Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    沖田

    mnmna_tukn

    MEMO慶応甲府期間ふせったー壁打ちより
    一文字則宗と沖田組(安清)サルベージ
    現パロ編。
    沖田組と氏はもともとうっすら知り合いで、加州くんが家庭の事情で困ったときに御前が全面協力でお世話してくれた縁でいつの間にやら一文字一家と家族ぐるみのお付き合いになっている。
    その後加州くんは独り立ちして安定くんと暮らし始めるけど、気に掛ける様子の氏はめちゃくちゃ首突っ込んできてほのぼのわちゃわちゃの日々を送る
    ……みたいな妄想の延長線。


    一文字邸の塀の周りをうろうろしている加州くんを発見したにゃくん。

    「どうしたんだよ」
    「げっ……ってなんだ、南泉か……」
    「うちになんか用かぁ?」
    「じーさんにちょっと」
    「御前をそんな風に言えるのお前くらいだ……にゃ」
    「あ……そっか。身内にごめん」
    「別に御前が気にしてねえならオレはいいけどさ。今うちにいたっけな……ひとまず呼んでくるか」
    「あー待って、ちょうどよかった、お前でいい。これ渡しといて」
    差し出されたのは紙袋。首を傾げれば加州くんが、
    「この間うちに押しかけて来たときに忘れてった扇子」
    「ああ、そういえばいつも持ってるのに今週は見てねえな……。わざわざありがとな。でも御前、こんな扇子入れ持ってたっけ」
    「… 1646

    mnmna_tukn

    MEMO慶応甲府期間ふせったー壁打ちより
    一文字則宗と沖田組(安清)サルベージ
    人当たりはいいけど懐きにくい安定くんとツンケンしてるけどそれなりに懐緩めてくれる加州くん
    氏はただただ若い子が可愛い
    「ごめんね、加州清光が」
    「いやはや、振られてしまったなぁ。どうだ、坊主。お前さんが付き合ってくれないか」
    「悪いけど遠慮しておくよ。その代わり、あいつが潰れたら回収しに行くからさ」
    「ほう」
    「じゃあ、また後でね」



    「あ、いたいた、みーっけ」
    「なんだ、坊主。気が変わったか」
    「はあー? 気が変わったも何も、あんたが勝手に勘違いしたんだろ。耄碌にはまだ早いんじゃないの」
    「僕は付き合ってくれるならなんだっていいさ。一人酒ほどつまらんものはないからな。若いのと遊びながら飲む酒が一番うまい、坊主にはわからんだろう」
    「くそじじい……そっちがそういう態度だから俺もこーんな態度になるんだっつーの。俺、初期刀なの、わかる?」
    「ああ、らしいな」
    「主に選ばれて重用されてんの。……愛されてんの」
    「そうだな」
    「新入りの手助けするのも俺の仕事ってワケ、一文字則宗」
    「だから、晩酌に付き合ってくれるわけか」
    「わかればよし。長話は勘弁してよね」
    「年寄りの話が短いと思っているのなら、まだまだ経験が足りんな」
    「うげえ……」



    「こんばんは」
    「おお、 842