碧棺左馬刻
じゅに
DONE怪異退治パロ、イチサマ。怪異が蔓延る戦後、霊能家「中王家」が政権を握ったことにより、霊力のある男達は「言霊」を使い怪異退治が義務付けられた。
街は区域に分けられ、怪異の討伐成績によって結界の効力が決まる。討伐成績1位のチームは区域ごとのリーダーとして街を任される。
かつては最強のチームだったイケブクロ代表山田一郎と、ヨコハマ代表碧棺左馬刻の話。
※ホラーではないけど妖とか出る
夜は黒色 ヨコハマ中華街の路地を幾つか曲がると、ふと現れる中国茶専門店がある。茶色い看板には『横濱茶荘』と金文字で書かれ、大きな硝子窓からは小綺麗な店内が一望できる。
碧棺左馬刻は痛む左腕を庇いつつ重い硝子戸を押した。店内には音楽が流れている。近くの公園で老人が奏でているような、ゆったりとした大陸の曲だった。
右手の壁は作り付けの棚になっていて、天井まで銀色の大きな茶缶が並ぶ。カウンターに置かれた秤には茶葉が乗せられている。左手に目を向ければ丸いテーブル席が二つ。陶器の器がまだ湯気を立てていた。
今さっきまで、そこに人がいたかのような。だがこの店はいつだって無人だ。
左馬刻はのろのろと進み、暖簾を退けた。短い廊下の突き当たりに鉄の扉がある。ちょうど目線の高さに逆三角形の銀のプレートが嵌められていた。
9004碧棺左馬刻は痛む左腕を庇いつつ重い硝子戸を押した。店内には音楽が流れている。近くの公園で老人が奏でているような、ゆったりとした大陸の曲だった。
右手の壁は作り付けの棚になっていて、天井まで銀色の大きな茶缶が並ぶ。カウンターに置かれた秤には茶葉が乗せられている。左手に目を向ければ丸いテーブル席が二つ。陶器の器がまだ湯気を立てていた。
今さっきまで、そこに人がいたかのような。だがこの店はいつだって無人だ。
左馬刻はのろのろと進み、暖簾を退けた。短い廊下の突き当たりに鉄の扉がある。ちょうど目線の高さに逆三角形の銀のプレートが嵌められていた。
蚀风而行(蝕風而行)
DOODLE虽然在中国今天2023.01.21是除夕夜,但在霓虹国应该是很普通的,春节之后的某个星期六休假日。【铳左】中国語短篇/除夕随笔左马刻困在床上,夜晚有些冰冷的床被自己睡得暖和,燥热也蔓延到下体,翻了个身滚到床的另一侧,柔软蓬松的鹅绒被紧紧包裹着陷进白色枕头的发丝,散开的发尾甚至不见踪影。
本该毫无声响的半夜,休假日也会安静呆在别的地方,门口却传来不小的声音,这一处安全屋离池袋近,想念家妹的时候左马刻就会到这个房子里睡几晚,一切打扫都是左马刻亲力亲为,这个房子的钥匙藏在同一锁孔的邮箱里,这个轻手轻脚的声音不同于理莺的悄无声息,一听就是这个周六好不容易休了假的兔子警官,左马刻把脸露了出来,闭着眼睛支起耳朵听着浴室哗啦啦的水声,之后还有吹风机的噪音,意识有些许沉沦进纯黑的房间里,那人开了房门就关上,走了几步才飘来洗发水的香味,左马刻睁开一些眼睛,看着疲惫的警官。
558本该毫无声响的半夜,休假日也会安静呆在别的地方,门口却传来不小的声音,这一处安全屋离池袋近,想念家妹的时候左马刻就会到这个房子里睡几晚,一切打扫都是左马刻亲力亲为,这个房子的钥匙藏在同一锁孔的邮箱里,这个轻手轻脚的声音不同于理莺的悄无声息,一听就是这个周六好不容易休了假的兔子警官,左马刻把脸露了出来,闭着眼睛支起耳朵听着浴室哗啦啦的水声,之后还有吹风机的噪音,意识有些许沉沦进纯黑的房间里,那人开了房门就关上,走了几步才飘来洗发水的香味,左马刻睁开一些眼睛,看着疲惫的警官。
栗クリーム
DONEいち兄がいないとヒプノシスマイクは始まらないよー一郎さんお誕生日おめでとうございます🎉🎉🎉🎂🎂🎂
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#絵描きさんと繋がりたい
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B0NNoU
PAST #yokohamanow のお題「行列」より拝借。サイト移動検討の為の過去作再掲。
これで良ければこっちに色々移します。
反応もらえるのワクワク。
あの行列の先「あの店、今日も並んでいるな」
中華街を散策していると理鶯がぽそりと呟いた。隣にいた銃兎が「観光客の定番スポットですからね」と解説する。確かあの焼き小龍包の店は観光ガイドに載っていたはずだ。焼き小龍包という特性上、歩きながら食べると灼熱の肉汁が周囲に飛び散り火傷必須の爆弾である。そんな危険物を食べ歩きとして売り出したところ、店の前には熱々の小籠包を頬張り悶絶する客が溢れかえったのは一時話題になったものだ。
「こんな暑い中、熱いもの食べるなんて」
銃兎が眼鏡を外しながら額に滲んだ汗を拭う。真夏日と天気予報士の姉ちゃんが言っていたはずだが、理鶯は相変わらずの迷彩服。銃兎に至っては熱を吸収しやすいいつもの黒いスーツをきっちり着込んでいた。多分、コイツらは天気予報を見ていない。でなけりゃ、こんなクソ暑い格好を好んでするはずがない。
1619中華街を散策していると理鶯がぽそりと呟いた。隣にいた銃兎が「観光客の定番スポットですからね」と解説する。確かあの焼き小龍包の店は観光ガイドに載っていたはずだ。焼き小龍包という特性上、歩きながら食べると灼熱の肉汁が周囲に飛び散り火傷必須の爆弾である。そんな危険物を食べ歩きとして売り出したところ、店の前には熱々の小籠包を頬張り悶絶する客が溢れかえったのは一時話題になったものだ。
「こんな暑い中、熱いもの食べるなんて」
銃兎が眼鏡を外しながら額に滲んだ汗を拭う。真夏日と天気予報士の姉ちゃんが言っていたはずだが、理鶯は相変わらずの迷彩服。銃兎に至っては熱を吸収しやすいいつもの黒いスーツをきっちり着込んでいた。多分、コイツらは天気予報を見ていない。でなけりゃ、こんなクソ暑い格好を好んでするはずがない。