「ぬしが店の名で買わずに味で買って来れるようになってくれればな…」と言われ今にいたる。
今回のこれは、おそらく食の細い自分のために、こう言えば菓子を食うだろうと考えての事だ。
ithil_1021
DONE(小政・小梵)5/23はキスの日って聞いたからふつーにちゅーする双竜と片倉がちゅーするまで膝から退かない梵ちゃんです。何故か一枚目から鱚が出ますが単なるワンクッション( ◜▿◝ )腐ってるからや!! 4
コミミン
DONE20220507幸村命日
⭕️⭕️⭕️
⭕️⭕️⭕️
六文銭を使う時が来たので、首から外し…。
ツツジ→真田の赤備えがツツジのようだと言われたこと、また流れた血を花に変えて。
顔が安定しないのは、普段目が点の絵だからです!
流浪 @阿七おいしい
DONE遙か7 阿七阿国√ED直後、小栗栖にて。
阿国さんには何度でも七緒ちゃんに惚れ直してて欲しい。
遙か7やるまで戦国時代はさっぱりやったけど、色々知ると阿国さん匂わせ過ぎで笑うね(笑)
最近だとやっと長山と可児川の意味知って笑ったwすごいわルビパ。
さて、次はそろそろお誕生日かなぁ。
2022.5.9 7
tayu
DONE【理銃】戦国パロ武将(城主):理鶯
忍:銃兎
※ 死ネタです 苦手な方はお控え下さい
【理銃】千本桜負けた。この戦は負けたのだ。
主の首が討ち取られたと早馬が駆け、戦が終わりを告げた。
真っ暗な森の中、木に背を預けハァ…ハァ…と浅い呼吸を繰り返す。止血を施した脇腹を片手で押さえるも出血が止まらず、一歩も動くことができなかった。
春と言えど、夜は凍える。先ほどまで燃えるように熱かった体も、徐々に体温が下がり震えだしてきた。出血により貧血を起こしている頭はふらふらと揺れ、こうべを垂れた視線の先は真っ赤に染まる自身の腹と手。
忍である俺は、乱世の世で一國の城主に仕えていた。力強い瞳で真っ直ぐと民の未来を思い遣り戦う主に仕えられる俺は、なんて幸せ者なのだろうと思った。召し抱えられてから、主の為に身を賭して戦った。それが俺の生きがいだった。
1209主の首が討ち取られたと早馬が駆け、戦が終わりを告げた。
真っ暗な森の中、木に背を預けハァ…ハァ…と浅い呼吸を繰り返す。止血を施した脇腹を片手で押さえるも出血が止まらず、一歩も動くことができなかった。
春と言えど、夜は凍える。先ほどまで燃えるように熱かった体も、徐々に体温が下がり震えだしてきた。出血により貧血を起こしている頭はふらふらと揺れ、こうべを垂れた視線の先は真っ赤に染まる自身の腹と手。
忍である俺は、乱世の世で一國の城主に仕えていた。力強い瞳で真っ直ぐと民の未来を思い遣り戦う主に仕えられる俺は、なんて幸せ者なのだろうと思った。召し抱えられてから、主の為に身を賭して戦った。それが俺の生きがいだった。