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    竜騎士

    Dochi_Kochi28

    DOODLEちょっと書いてみた、「FF11 竜騎士ジョブ取得クエスト」のお話です。
    なるべく原作寄りにしていますが、ちょっとだけ変えてあります。

    FF11のミカン好き…竜騎士様に捧ぐ。
    大きな大きなお山がいっぱいある中に、ひときわ大きな大きな竜の骨がありました。

    その骨のちょっとしたくぼみには、今、ふしぎなふしぎな卵がのせられていたのでした。

    「この卵は、ドラゴンの卵かもしれません」
    そう言われた一人の冒険者は、見つけた卵を孵すべくこの大きな竜の骨に来ていたのです。

    まだかな?まだかな…と冒険者は不思議に思いながら、待ち続けました。卵は持ってくる間不思議に暖かいままでした。


    ぱき!ぱきぱき…
    卵が割れる音と一緒に振り向くとそこには、お空みたいに青い色をした体の小さなドラゴンが殻を破っていました。
    不思議なことに、このドラゴンは生まれて間もないと言うのに、自分の翼で空に飛び上がっていたのです。

    でも、すぐにドラゴンは地面へと叩きつけられてしまいました。

    悪い騎士がドラゴンの血を欲しがって、生まれたばかりのドラゴンを剣で切りつけてしまったのです。


    冒険者はすぐにドラゴンの手当てをしました。幸いにも、ドラゴンの傷は深いものではありませんでした。

    そうして駆けつけてきた竜殺しの騎士と一緒に悪い騎士を追いかけました。

    冒険者の背中には怪我をしたドラゴンがい 1132

    mizus_g

    DONE「昨日の夢と今日の過ち」
    2021年3月21日全空の覇者17で配布した無料ペーパーに載せたものです。
    貰って下さった方ありがとうございました~!
    黒竜騎士団時代の話です。Rはつきませんが若干スケベです。
    夜も更けた薄暗い城内の廊下を、パーシヴァルはひとり、急ぎ足で宿舎の自室へと向かっていた。
     騎士団の皆はもうとうに寝静まっている。パーシヴァルはというと、黒竜騎士団の副団長に叙任されるにあたって必要な書類を揃えていたら思ったよりも時間がかかってしまい、気がついた時には辺りがすっかり暗く、静まりかえっていたのだった。
     複雑な仕事をしていたわけでもないのに無駄に時間が掛かったことには、理由がある。
     昨夜見た夢のせいだ。誰にも言えぬ、ひどく不埒な夢を見た。騎士団長のジークフリートと自分が何故か恋仲になっていて、ふたりでベッドに上がり、裸で抱き合う夢だった。
     奇妙なまでに五感の伴う夢で、自身で服を脱いだ彼が晒した素肌の色や、その艶めきの臨場感は今でも手に取るように思い出せる。夢の中のジークフリートはパーシヴァルの身体をベッドに押し倒し、自ら脚を開いて挑戦的にパーシヴァルを誘った。パーシヴァルは興奮して自制心をなくした状態にあり、晒された内腿の肉感に躊躇うことなく欲情した。その情動は夢のくせにあまりに強烈で、目が覚めて時間が経過した今も感情の内側に居座ったまま残ってしまっている。全裸の彼の 4494