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    自己満足

    mutsuki_twst

    MOURNING2020年の7月に「夏だしホラーちっくなイドアズ書こう!」と思い立って書き始めたのは覚えてるんだけどびっくりするくらい途中でぶつぎれて終わっててこの後なにを書こうとしたのか全然思い出せない完全なる自己満足供養。続かない。
    契約書を失った3章直後のアズが願いを叶えてくれる鏡に縋りかけて大変なことになるホラー話(続かない).

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     体中の血が凍るような恐怖を男は感じていた。はあ、はあ、と五月蠅いほど荒い呼吸を繰り返して落ち着こうと躍起になるが、冷や汗は止まらず、心臓も壊れたようにバクバクと暴れている。怖いという感情以外なにもない。
     アパートの階段を駆け上り、引っ掻くように鍵を開け、自宅のワンルームに転がり込むなり震える手で施錠をする。ガチャリと大袈裟な音を響かせると、チェーンもしっかりと掛ける。いつもならチェーンなんて面倒くさがってしないが、今だけは違った。
     ヤツが来る。その恐怖だけが全身を突き動かしていた。

    「くるなくるなくるな…ッ」

     祈るように繰り返して、ガチガチと歯を鳴らしながら部屋の隅に逃げ込む。
     この部屋の鏡は三日前に全て取り外した。窓もカーテンで締め切っているし、電気さえ付けなければ反射するようなものはない。この部屋でじっとしている限り安全だ。
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    めてぃ

    MEMOまたTwitterで呟いてた話。完全に自己満足。甘いのか甘くないのか。
    「熱あるのに久しぶりに正と出かけるからって無理して待ち合わせ場所に現れた良。隠してても正にはバレて。それで口論になるんだけど、良はぶっ倒れてしまう。そんな良をお姫様抱っこして連れ帰って看病する正」
    最後またもや尻すぼみ(言い訳)
    「ヤバイ。やっぱり熱がある…」
    良守は体温計を見つめながらため息をついた。朝起きた時なんとなくだるさはあったものの今日は久しぶりに正守とでかけられる日ということもあり気づかないフリをしていた。だが、準備をしているうちにそのだるさは増してきていて念のためと思って熱を計ったのがいけなかった。
    気づかないフリをしていればなんとなく誤魔化せたような気もするが、体温計に示された温度を見てしまったとたん急に体が不調を主張し始めた。体温計の示す温度は37.5℃。動けなくはないが体が重く感じるし、少し関節が痛いような気がしてきた。
    だが、良守は今日はどうしても出かけたかった。ずっと忙しく電話でしか話す時間が取れなかった正守がやっとのことで一緒にでかける時間が取れたということで決めた日が今日なのだ。そんな日に限ってなんで熱なんか出るのか。
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