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    運営

    @t_utumiiiii

    DOODLE「純粋と神聖をもって生涯を貫き医術を行う。」(ヒポクラテスの誓い)/リディア・ジョーンズが「特別なサービス」を行うことなくリディア・ジョーンズ診療所を運営できたので指名手配されることもないし荘園にも来ない・リサを途中で投げ出して逃亡もしないifルートのリディアとリサ 若干恋愛をイメージした描写があります
    完治(医師遡及時空のリディアとリサ) 毎週水曜日の午前中、ジョーンズ医師はホワイトサンド・ストリート59号の精神病院にて診察を行う。それは彼女の中で、医療という能力を持つ機会を得た者が行うべき、当然の奉仕活動だった。
     彼女がボランティアでの診療を行うホワイトサンド精神病院は、元は孤児院から改築された児童精神病院を母体としていることもあってか、年端もいかない年齢の収容患者が少なくない。しかし、治療と言うよりは、時に懲罰的な趣さえある水浴や電気椅子といった、もっぱら「精神病に対する治療法」を行わなければ「手に負えない」ような症状を呈する子供というのは、その中でもほんの一握りに過ぎない、というのがリディアの考えだった。
     リディアの目から見れば、殆どの子供は、親という庇護を失い、幼いうちから厳しい現実と向き合う必要から、年頃にしては大人びが過ぎて、それが「過度に」反抗的な態度として現れていたり、それ以前にそもそも大人に対する信用の心というものを一切失っていたりといった、心理的な症状を示している程度にしか見えず、確かに「健康」な状態からは程遠いと言っても、その兆候から「これは精神病だ」と診断するのは、リディアに言わせてみれば短絡的が過ぎるというものだった。まして相手は子供で、まだ発達段階の過程にあるものだ。誰しもがこの手の気難しい時期をやり過ごして今に至る筈なのに、皆喉元を過ぎれば、その頃の気持ちの熱さというものを、すっかり忘れ去ってしまうらしい。
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    とれ🐾

    MEMO【⚠️しんみり モバエムのこと】
    Twitterには書ききれない&TLに残すと悲しいのでモバエムに想うことを書き置きしておく場所です
    (あとから足したり引いたり)

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    まずは8年間モバエム315プロを運営してくれたスタッフさん Pさんたち 心からありがとうございました。
    まだSideMやモバエム自体が終わるわけじゃないけど サイスタとは世界線が違うし、モバエム世界での期間限定イベント=お仕事が体験できなくなるのが315プロの活動が止まってしまうような感覚が否めず寂しいしショックです。
    もちろんイベントがなくなっても315プロが営業停止するわけじゃないし、寸劇でお仕事の報告をしてくれたりを期待しています。
    (あんまり悲観しすぎると逆にネガキャンになりそう)

    開発に携わっていないただのゲーム好きな自分が言うのはどうかと思いますが、モバエムのゲーム性においては時代の流れですね…
    ブラウザゲーでもシャニマスやときメモのようなSLGなら再現できそうだし個人的に好きですが、テコ入れで再開発するのって想像以上にコストのかかることなんだろうなぁ
    こればかりは口の出しようがないですね😓

    ライブやグッズなど色んなプロデュースの仕方がありますが、ゲーム業界の進化が進む中 モバエムでプロデュースを続けていたPさんたちからは辛抱強いパッションを感じます。
    自分も虎牙道から目を離せなくなってからは振り返るのがしんどいくらいお金のやつを消費したつもりだったけど、少しでも315プロの資金源や漣たちの食費をまかなえていたなら救われます。

    今後のことでまだ思うことがあればここに書きにきます。
    2017年入社から家の都合で離職してた自分を2020年に職場復帰させてくれた315プロありがとう!!!

    (載せた絵はハムイベと2017年当時の担当 北村想楽)
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    いずみのかな

    DONEサイトを運営していたころ、広瀬彩夜子さまのサイト「#∧♭」に差し上げたものです。
    お題は「春の海ひねもすのたりのたりかな」でした。
    春の潮騒 日差しがじりじりと背を焼いていく。
     手に持って歩いているジャケットもただ暑く邪魔苦しい。白い煉瓦敷きの道に歩く人影は少なく、まるでがらんとしたこの街に自分たちの足跡が響き渡り、何度も反響しているような錯覚すらしてくる。全面ガラス張りの建物たちは陽光を遠慮なく乱反射させ、せめてもの言い訳のように植えられた、細く頼りない街路樹を黒く浮き上がらせていた。しかし、影はそれ程濃くはない。まだ夏には遠いからだ。
    「暑いな」
     横を歩く男が、足を止めて呟いた。Yシャツの袖はとうに捲くられ、少し皺が寄ったハンカチで首筋を拭う。
    「殆ど風が無いからな」
     有栖は返して、隣に立ち止まった。歩道は煉瓦と青いガラスによる洒落たデザインが施されている。しかし、ガラスが嵌っていただろう場所は大抵ぽっこりと穴が開いていた。確かにガラス製の煉瓦はオブジェとしても美しいだろうが、だからといって歩道に埋まっているものをわざわざ外して持って帰るのは酔狂としか言い様がないだろう。
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