裏垢男子。(中編)この日は妹のような親友のようなレディからお誘いを受けていたはずだった。

「ミルズ、久しぶりだな」
「え！？ふーちゃん！？」

なんだ、私を見るなり驚いた顔をして。

「なんで来たの？とりあえず座って、あ。これメニューね」
「誘ったのは君じゃないか？」
「ん？んん…？……あ！エナのステージか！それ明日だよ！！」
「明日……！？」
「ふーちゃんそこまでボケてしもたんか？」

昔馴染みの4姉妹が切り盛りするカフェは、夜はステージ付きのバーに変わる。
そう、私はここにコンサートを見に来たはずだった。

「最近立て込んでて……ああ、締め切りより早く終わったから一日間違えてたのか…」
「どんまいふーちゃん、まあいっぱい食べて行きなよ。締め切りお疲れ様！」

【莱欧斯利】你眼中的蓝01
敲门的声音有点闷，我猛地回过神、差点把桌子上装着药膏的瓶瓶罐罐撞翻，沫芒宫这一片区域在下午的时候一般不会太忙碌，这个时候还来找我、估计是来送加班津贴的文件的。我清清嗓子喊了声“进”，随后就扭过头去接着处理手臂上的伤口，也没抬头去看来人是谁、只用下巴指了指办公桌的一角，然后说：“文件先放在那边，等我看完了会签好送过去的。”
等了很久都没等到文件夹落在桌面上的声音，我疑惑地抬头、意外地撞进一片带着温和笑意的澄蓝中，只不过眼神落到我手臂上那片看上去有点狰狞的伤口的时候就掺杂了些许担忧——我叹了口气、因为我向来觉得这种情绪并不适合出现在他的眼中。穿着制服的身影走近、伸手试图接过我的工作，修长的手指捡起桌上散乱的瓶罐挨个看了看、随后选中了其中一个旋开盖子，不出所料里面所剩无几，对方也叹了口气、最后竟然不知道从哪里变出来一个一模一样的药罐。