司レオ　『かわいい子』　エンターキーを叩き、レオは凝り固まった身体を解すようにして両腕を天井へと向ける。部屋に置いてある時計に視線を向けると、昼を少し過ぎた時間だった。あぁ、今回は結構かかったんだな〜なんてことを考えながら、レオは数日ぶりに作業場のドアを開く。
　ぺち、ぺち。
　素足のままで歩く音がこんなにも響くということは、自分以外には誰もいないということなんだろう。そうは思いつつも、もしかしたら……なんて期待してしまうのだから救えない。レオはリビングに続くドアに顔を突っ込んで見渡してみるが、やはり目当ての人物の姿は見えない。
「スオ〜……は、いないよなぁ」
　いないとは思いつつも落胆する。諦め悪く、司の名前を呼んでみるが勿論結果は変わらない。

Case01 起程 把換好藥的小動物重新包成一根春捲捲，放回去保溫箱後，伊得擦了擦額角的汗，長吁一口氣。

這份工作是機緣巧合下「搶」來的，他明明也不是相關科系的學生，但那天在禮堂看見招募新成員的告示牌後卻鬼使神差地跟著排了隊——後來帶領他入門的林醫生用一句話概括了這個情況︰這都是命啊，伊得。

伊得恍了恍神，這幾天加班太過了，現在腦袋還是迷迷糊糊的……聽見外間的同事在呼喚自己，他趕忙著收拾好了照顧病患的用具，走了出去。

診療間裡目前還是一片混亂的狀態。

幾位身穿白大褂的同事正在後頭的配藥房跟診療室之間急得團團轉，他的頂頭上司兼指導醫師反而一派懶散的模樣半倚在桌邊，不斷地朝他招手。

「大家都這麼忙的要命時刻你是怎麼逃過良心的責備，選擇癱在這裡的？」伊得嘴角抖動著，扛著一群忙得自轉的同事的眼刀幫忙著收拾林醫生桌上的狼藉——半開的、開了剩幾口的零食袋、飲料罐。

高専伊が、五に対して下心を自覚するのを見たい。
初めは「怖いー。綺麗でかっこいいけどガラ悪すぎるー！ヤンキー……！！」って思ってたのに、ある日、意外と優しいなとか、汗が伝うこめかみとかに「え……」ってなっちゃって、自分の下心を自覚する伊。
灰の件、夏の件があって、心が沈むのになぜだか身体は欲の発散を求めていて、ぼやんと顔が浮かんだのがあの美しい先輩。絶対ダメって思うのに手は動いて、組み手の時の近さとか香りとか腕の太さとかチカチカ浮かんで止まらなくなってあっさり出ちゃう。
生きてきた中でぼんやりと恋をしたことはあったけど、他人をおかずにはしたことがなくて、初めてオカズにしたのがあの神の領域にいるような先輩で、自己嫌悪で死にたくなる伊。夏の件から任務に忙殺されている五をそういう目で見てしまっている自分。聖域を荒らしてしまったような気持ちもあるし、実際問題人を男的な欲望で妄想であっても相手を慰みものにしてしまった身勝手さに虚無感も覚える。