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    言葉

    narakaeru

    DOODLE自分だけが楽しい架空まじん任務。🌱メインで出自と願いを追っていく感じの内容なので捏造設定もりもりです。
    特にカップリング要素はなく、五部構成の予定。

    第一章 物語る言葉
    第二章 黙する言葉 ←イマココ
    第三章 律する言葉
    第四章 語らぬ言葉
    エピローグ
    語る世界、遥かなる沈黙〜第2章 黙する言葉(後)〜

     一体、どれくらいの時間を微睡の中で過ごしたのだろう。
     私を蔑んだ彼らの中に未だ息づく私のことに、彼らは気付いているのだろうか。
     数多の言葉で紡がれる可能性の海の中で現実を、拾い上げることはとても難しかった。どこにでもいて、全てを見て、聞いて──世界の始まりから言葉が存在していたのなら、私は私の民を救うことも、悲惨な戦争を生き延びることもできたのに、現実はそうはならなかった。
     体を捨て去っても尽きることのない激情が世界を焼き尽くしませんように。私が世界の中で生き続けられますように。
     ──世界が、私を忘れませんように。



     カーヴェはまだ体をうまく動かせないアルハイゼンを背負うと、惨状の広がる広場の片隅へと場所を移した。壁に背中を預けるアルハイゼンは暫くの間、手を握ったり開いたりを繰り返していたけど、段々と体の動きを取り戻していた。
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    ひつじのゆめ

    MEMO始祖一家シリーズのゆるふわっとした設定メモです。合言葉は「困った時の神パワー」。
    矛盾に目をつぶりまくって爆走しているパロディなので、軽く「こんなイメージなんだな……」くらいの気持ちでご覧ください。たまに増えます。
    始祖一家のゆるふわ設定まとめ【世界観】
    108もあるのに、いつまで経っても埋まらない神の席。それをどうにかするために、新しく作っちゃおう! と神様たちが思いついたところまでは本編と変わりません。

    ただこの軸の神様たちは、先にこんなことを考えました。「もし期待が外れたらどうする?」と。
    例え少なめに作ったとしても、期待が外れれば多少は損をしてしまいます。そこで、誰かが言い出しました。
    「そうならないように、始めから教育すれば良いのでは?」
    よしそれだ!ということで神々は地上に学校を作り、教師をすることになったのです。この計画は概ね成功。初めは一つしかなかった学校も、育てた超人を教師に据えることで各地に数を増やしていきました。

    そんな数ある超人学校の中でも、最も歴史の古い『超神小学校』。そこに子始祖たちは通っています。そこに通いながらスクスク成長していく子どもたちと、それを見守るザ・マン。
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