アニアク書きかけ③――カムイは時々、そういった思い出話をしてくれた。
お前達も知っておくべきだ、と言って。本心だったかはわからない。ただ、俺も聞いておくべきな気がしたし、何より、少なからず大事に思っていたろうあの人をその手で殺めたというカムイが話したいなら話させた方が良い気がした。
過ごした時間は少なく、結局どんな人物なのか掴みきれぬまま終わった神隼人という人間の事を俺はそうして断片的に知る。
……どうして、自分はもっとあの人を知ろうとしなかったんだろうと、後悔もした。
冷酷で情深く繊細で鋼のような意思を持ち、ひどく人間離れしていて誰より人間らしい――とても一人の中に収まりそうもない人物像でも、それがあの人だったという。

なめ七 むっこ
･｢俺だって、貴方のように奥義を使いこなせる
筈……｣
｢受けて立つわ、やってみなさい｣
･｢死ぬ気でやりなさい｣
｢背後には死神が、ですね｣

なめ七 なめ八
･｢父上を越えます｣
｢いいだろう、やってみなさい｣
･｢私が勝ったら矢面に立たせる｣
｢こりゃあ負けられませんね｣

なめ七 内崇良
･｢お前なら遠慮なくぶん殴れるな｣
｢それ、褒めてるのか？｣
･｢俺の踊りに見蕩れるなよ？｣
｢獣踊りにか？冗談を｣

なめ七 烈香
･｢烈香様、あとでお話が……｣
｢えっ今度はなんの件｣
･｢全力でいかせていただきます｣
｢いい子だ、来なさい｣

なめ七 なめ七
･｢俺の真似か？似すぎだな……｣
｢だが本物は明白だろう｣

0真桐（仮文）　重厚な扉を潜った先、東京でもめったにお目にかかれないような豪奢な雰囲気が桐生を迎え入れた。

『桐生ちゃん、暇ならちょっと大阪に行かない？』
　杉田ビルの備え付けの黒電話から聞こえたのは明らかな低音。その癖わざとらしい奇妙なしなを作った話し方と男である自分をちゃん付で呼ぶ人間を桐生は一人しか知らなかった。
「……風俗王か？」
『ご明察！！桐生ちゃんにどうしても連れていきたいお店があるの』
　この風俗王と名乗るオカマを含めた5人の億万長者“ファイブビリオネア”と不動産バトルをしたのはついこの間のことだ。
　ダメかしら？とこちらを伺う癖に、あれよあれよと日取りを決め、いつの間にか茉莉奈にも手を回していたことに桐生は関心を通り越して呆れの感情を抱いていた。

ソシャゲ風セリフボイス集🌼⭐︎3 花の舞う戦乙女

入手時「よろしく…お願いします！」

LVアップ「少しでも強くなれるよう、精進します」
LV2「……良い調子」
LV最大「もっと上へ……！」
LV上限解放「油断……しないようにします」

初ログイン「今日も良い日にできるよう、頑張ります！」
　朝「おはようございます！よく眠れましたか？」
　昼「こんにちは！……う、お腹すいた……」
　夕「おはこんばんにちは！……あれ？この挨拶であってますか？」
　夜「こんばんは、なるべく早く寝て下さいね？」

タップ1「どうしましたか？何かあればすぐ対応しますよ？」
タップ2「お菓子を焼いてみたのですが、色が黒くて。味は良いかもしれないので、食べてみてください！……………なんですか、鼻摘まないでください！」