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    韓国

    卵白🍳

    MAIKING⑨尾の🦊とキケンな同居と言う韓国ドラマを見てイデアズでやって欲しい~!と思った九尾のキツネ💀×人間(?)🐙のラブコメの書きかけ。この後宝玉を守るために同居を提案してくる💀に🐙がキレたり、相性の悪い星座の男(宝玉に反応して身体が痛む)から💀に守られて🐙がときめいたり、いっしょに暮らす為の契約書を作ったりしてラブになってくはず。
    九尾のキツネとキケンな同居 都心のバークラブは週末のせいもあってか活気づいていた。シャンデリアの下がる薄暗い店内。ベルベットのボックスソファに腰かけて、モストロコーポレーションのCEOアズール・アーシェングロットは注がれたばかりの酒のグラスをゆらゆらと揺らしながら、ホステス達の話しに耳を傾けていた。
    「こわ~い! 九尾のキツネに化かされちゃう!」
    「キツネ?」
     アズールの隣に座っていた取引先の男がそう聞き返すと、給仕にあたっていたホステスがそのうつくしい口角をいっそうほころばせてたのしそうに笑った。
    「街で出ている噂話ですよ」
    「なんだ、くだらない」
     文脈と関係のない単語が気になっただけなのだろう。男はすぐに興味を無くしたのか、手元のビールジョッキに視線を落とした。
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    umsscc

    MOURNINGミ、韓国語面白がりそうだよね、という話(ミラプト、付き合う前)
    素なんてそう簡単に見せてやるものかパラダイスラウンジのカウンターの隅の席、クリプトの指定席になりつつあるそこに、赤い皿が並ぶのはこれで3回目だ。1回目はチリソースたっぷりのタコス。2回目はスパイスの効いたガパオライス。回を追う毎に赤味を増してく皿が、今日は遂に真っ赤になった。
    「や、やんにょ…ん?」
    「양념치킨.」
    「それそれ!」
    ヤンニョムチキン、鶏の唐揚げに辛味噌を絡めた故郷の料理。真っ赤に染まった手羽元と付け合わせの大根のピクルス。夢にまで見た定番の組み合わせに、まさかこんな異郷の地で出会えるとは。
    「やっぱお前の求める辛さってのはこういう辛さなんだろ?散々迷走したけど、ようやく辿り着いたぜ!」
    タコスもガパオライス美味しかったし、その旨も伝えていたのだが、長年客を見てきた料理人は手応えに満足しなかったようで。一度で終わるはずだったこの会が、気が付けば三度目だ。今日こそは、と意気込んで出されたメニューはまさに三度目の正直と言うに相応しく、クリプトは思わず喉を鳴らしてしまった。食に関してあまりいい思い出のない幼少時代を過ごしたが、それでも故郷の味は遺伝子に刻み込まれているようで、ツンと鼻を刺激する懐かしい香りに弥が上にも期待が高まる。
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