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    神道

    yowailobster

    DOODLE20220217 いや好きじゃないです
    バレバレでしょうが大好きなシチュは好き好き催眠です

    吸血鬼が親族にいたってランガから聞かされてランガくんの血が美味しいのそのせいか~と思ってる神道、それひいひい(略)ひいじいさまの兄が吸血鬼くらいの眉唾話だから早めに気づいた方がいい 好きな子ボーナス入ってるよ
    食糧くんは吸血鬼がお好き「あ」
     薔薇に触れるたび思い出す。そういえば茎には棘があり、棘は刺さると痛く、そして。
    「あー……出てる……」
     指先を確認したところやっぱりあった。小さいけれど確かな痕。花びらに負けないくらい真っ赤な血が。
     どうしよう。このくらいの傷でパニックになるほど子供じゃないけど、おそらく隣室に居るだろう二人にこれがバレたらと思うとたいへん焦る。
     見つかる前に何とか絆創膏でも。そんな思いは勢いよく開いたドアに弾き飛ばされた。
    「失礼。少々急いてしまった。君が傷を隠すつもりでは無いかとつい」
     近付く手に即傷のある側の手指が確保される。そんなに分かりやすいかと尋ねれば彼は傷痕を観察しながら真面目な顔で頷いた。
    「実に分かりやすい。香りの強さもあるだろうが僕にとっては所有物だからね。捧げられるべき一滴が流れているとなれば気も逸るさ……ということで」
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    yowailobster

    DOODLE20210803 ネタバレするとランガじゃない からこれはモブとの絡みになるかも
    このあとランガの夢に出た愛抱夢B相手に彼の夢に僕…それはつまり…?えっ…?ってなってる神道くんによる疑心暗鬼ゴーストバスター!!がはじまる 頑張れGS神道
    夢は醜きあなたの願望 夢に君が出るのだと告げても何も反応が変わらないことを吉と見ようか凶と見ようか。何にせよ周りの彼らはその品のない顔を止め今すぐ何処かへ去ってほしい。
    「一応、一応ランガの代わりに聞いといてやるが……どんな夢だよ」
    「……秘密」
     面白い程各々顔色を変えああだこうだと喧しい半分以上成人の男共のなかで彼だけは動じないまま――かと思えば持ち前の好奇心だけは働かせていたらしく一通り食事を終えるとこちらに顔を寄せ、
    「どんな?」
     自分だけは教えてもらえるだろうと確信を持つ目には悪いが元々内容を教える気は無かった。特に彼にだけは。
     君が裸で跨がってくる夢だなんて――破滅したって言うものか。
     初日はまあ今よりは暢気に構えていた。夢だとしても会えたことは喜ばしかったが全感情に対していえば一割程度。なら残りの九割は何かと言えば当然圧倒的な空しさだ。未成年でも今時こんな欲望丸出しの夢を見ないだろう何を考えている貴様とやり場の無い感情をひたすら犬にぶつけ取引相手にぶつけそれはもう発散し尽くしたから大丈夫だろうと思い就寝し翌日、鏡に映った顔は今にも卒倒しかねない青さだった。
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    pagupagu14

    DONEショートケーキの幸せ/愛忠
    # 神道愛之介誕生祭2021
    愛之介様のお誕生日の愛忠のお話です。くっついてます
    ちなみに三本の薔薇の花言葉は『愛している』で赤薔薇は『あなたを愛しています』白薔薇は『相思相愛』。ハンカチは小説内で書いたように『別れ』という意味があります。愛之介様の、二人の未来に幸がありますように――おめでとうございます!
    ショートケーキの幸せ 愛忠
     「愛之介様、誕生日今年は何が嬉しいですか」
    「………それ、本人に直接聞いていいのか」
    「ええ。何年も祝っていると策が尽きてきてしまって、ですから今年は確実に喜んでもらうためにお聞きしようかと」
    「…そうか。」
    ふう、と煙草を息を吐くと愛之介はくるりと椅子を回転させ忠に背を向けた。
    「……誕生日の夜、」
    「はい」
    「お前の、手作りの料理が………食べたい。高級フレンチや料亭のものじゃなく、お前の手作りのものが――」
    恥ずかしさから背を向けた行動だったが忠はきょとんと目を丸くさせた。
    「あの、愛之介様…失礼ですがそれだけでよろしいのですか?」
    「いいに決まってるだろう!というか、僕がそれがいいと言うんだからお前が作ってきっちり僕をもてなせ!いいな」
    「…かしこまりました。腕によりをかけて振る舞いますので、楽しみにしていてくださいね」
    「ああ…」
    「それで、愛之介様。リクエストはありますか?」
    「リクエスト…」
    「ええ。洋食だとか和食だとか、何が食べたいとかそういう…」
    「いや、そういうのは特にないが――そう、だな。」
    ふむ、と考える仕草をした後愛之介は忠の方に目 3162